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往復3時間通勤とマミートラックからの脱出!【新しい働き方インタビューbombomさん|前編】

在宅勤務で理想の働き方を実現
IT商社経理  bombomさん|前編

新卒から勤める都内の会社で営業や経理の仕事をしていたbombomさん。1年半前に育休から復職したものの、通勤に往復3時間かかる中での時短勤務に両立の不安を感じ、また責任ある仕事が任せてもらえない「マミートラック」に悩み、抜け出したい!と決意します。

そして今、スキルアップできるIT商社の経理の仕事で、週4日在宅勤務+週1日出社という理想の働き方に出合い、生き生きと働いています。「meetcareer(ミートキャリア)のキャリアカウンセリングが転職活動が転機となった」というbombomさんに、仕事探しの過程や軸、カウンセリングで得たものについてお聞きしました。

bombomさんプロフィール
埼玉県在住。新卒入社した建設業界の企業で、営業や経理に従事。エンジニアへの憧れから、独学でプログラミングも勉強。育休後、時短勤務で復職したものの、マミートラックに悩んで転職を決意。IT商社の経理の仕事に出合い、以前から理想だった在宅勤務(週4在宅、週1通勤)を実現。家族は夫と2歳の娘。

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スキルアップが見込めず
不安だった育休明け

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―――時短で育休復帰された後はどんなお仕事をされていたのでしょう?復職してすぐ「マミートラック」を感じて悩んだのでしょうか?

元々、法人営業を2年、営業アシスタントを4年、復職した後は経理を1年経験しました。経理として日々は請求書発行や注文書の受け処理等を行っていました。レシートを糊で貼ったり、ファイリングしたり、営業部門の社員が出した経費とレシート見比べたり…といった作業もあり、スキルが着くとは言い難い仕事でした。
そんな中でも、ルーティーンワークに加え、社内の業務改善に努めました。具体的には、紙に手書きしていた作業をシステム化することで、作業時間を1時間から10分に短縮しました。生まれた時間を利用して、業務の幅を広げました。
でも、責任ある仕事は任せてもらえず、スキルアップが見込めない。このまま、ずっと働いていいのか不安でした。

―――手作業のシステム化とはすごいですね。ご自分でシステムを組まれたのですか⁈

元々エンジニアへの憧れがあり、独学でプログラミングを勉強していました。そこで、システム化の提案をし、仕様書を書くなどして、情報システム課の社員と一緒に創り上げました。この経験から「自分のアイデアを形にできるプログラマーはかっこいい!私もプログラミングできるようになりたい!」と思うようになり、ゆくゆくはスキルを身に着ければ働く場所や時間にとらわれない(在宅勤務も可能な)開発エンジニアの仕事に就きたいと思っていました。

在宅勤務の営業/経理か
憧れのエンジニアか

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―――在宅勤務をしたいという希望を叶えるため、近づくために、プログラミングを独学されていたのですね!それではお仕事探しはエンジニアの仕事を軸にされたんでしょうか。

私が仕事探しで叶えたかったことは、「通勤時間を勤務時間に変えること」「スキルアップできる環境であること」「給与を上げること」の3つでした。
そのため、
① 今のスキル(営業や営業事務、経理)で在宅勤務できる仕事
② スキルを身に着ければ、働く場所・時間にとらわれない開発エンジニアの仕事
に就くことを目標としていました。

―――しっかりと自己分析され、軸を持って活動されたご様子です!最初から軸ははっきりしていましたか?

いえ、エンジニアの仕事に興味がありつつ、営業や営業事務、経理も在宅でできる世の中になってきているとは思うので、そっちを目指した方がいいのか…?と迷っていました。
そこで、ひたすら、叶えたいことの優先順位付けと自己分析を行いました。何が不満なのか?今の会社では解決できないのか?なぜ転職したいのか?
meetcareer(ミートキャリア)のキャリアカウンセリングでも自分の思考を掘り下げて頂き、やっと軸が固まりました。

―――第三者の手も借りつつ、自己分析を深められた結果ですね。その後、お仕事探しは順調でしたか?

