京都ライター塾@第8期 「はじめて」から見た講座レポート③
少しだけ「書く」が身近に
2023年2月18日(土)、京都ライター塾 第3回目の講座を受講しました!
相変わらず体感は"あっという間の2週間"ですが、レポートや課題があることで「書く」というタスクを少しづつ日常に取り入れられている(気がしている)今日この頃。
ライター塾のおかげで強制的に「書く」時間を作れていることは、何かと腰が重い私にとって本当にありがたい(よかった)ことの1つ!
まだまだ亀の歩みですが、せっかく「書くことが身近に」なってきたので少しづつ何らかのアウトプットもしていこうと思います。
第3回目のテーマは「企画の立て方」。今回も「はじめて」から見える・感じるポイントをピックアップしながらレポートしてまいります!
全体の流れ
今回、初めて自分の書いた文章(前回課題)に江角さんから「添削(朱入れ)」をしていただきました。
上の画像は私の課題資料のほんの一部ですが、とても細かく丁寧に添削してくださっています。(個人的に、まず江角さんが自分の文章を添削してくださったことに感動してしまいました・・!)
"朱入れは否定ではなく提案"と江角さん。
拙いなりに悩みながら絞り出した文章(課題)だったので、添削してもらった箇所は「そっちだったか~!」と自分との答え合わせができたり、自分の文章がスッキリと読みやすくなっていることへの感動だったり、「自分の文章をちゃんと見てくれている(さらには良くなっている)」ことがとても心強く有難く感じました。「添削はよりよい文章にするためにある」と学びましたが、本当にその通りですね。
ほかには、受講生の添削文をお互いに見合ったり、企画の種を立てるミニワークを挟んだりと、今回もあっという間の3時間でした。
◆「企画を立てる」スキルはあった方がいい
ライターが仕事を依頼してもらうためにできることは、主に以下5つ。
• 公式サイト(ブログも可)を持つ
• 実績を作る→ブログなど載せる
• クラウドソーシングに登録する
• 誰かに紹介してもらう
• 出版社や編集プロダクションに企画を提案する
今回は上記のうち「企画を提案する(企画をたてて、持ち込む)」にフォーカスを当てた講義ですが、ほかの4つと違う点があります。
それは、「自分でなく"企画"を売り込む」ということ。
実績のないライターが「自分」を売り込むのはハードルが高く感じますが、「企画」であればあくまでも着目される点は「企画」。
提案先のニーズにマッチしていれば、仕事につながる可能性も高くなりますし、自分で考える企画=自分のやりたい仕事ができるとも言えますよね。
実際に、売れっ子ライターと呼ばれる方々は、だいたい企画を立てて持ち込んでいるのだそう!
確かに、自分の"得意"や”興味”を企画に活かすことができれば、おのずと”いい記事”が書けそうな気がします。このサイクルが確立できれば、読者もクライアントも自分も嬉しいwin-winの状態につながるのだろうと感じました。
ライターにとって、自分で仕事をコントロールしやすくするためにも「企画を立てる」スキルは必要(あるに越したことはない)!ということですね。
◆どうやって企画を立てる?
では、実際にどうやって企画を立てるのでしょうか。
▼STEP1 記事を書きたい媒体を見つける
→まずは自分の好きな媒体・興味が合っている媒体・書きたいテーマを扱っている媒体ect…を見つけます。
仕事がしたいなら、まずは原稿料が発生するところを見つけるところから!
▼STEP2 その媒体(出版社等)を調べる
→その媒体の「コンセプト」や「読者の興味があること」を調べます。
「自分(の企画)が参入できる余地があるか」を探るSTEPでもあると感じました。
企画を立てるまでの準備は、主にこの2STEPです。
自分の"興味"や"得意"が媒体のニーズにマッチするか、もしくは合わせられる技量があるか。”読者の興味をそそることができるか・役立てるか”にフォーカスを当てることが大切ですね。
このほか、「自分のメディア(note,blog,Twitter等)で記事を書く」という方法もありました。その場合は「企画ネタをサンプル記事としてストック→書きたい媒体に合わせて編集→提案」といった流れとなり、これもアリなのだそう!
◆自分の強みはこうやって見つける!
続いて、「自分だからこそ書ける企画(=強み)」を見つける方法です。
江角さんがとても分かりやすい図で説明してくださいました。
企画において自分の強みを見つけるには、上記3つの視点が重なる部分(赤い箇所)を探すといいのだそう!
その媒体において「ニーズは何か?自分だから書けることは何か?新しい情報か?」の3軸で考えることが大切、ということですね。
江角さんも「ここが大事で、ここが難しい」と仰っていましたが、自由に創造できる分「ニーズを読み取る力」や「切り口を考えるセンス」といったスキルが必要なのだろうと感じました。
◆企画を立ててみよう!
書きたい媒体も記事の方向性も決まったら、いよいよ「企画」立て。
「いい企画」を立てるために考えたい、具体的なポイントをお伝えします!
例えば、学生向けの企画であれば「暗記力を鍛えるための〇〇!」だったり、自分に「痩せたい」という悩みがあったら「〇〇ダイエットを1ヶ月試してみた!」など。
上のポイントを切り口に「具体的な企画案」を考えていきます。
続いて、あらかじめ意識しておく「4つのポイント」がこちら。
上のポイントにそって企画を出したら、そのテーマを「掘り下げ」「何を伝えたいのか」を明確にして「企画」を深めます。どの角度でその企画を打ち出すかの「切り口」も重要!
あとは"企画書(A4用紙 1枚)"にまとめて提出するのみ。京都ライター塾では企画書の書き方レクチャー&フォーマットのサンプルも共有いただけます。
企画のタネを拾える自分でいたい
前回、文章を書く前には「準備(構成など)」が必要だと学びましたが「企画を立てる」にも、やはり事前の「準備」が大切だということがよくわかりました。やみくもに企画を立てても「よい企画」につなげるのは難しい!ということですね。
日常にゴロゴロ落ちていそうな企画のタネですが、それを拾うも拾わないも、どう料理するかも、すべては自分次第。
企画を立てたことがほぼない私ですが、まずはそのタネを見逃さずに拾っていきたいところ。「企画が立てられるライター」を目指すべく、五感を磨き、アンテナを張って日々過ごす癖をつけていこうと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?