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「迷ったらGo!」するといいことが起こったりするという話

前々回の「ゾロ目話」続編(ともいえる話)です。

1時間にゾロ目を3回目撃したあの日から数日後、ここ焼津の駅前通り商店街で「みんなでつくる、みんなのアソビバ」というイベントが開催…されるはずでした。息子とお友達を誘って遊びに行こうと計画していたのですが、あいにくの雨予報になってしまい、
「雨で中止だねぇ。残念!」
とママ友さんと話していました。しかし中止が決まると同時に「アソビBAR」なるものを急遽1日限定で開店するとのお知らせが入ってきました。場所は同じく駅前通り商店街のプレイボールカフェさん。開催前日になんと素早い決断、そして実行力。未来の焼津を担う若者たちよ、頼もしい!と感心しながら、
「明日はアソビBARに行きますよー!」
と旦那さんと息子に宣言したのでした。

翌日の雨はかなりのものでした。「う、うちでゆっくりするっていうのもいいかしらね…。(心の声)」ちょっと怯む私。すると旦那さん、
「行ってみようよ」
と、背中をポンと押してくれました。そうよね、私たち、ニューヨーク時代だって大雪の中をパーティーに出掛けていたんですもの。こんな雨、ちょろいものさ。それに今日の企画をしてくれたメンバーにありがとうの一言も伝えて応援したい。それは今日しかないものね。

ということで、迷ったけどGo!プレイボールカフェさんに着くと、ギターやカホンやウクレレを楽しむ人々や2階に設けてくれた人工芝生のお遊びスペースで遊ぶ子供たちでなかなかの盛況ぶり。地域おこし協力隊のメンバーさんにご挨拶もできたし家族でドリンクを飲んでのんびりしていたら、カウンターでオーダーをとってくれたスタッフの方とさりげない会話が始まりました。
「あ、お向かいのさんかくさんの方なんですね!」
石川県から最近焼津に移住してきたというその方に「どうして焼津?」とか夫婦で「なんでなんで攻撃」してしまいましたが(笑)始終笑顔でお話してくださいました。彼女はなんと英語も堪能だったのでアメリカ人の旦那さんも久々に妻以外と直面で英語が話せて大喜び。そして会話をしているうちに、私が前々から「一箱本棚オーナー制度」の本棚の空きを待っているという話をしたら、
「今、ひとつ空いてますよ~」
「えっ?!…借りますっ!」
ポンポーンと話が進み私は晴れて本棚オーナーとなったのでした。さんかくさんでは美味しいコーヒーが飲める日もあるし、ああ幸せ。いつも私の背中をポンと押してくれる旦那さんにも感謝しつつ、「迷ってもGo!」してよかったぁ、と心がぽっと温かくなりました。

さて、こうして私の背中をいつもポンと押したり励ましてくれる旦那さんですが、実はその彼との出会いも「迷ったらGo!」した結果の出来事なのです。それは2009年9月、レイバー・デー・ウィークエンド(労働者の日・アメリカでは毎年9月の第一月曜日)のことでした。

当時は「仕事と結婚」したような生活(しかもラブラブ状態で明け方まで働く日も珍しくなかった)をしていて、その連休は久々にゆっくりするぞー!というモードでした。友達からハウスパーティーに招待されていたのですが、「行くべきか、行かぬべきか」で迷い、どちらかというと「行かぬ」の方向で考えていました。ホストの彼女は私より若いし「きっと招待されている他のメンバーたちも若いよね。行ったら“おばさん”は浮いちゃうんじゃないだろうか」なんて考えていました。

どうして行く気になったのでしょう。これが運命の不思議なところ。けれど、この時も「迷ったらGo!」のおかげで旦那さんに出会えるという幸運に恵まれたのです。(詳しくはブログ Meg for Life で。)何気ない決断ひとつで人生が大きく変わる。あの時「迷ったらDon’t Go!」だったら旦那さんと会わなかったかもしれないし、私の人生は全く別のものになっていたかもしれない。

迷ったらGo!をすると、いいことが起こるみたい。
迷ったらGo!行動してみると次の何かに繋がる。

さんかくさんにある私の本棚の本を読んでくれた方々が楽しんでくれますように。

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