エンジニアの仕事は実務未経験で、はじめから在宅勤務はできないと分かっていたので、通勤できる範囲で探しました。ですが、保育園への送迎時間から逆算すると、勤務地や就業時間などが限られ、そもそも応募できる候補が少なく、苦戦しました。
営業や営業事務、経理で在宅勤務可能な仕事は、あまり件数はありませんでしたが、面接で自分の今までの経験を存分にアピールすることができました。先方にも熱意や実績、一緒に働くイメージが伝わりやすかったのかなと思います。

自分の強みに気づき
自信が持てるように

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―――お仕事探しと並行し、meetcareer(ミートキャリア)のキャリアカウンセリングを受けられました。ご自身にどんな変化や気づきがありましたか?

キャリアカウンセリングでは自分の気づいていない強みを教わり、背中を押してもらい、まさに私の中で転機となりました。

私は営業推進チームで事務として働いていたとき、メイン業務の見積作成をしつつ、売上分析も行っていたのですが、この事務時代を何のスキルとも思っておらず、むしろ営業からのキャリアダウンと考えていました。でも、カウンセラーさんに「営業推進チームで営業戦略を考えていたってすごい強みですよ!」と言われて、光が見えました。
また、それまではワーママであることをどこか後ろめたく思う気持ちがあったのですが、カウンセラーさんから「自分の希望や条件をしっかり言語化して伝える。それが誠意あることだし、実際に入社してからもミスマッチが少ない」と教わり、霧が晴れたような気持ちになりました。

カウンセリングの後は「面接練習」をしてもらい、自信を持つことができました。それまでの私は業務内容や成果に自信が持てず、「私なんか…」「自分を必要としてくれる会社なんてある?」と思っていました。しかし、面接練習する中で、また自分の強みを見つけることができ、励まされ、背中を押していただきました。

―――自信を持って臨めたことが、良い結果を生んだのですね。今の会社で採用された決め手は何だったと考えていますか?

前職で経験した経理とは違う仕事なので、経験を活かせることばかりではありません。でも、経理時代に業務改善のためにマクロを組んだり、営業推進チーム時代に営業戦略の立案をしたことを評価していただいたと思います。
また、前職での与えられた仕事だけをやる環境や仕事の幅が決まっていることに歯がゆい思いをしていること、チャレンジしたい気持ちがあることも、素直に伝えることができました。

―――ご自身が大切にされてきたチャレンジの姿勢が伝わったんですね。お仕事探しでも「スキルアップできること」が叶えたいことの1つでした。新しいお仕事ではチャレンジできる環境がありますか?

はい、経理の業務の幅を広げられています!細かいところでは…仕事の処理スピードを上げるために、エクセルやGmailのショートカット、ALTキーの活用方法なども教えてもらい、毎日学びが多いです。
社内は男女問わずチャレンジできる環境が整えられており、女性管理職も大勢います。モチベーション高く業務に取り組めています。

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今、働き方にも仕事内容にも満足しているというbombomさん。
プログラミングの勉強をする、業務改善の提案をする、自己分析をする、キャリアカウンセリングを受ける―。どんな場面でも理想を夢見るだけではなく、一歩動いてみるbombomさんのそんな姿勢が、理想の仕事との出合いにつながったようです。

meetcareer(ミートキャリア)の担当カウンセラーは「bombomさんはカウンセリングを受けた後の面接練習の頃にはご自分の仕事探しで優先したいことは何かがハッキリしてきて、ブレなくなったのが本当に印象的でした。カウンセリングを利用して、ご自分の中で思考整理し、軸を定めた結果だと思います!」と話しています。

後編では、週4日在宅勤務、週1日出社というフレキシブルな働き方について、どんな風に仕事をしているの?お子さんや生活の変化は?などをお聞きします。在宅勤務(リモートワーク)に興味があるという方、ぜひご覧くださいね。(来週公開予定)

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bombomさんも利用したキャリアカウンセリングにご興味のある方、自分らしい働き方を考えたい方、ぜひmeetcareer(ミートキャリア)にご登録ください(登録無料)。

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