転勤族の妻、出産タイミング、強みがない!アラサーのキャリアの悩み
結婚・出産・キャリア…社会人経験も数年、悩み事が増えるアラサー世代。
漠然と不安な状態であれば、まずは知るところから。
本日のnoteは、ミートキャリアで先日開催したオンラインイベント「アラサーのキャリアどーする⁉問題」から、登壇者のアラサー3人の本音トーク骨子をQA形式でお届けします!
気になるどーする⁉問題があったらぜひ!
転妻の悩み 夫の転勤どーする!?問題
ささくれさんの場合
Q:海外転勤があった時どんな気持ちでしたか?どんな行動をしましたか?
A:付き合っている時から夫が海外赴任志望であることは聞いていたものの、実感はなく、結婚して実際に夫が海外転勤になって初めてこの先自分のキャリアをどうするか考えました。
会社の代表に相談したら「リモートでOK」と言われ、海外に引っ越した後も、そのまま現職を継続することに。4年前のことですが、会社の事業内容や代表の考えも後押しし、意外とスムーズに海外リモート転勤が叶いました。
夫に「ついて来て欲しい」とは言われたけど、判断するのは私だと思っていました。だから夫には、仕事も住まいも苗字も変わる大きな決断を迫られる中で、私が自分の仕事に対してどう思っているのか、だから私はこういう決断をしたという事を伝えたいと思いました。
その時に「ああ、私って今の仕事好きなんだな」「でも夫と暮らすことも重要なんだな」と実感できました。現職を継続できる条件もそろいつつ、自分の気持ちも固まったので、夫には「自分で行くと決めた」と伝えました。気持ちの問題ですが、「ついて行く」とは言わず(笑)。
Q:海外から日本企業にリモート勤務。やりにくさはなかったですか?
A:時差は東南アジアに住んでいる限りは問題にはなりません。ただ、当時は今ほどリモートの前提が共有されていない状態でした。
私だけリモートで、ほかはみんな出社。そんな中、自分が思っていることを在社メンバーに言うのを躊躇してしまったり。仕事も日本に居た頃はプロジェクトマネージャーもやっていましたが、段々と施策を回すだけになってしまったり、私のやりたいことと会社が期待することに食い違いが起きるようになり、結局この会社は退職しました。
Q:その後1年くらいの充電期間は何をしていましたか?
A:前職を辞めてから、一時、仕事をしてない自分に価値がないと思って落ち込みました。
しかし、仕事をしてない自分にネガティブな感情を持ち続けるのは視野が狭くなると気づき、小学生みたいにその日暮らしをして過ごしていました。その日朝やりたいと思ったことを順番にやってみたり、1日プールでtwitterを見てたり。
すると、仕事をしていなくても、夫と楽しく暮らせていることに気づき、そんな自分もありと思えて焦らなくなりました。
その後再び働き始めた今、ああ、私は自分が楽しいから働いているんだなと気づきました。
Q:昨年、海外在住のまま日本企業にリモート転職。すごいですよね?!
A:転職活動はまずは「自分がやりたい仕事」から考え、リモート×職種で調べました。転職先は日本企業で、採用の仕事です。私は英語が得意なわけではないので、海外でのチャレンジはせず、自分の志向性で選びました。
私は今こういうイベントの場でお話ししているから「この人すごそう」と思われたり、結果だけ見たら「すごい」と思われるかもしれないのですが、私は大企業でバリバリ働いてきたわけでもなく‥‥。リモート転職は今ならできると思います。できると思います!
30代の「強みがわからない」どーする!?問題
natsucoさんの場合
Q:28歳の壁。どんなお悩みでしたか?
A:私は新卒で就職してから、5年おきにキャリアに悩む「壁」が訪れました。
その1回目が28歳。周りが結婚出産を始め、私も当時付き合っていた人には30までには結婚しようと言われていたけど…。仕事では後輩も増えてきて、任されることも増えてくる中で、30歳を前に私はこれからどうする?
育休などの会社の体制は整っていたので、先に結婚出産を考えたらいいのでは?でも下からの突き上げがすごくて、復職した後、自分の居場所ないのでは?何を選択したら一番いい?とモヤつきました。
選択肢が全部包含できず、何かを諦めなければ何かを得られないんじゃないかと思って悩みました。
そんな時、上司に「ライフとキャリアを一緒に考えない方がいい」と言われたことが転機となりました。
ライフイベントはコントロールできないけど、キャリアは自分の意志でコントロールできる。ライフに何かあった時に柔軟に対応できるよう、キャリアの選択肢をたくさん作っておくことが大事、という意味です。
そこからライフとキャリア別に考えるようになりました。
そしてリーダー職や後輩育成をやっていく決断をして、社内の20代30代女性のキャリアを一緒に考えたりもしました。自分で選択した感が納得感につながったのが良かったです。
Q:33歳の時のお悩みは、どんなものでしたか?
