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講師紹介~ico.(デザイン)~

10月20日(金)開催「デザイン」ワークショップ講師のおひとり、ico.様をご紹介します。


ico.さんってどんな人?

お名前:ico.
職業:フリーイラストレーター
出身:宮城県
お住まい:福島市
学歴:東北芸術工科大学 現企画構想学科(旧:未来デザイン学系情報デザインコース) 卒


ご自身の似顔絵イラスト

どんなことをしているの?

大学時代からイラストの仕事を始め、仙台のデザイン会社に3年弱勤務した後、2011年からイラストレーターとして活動しています。(フリーランス)
女性誌の挿絵や、百貨店や化粧品の企業広告など、女性向けイラストを中心に、地元の宮城県や福島の観光事業や復興事業のイラストも手掛けています。   
また、2022年からは防災イラスト資料集「防災ポートフォリオ」を公開し、東日本大震災と令和元年東日本台風での被災経験をイラストや4コマ漫画で発信しています。 


ico.さんがてがけた「ふくしまピーチホリデイ」のビジュアル

これまでの主な取り組み

・震災プロジェクトへボランティア&イラストや漫画でプロジェクトをPR
(名取市海岸林再生プロジェクト)
 
・チャリティショップmolicoの運営
(売上を名取市海岸林再生プロジェクトへ寄附)
 
・4コマ漫画やすごろくで災害教訓を発信
(防災イラスト資料集 web「防災ポートフォリオ」運営)
 
・防災啓発活動
(防災ワークショップや講演会など/防災士資格を取得、福島市防災士の会会員)

なぜ今の職業に?

東京で活躍しているイラストレーターさんと偶然出会ったことでイラストレーターという職業が身近に。当初、黒柳徹子さんのように本も書いて基金を立ち上げたり(徹子基金)、ユニセフ大使など社会貢献している方を見て「自分もこうなりたい!」と思いました。なかなか会社の一社員ではそういった活動ができないと感じ、思い切って一個人(フリーランス)になりました。 

どんな生徒・学生だった?

漫画は描いていましたが部活は陸上部。将来の夢も、進学や就職についても、何も思い描くものがない状態でした。私は特に高校も普通科だったので周りに美術系を目指す人がおらず、創作に目覚めたきっかけは「T Vの中の人」を観て、でした。

なぜその進路を選んだの?

高校3年生の県総体が終わった頃、ようやく創作意欲が湧き「イラストか文章を書きたい」と思えました。合同大学説明会で恩師に出会い、「当コースならどっちもやれるよ」と言われ即決。AO入試まで、先生の個別指導のもとデッサンなどの指導を受けました。

高校生へのメッセージ

将来の夢がない、進路の希望もない、というのは、「まだ出会ってない」だけなのかなと思うのです。沢山の人と出会って、自分の足で様々な場所や機会に触れて経験して行くと、ある時「これがしたい!」という物事が突然現れます。それまでは漠然とした不安もあるかも知れませんが、今できることを積み重ねて行けば大丈夫ですからね。

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