UberエンジニアEugeneが語る ミツモア"0-100急成長期"の開発秘話
こんにちは!ミツモアの新人広報担当の香焼(こうたき)です。
今回はDropboxやAirbnbなどに出資するY Combinator(※1)にも選ばれたスタートアップ創業者であり、Uberのエンジニア経験を持つミツモアのエンジニアEugeneとCTOの柄澤との対談をお届けします。
タイトルの"0-100"は急成長中のミツモアメンバーの人数。じつは、ミツモアのメンバーはまもなく150名に届こうかというところです。
現在、ミツモアは事業拡大を進めておりエンジニア・デザイナー・PdMをはじめ多くの職種で積極採用中です。ぜひWantedlyのリンクからカジュアルに面談をリクエストしてください。
エンジニアチームの詳しいご紹介は「ミツモア エンジニア向け会社説明資料 / about meetsmore for engineers」を公開しておりますので、そちらも併せてご確認ください。
※1 シリコンバレーで最も注目を集めるVCのひとつ。投資だけでなくシード期の育成も積極的に行なう。
ミツモアの共同創業者 兼 CTOの柄澤史也(写真左)がEugeneに直撃インタビューをしました!
創業当初の2017年末から、ミツモアのテクノロジーに貢献してくれてきたEugene。
シリコンバレーのY Combinatorに選出されたスタートアップ企業を創業し、その後Uberのエンジニアとして働いた経験ありと、華やかな経歴を持つEugene。彼はなぜ日本へ来て、なぜ創業間もない頃のミツモアへジョインしたのか? ミツモアCTOの柄澤によるインタビューをスタートしましょう!
Please see here for the English version of this interview.
Y Combinatorでの経験
Y Combinatorのバッジに選ばれたIoTベンチャー起業家時代。共同創業者(写真左)とEugene(右)
柄澤(以下K): Eugeneはいつごろ日本に来たの?
Eugene(以下E): 初めて日本に来たのは2017年かな。日本に住みだしたのは2018年の7月ぐらい。
K: 日本に来る前は、自分でベンチャー企業を立ち上げて、Y Combinatorのバッジにも選ばれた。その後ウーバーにジョイン。まず、会社を立ち上げた時のことを教えて。
E: 共同創業者と一緒にIoTの会社を立ち上げたんだ。ベイエリアで育ったので、10代後半ごろからスタートアップにはずっと興味があったからね。GoogleやFacebookのような会社を近くで見てきて、テクノロジーによって人類の進歩が急激に加速していく様を感じたんだ。
K: その会社がY Combinatorに選ばれたけど、それはどんな経験でした?
E: 会社を経営するのはすごくタフで孤独だった。Y Combinatorでは自分たちと同じような問題に直面していた会社からノウハウをシェアしてもらったりアドバイスをもらったりできたのでとても助けになったよ。
成長期のUberにジョイン
Uberでの最初のチームメンバーとのショット
K: そのあとUberで働き始めたのはいつ頃?
E: 2014年の10月。入った時はエンジニアが200人ぐらいで会社全体でも1500人くらい。やめた時にはエンジニアは2000人になって全体でも25000人と10倍以上の規模になってたよ。Uberに入ったのは会社のミッションにすごく共感したし、個人的に体験した問題をUberが解決していたから。
K: なるほど、じゃあUberがユニコーンになっていく成長期にいたわけだ。Uberの急成長はどう感じていた?
E: 自分はUberの料金システムのほとんどを開発してた。Uberに入ってくるお金全体を管理するシステム。そのシステムを通じて支払われた金額もとてつもなかったし、世界中でUberを使った移動の数に圧倒された。Uberは急速に成長していたので、開発における最適な実装とリリース速度のトレードオフを常に考えないといけなかった。その中でどうシステムを開発していくかを学んだよ。
なぜミツモアに?
ミツモアの日比谷オフィスにあるリフレッシュエリアにて。時にはインターン生からシリコンバレーの働き方を尋ねられることも
K:3年前に話したとき、ミツモアに入社した理由を聞いたね。主な理由は、「Googleが情報検索の意味を変えたように、MeetsMoreは人々がローカルサービスを利用する方法を完全に変えることができる」と信じていたからだと。これまでどうだった?
E:正直なところ、最初の1年半は本当に苦労したと思う。僕たちはさまざまなことを試したけど、どれも実際には機能しなかった。そして、2019年の秋、CEOの彩子さんとお話をしたことを覚えているよ。僕、彩子さん、そして吉村さんとで根本的に新しいプロダクトのアイデアを試すことになったと聞いたんだ。それは大きなリスクで、機能するかどうかはわからなかった。しかし、リリースしてからは劇的に変わった気がしたよ。この「自動応募」(※2) 導入というプロダクトの中枢の大きな転換点は大成功。取り組んでいるすべての人が非常に集中力とエネルギーを持ったことを覚えている。ビジネスチームとプロダクトチーム両方でやり取りした開発サイクルのスピードは驚くべきものだったよ。今振り返ると、その瞬間は本当にミツモアのターニングポイントのように感じたね。
小さなチームでこんなに複雑なプロダクトを構築し、世界の他のどの企業よりも優れたプロダクトにできた。ミツモアが現在行っていることを見ると非常に驚くよ。よく米国、中国、インド、東南アジアのローカルサービス市場の企業を見ているけど、より良いプロダクトエクスペリエンスを提供した人にはまだ出会ってない。ミツモアのプロダクトやエンジニアリングチームは、日本で最高のチームの1つであるだけでなく、世界でも最高のチームの1つであると強く信じているよ。
K: おお、それは胸が熱くなるコメントだね! では最後に、ミツモアで働いていて良いと感じるところはどこか聞かせて。
E: ミツモアはプロダクトとしてもさまざまな挑戦があるので、働きがいがある会社だと思う。ミツモアにはたくさんの種類のサービスがあり、それぞれで期待される部分が全く異なるので、あたかもサービスごとにそれぞれのプロダクトがあるかのように感じる。そんなニュアンスが異なるサービスを横断してユーザーエクスペリエンスを作ることはとても難しいし、同時にやりがいも非常に大きい。
K: 話を聞かせてくれてありがとう。
E: どういたしまして!
※2 ミツモアは2019年12月にこれまでの「手動応募」から「自動応募」への変更に着手を始めた
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成長期のUber、そして急成長を続けるミツモアのエンジニアチームをけん引しているEugeneのインタビュー、いかがでしたか?
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