ミートキャリア/meetcareer
卒業生インタビュー:受ける側から、提供する側へ! 副業キャリアカウンセラーになった、ある人事の一年
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卒業生インタビュー:受ける側から、提供する側へ! 副業キャリアカウンセラーになった、ある人事の一年

ミートキャリア/meetcareer

キャリアカウンセラー養成講座(2022年6月より、キャリアサポーター・アカデミーにリニュアルしました)卒業後、ミートキャリアのキャリアサポーターに副業参画した柏村有美さん。本業の人事職でも、キャリアカウンセリングの知識・スキルが大いに活かされているそう。
講座を受けてどんな風に変わった? キャリアサポーターになるまでにしたことはある? 柏村さんの激動の一年間を伺いました。

▼柏村さんが受講したミートキャリアの養成講座は、「本気でキャリアカウンセリングのスキル向上を目指すための実践重視型の講座」です。

自分の経歴が、大嫌いだった

——キャリアサポーター合格、おめでとうございます! さっそくですが、まずは現在の柏村さんのことを簡単に教えてください。

ありがとうございます! 嬉しさと身の引き締まる思いでいっぱいです!!

現在、私は日用雑貨品メーカーの人事として、研究開発部門の人材/組織開発を担当しています。社内では、若手のリーダーシップ研修や1on1ミーティングの管理職研修、メンター制度企画実施などを仕掛けつつ、ミートキャリアのキャリアサポーターの副業もスタートさせていただくというところです。
プライベートでは、5歳と3歳の男の子のママをしています。

——とっても活動的でいらっしゃいますね、すごい。

いえいえ…でも、一年前の私はどん底にいたので、その時のことを考えると、自分でも変わったなって思います(笑)。

——差し支えなければ、どん底のお話も含め(笑)、
これまでのご経歴を教えていただけますか?


はい、大丈夫です(笑)。
理系の大学院を卒業して今の会社に入社し、研究開発職に就き、基礎研究の部署に配属されました。もともと「消費者の日々の暮らしを豊かにするような仕事がやりたい」という思いがあったので、入社3年目に、自ら希望を出して、より消費者に近い製品開発の部署に異動しました。

ところが、年次が上がるにつれ、トラブル対応での急な出張や深夜残業が続く時期があり、心身ともに参ってしまって。結婚を機に、人事と相談のうえ、研究職から広報へ異動しました。

「やりたいって自分で手を挙げたのに、その場を去った」。自己嫌悪に陥った私は、自己肯定感をすっかり失ってしまいました。

私は、やりたいこととか、あまり考えない方がいいのかな…そのほうが、周りに迷惑をかけないのかな。そう思うようになりました。誰に責められたわけでもないのに。

2年ほど広報を経験したところで妊娠し、1年半の育休を経て復帰したら、今度は人事に配属に。

でもすぐに第二子を授かったので、1年も経たないうちにまた育休に入ったのですが、コロナの影響でなかなか復帰できず。2020年の夏にようやく帰ってきたら、上司も変わっていて、急にほぼフルリモートになっていて、PCの向こうにあるのはまるで知らない場所でした

研究開発職時代の柏村さん。

時短勤務で、人事としての経験も浅く自信のない私は、自ら率先してサポート業務を見つけて進めていました。本当はもっと裁量のある仕事もやってみたかったけれど、やりたいことを主張してもしまたやり切れなかったら、迷惑をかけてしまう…そう思うと、とても言えませんでした。連続して取った育休から帰ってきたばかりだったので、余計に「そんなのはわがままだ」とも勝手に思ってしまっていました。

慣れないオンラインで研修のファシリテーションをすれば、若手社員に「やりたいこと探そう!」「自律したキャリアを!」と喋る自分の言葉が、ブーメランで心に刺さる。自律性なく言われるがまま異動を繰り返してきた、どれも中途半端な自分の経歴が、大嫌いでした。そんな人事ダメだよなあと、また自己嫌悪…。そんな時、ミートキャリアのことを知って、初めてキャリアカウンセリングというものを受けました。

そこで、研究職を去った過去の自分に対して「自分を責めることはないんだ」と、認めてあげることができたんです。
そして、「今の思っている仕事のモヤモヤが周囲に伝わっていない可能性があるから、伝えましょう」と提案をもらいました。それは私にとってすごく難しいことだったのですが、私の性格や上司の性格、環境を踏まえて、「こんなふうな伝え方なら言えるんじゃない?」と、一緒に作戦会議してくれたんです。

翌日さっそく上司に、もっとチャレンジングに仕事をしたいという思いを伝えたら、「それなら、家庭のこともあって忙しいと思うけど、一緒に頑張っていこう!」って。上司も、ワーママだということで無理をしてはいけないと見守ってくれていたようなのですが、上司にも気持ちを伝えられて応援してもらえていると分かったことで、どんどんチャレンジできるようになりました。

私はキャリアカウンセリングを受けたことで、勇気を持って前に進むことができるようになったので、自分も、目の前の社員をはじめ、誰かをそんな風に後押しできる存在になりたいなと思いました。自分自身がもっと自律したキャリアを歩むためにも、キャリアカウンセリングを勉強することにしました。

社外でキャリアカウンセラーをしているからこそ、社内の信頼を得られる

——— 受講後、人事の仕事にキャリアカウンセリングの学びが活きているとのことでしたが、具体的にはどんなことをされているのですか?

