メキシコ・死者のパン: Pan de Muerto（パンデムエルト）

■材料

☆生地☆

強力粉　100g

薄力粉　100g

ドライイースト　小さじ1

牛乳　60ml

砂糖　40g

卵　1個

塩　小さじ1/2

オレンジの皮　大さじ1.5

無塩バター　45g

★仕上げ用★

砂糖、無塩バター適量

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1. 牛乳をレンジで人肌に温め、ドライイーストと砂糖を溶かす。

2. ホームベーカリーに1と生地の残りの材料を全部入れてこね、（手捏の場合はボウルで）一次発酵まで終わらせる。

3. 生地を六等分し、5個を丸く形成して、クッキングシートを敷いた天板に並べていく。

残りの1つは飾り用に。写真のようなパーツを5セット作る。（なんと骨のモチーフ！丸いのは頭蓋骨💀）

4. 天板のパンの上に写真のように乗せていく。

5. 30℃で20分ほど二次発酵させる

6. 180℃のオーブンで13-15分程度焼く。焼き色がつくまで。

7. 仕上げに溶かしバターをハケで塗り、上から砂糖を振りかけて完成♪

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【コラム】

11月2日と3日はメキシコの祝祭「ディア・デ・ムエルト（死者の日）」。日本ではお盆に当たります。今回紹介した「パン・デ・ムエルト（死者のパン）」はこの祝祭の時に食べられるもの。怖い？そんなことはありません。メキシコでは死を「苦しみからの解放」と捉えていて、死者の日もとびっきり明るく祝うのです。墓地を中心とした町はオレンジのマリーゴールドであふれ、人々は死を可愛くキャラクター化した骸骨の仮装をして、バンド演奏と共に町を練り歩きます。（ハロウィンとルーツが近いそう。）

そんな日に食べられるパンデムエルトも、オレンジの甘い香りが口いっぱいに広がるハッピーなパン。毎日を一生懸命生きて、死は全ての辛いことから解放される時。そんなメキシコ人の考え方にはっとさせられました。