A:経験してきた職種がSE、法人営業、個人営業と点々としていたので、10年間1つの経験を積み上げてきた人に比べると私には「これができると言えるものがない」と感じたのがきっかけです。
また、少し話はそれますが、当時の転職支援の仕事ではその人のキャリアに寄り添えないもどかしさもあり、それも含めてモヤモヤしていました。
この時は転職活動をしたことで自分を見つめ直し、結果的にサービスの企画や運営をする仕事に異動することになりました。ただ、1つの仕事しかしないことに怖さも感じ始め、ミートキャリアでカウンセリングの副業を始めました。
この時は、自分の強みが自分で分からないことが一番の弊害だったと思います。
今思えば、経験が点々としているのも、1社で続けているのも武器になると分かりますが、その時自分ではわかっていませんでした。転職活動で他社から言ってもらったことが強みの発見につながり、自信になりました。
※2023.6 natsucoさんはミートキャリアでの業務を終了しました。ありがとうございました!
出産タイミングどーする!?問題
ももこさんの場合
Q:結婚後、転職されて、妊娠のタイミングは希望とおりでしたか?
A:新卒で数万人社員がいるような大手企業に入りましたが、産休育休を取るとリーダー職になれる時期も遅くなり、なかなか経験値が積めないなと感じていました。
そこで早めに色んな経験値を積んでキャリアアップしたいと思い、結婚とほぼ同時に転職。しかし転職して4カ月後、予想以上に早く妊娠が分かりました。「うわっまだ経験積んでない!」という感じでした。
Q:育休復職後の働き方はどうでしたか?
A:1年育休を取って復職しましたが、幸い子どもは体が強くて呼び出しもほとんどなく、大変だったという時期はありませんでした。
仕事は上期の半年間はセーブしてもらったものの、その後は大口契約のお客様を持てる仕事をアサインしてもらえるようになりました。そして、復帰後1年でリーダー職に昇進、今年からチームを持って働いています。
昇進は、産休前に重要企業との新規契約を獲得したことと、復職後の下期に大口案件を受注したことで、営業成績を認められた形だと思います。育休に入る前、もう休むことは見えているので、今やることをやるしかないと突っ走っていたのが良かったのかもしれません。
Q:転職活動時は自分の希望をどう伝えましたか?どう探しましたか?
A:前職では2割くらいが女性社員でしたが、独身で平日は夜遅くまでバリバリ、週末はゴルフというような方か、それ以外は時短ママという感じで極端でした。自分はその中間がいいなと思っていたので、そこにこだわってキャリアアップしつつ、数年以内に妊娠出産もしたいことも伝えました。ロールモデルはいなかったのですが、なりたいイメージは強く持っていました。
転職活動では4年前でしたが、リモートの制度があること、面接でどんな方と働くのかをよく確認しました。今の会社を受けた時はバリキャリ寄りのワーママ管理職の方がいたのですが、会社からは「産後も活躍できる人材増やしていきたい」という声があったので決意しました。
「自分が最初のモデルになります」くらいの気持ちで話しました。強気ですよね笑。30代の今はもう言えないかもしれません。
Q:ミートキャリアの自己分析プログラムを受け始めたのはなぜ?
「バリバリとゆるゆるの中間」の働き方と、指標の一つにしていたリーダー職が達成されたことで、「次、どうしよう」と思ったことがきっかけです。
会社からは「次はマネージャー職を考えてね」と言われるのですが、私はこのまま営業でいいのかな?管理職をやりたいのかな? と自分と向き合いたかったからです。
自己分析を通じて、書くことに興味がある自分にも気づき、30代はアウトプットをしっかりやりたいなと思い、Twitterやnoteも始めました。
※2022.8 ももこさんの受講したテキストプログラム自己分析編はサービスを終了しています。最新情報はホームページをご覧ください。
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結婚・出産・ライフイベント期の働き方やキャリアにお悩みの方へ
「ずっとこのままの仕事・生活でいいのかな…」「自分の強み・やりたいことがわからない…」こんなふうに感じている方は、ミートキャリアにご相談ください。
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