私は研究開発の部門人事という立場なのですが、割と大きな会社ということもあって、本社の人事と研究職の現場のみんなには少し距離があることを感じていて。
例えば、社内にはキャリアサポートセンターがすでに設けられているんですが、研究現場では「心身疲れた人が相談に行く場所?」というようなイメージで、残念ながら利用している人はまだ一部です。

一方で、自分たちでキャリアの勉強会を催しているような動きも、現場で生まれてきていたんです。この大切な芽を掬い上げて、いかに多くの社員に、キャリアを考えることを敷居低く捉えてもらえるか、身近に感じてもらえるか、を考えました。

そこで先月、定例報告会の時間をもらってプレゼンをしました。
チームメンバーとの関わり方に悩む管理職向けに、相手のキャリア形成につながるような1on1での話し方の例を提示したり、
自主開催されている勉強会を私を通して告知して、参加をすすめたり、
私が社外でキャリアカウンセラーとして活動を始めたから、よかったら相談を受けられるよということを伝えました。

——素晴らしい実行力ですね! 周囲からの反応はいかがでしたか?

セミナー講師みたいだった! って(笑)。部長やみんなから言われました。
ファシリテーションは得意ではなかったんですが、養成講座で何度も模擬カウンセリングをする中で、時間管理や、話の道筋の組み立て、相手から気持ちを引き出す問いの仕方を練習したことが、対大人数でも応用できるんだなと実感しました。

キャリア相談は、若手社員から管理職までいろんな方が来てくれています。
一年前の私は、研修で「自律したキャリアを!」と言いながら、全く実感が伴っていませんでした。
今は、管理職の方から「キャリア自律、キャリア自律って人事は言うけど、一体部下と何を話せばいいんだ?」と相談された時、なぜ大事で、どうすれば形成できるのかを、心から自分の言葉で語れるようになりました。

また、これは意外だったのですが、私が社外でキャリアカウンセラーをしているから、「相談しに行こうかな」という気になるのだそうです。

人事にキャリア相談をするとなると、「会社にとって利のある誘導をされかねない」とどこか身構える心理が働いてしまうようで…社外で仕事としてキャリア相談を受けているんだったら、大丈夫だろう、ちゃんとフラットに相談に乗ってくれるだろうという信頼感が持てたという声を、よくもらいます。

キャリアサポーターとして、現役理系人事だからできること

——今度は副業の、ミートキャリアのキャリアサポーターの方のお話を聞かせてください。卒業してから選考を受けるまでに、何か行ったことはありましたか?

経歴の棚卸しや強みの発掘の力量がまだまだだと思っていたので、卒業生同士で勉強会をしていました。ライフラインチャートを書いて持ち寄って、お互いに問を立てたりコメントしながら強みを整理し合い、職務経歴書を書こう! という趣旨のものでした。

あとは私の場合、社内でキャリアカウンセリングをたくさん行ったおかげで、自然と知識の引き出しの整理も進みました!

柏村さんのライフラインチャート。

——キャリアサポーターの二次選考※では、30分の模擬カウンセリングを行っていただきましたが、この時の率直な感想を教えてください。

※一次選考は書類審査。

養成講座では、60分フルでの模擬カウンセリングをやっていたので…養成講座でやっていた時の方が緊張した! というのが、正直な感想です。
あと、これ選考ですか?ていうくらい、フィードバックをもらえて、学びがあり、ありがたい場でした…!

——これからキャリアサポーターとしてご活躍いただきますが、柏村さんの目指すキャリアサポーター像を教えてください。

私は、一年前は自分の経歴が大嫌いで塞ぎ込んでいましたが、今は、「自分の歩いてきた道もだいぶいいじゃん!」と思えるようになりました。
私が体験したように、相談者の方が、自分の可能性の広がりを感じていけるようなカウンセリングを、提供していきたいです。

大手企業での社内のキャリア形成や、研究開発職の強みを生かしたキャリア形成・キャリアチェンジが得意分野なので、特に大手企業に長くお勤めの方、研究開発職の方に、現役理系人事だからこその価値提供ができたらと思っています。

——最後に、これからプロのキャリアカウンセラーになりたいと考えている方にメッセージをお願いします!

私がお伝えしたいのは、仲間ってすごく大事!ということでしょうか。
仲間と学び合うことで、自分にない価値観や知識・情報をシェアできるし、自分を客観視することもできます。勉強会をしながら、仲間に”気づき”を与えてもらう瞬間もいっぱいあって、どんどん自信を取り戻していくことができました。

私はキャリアカウンセラー養成講座を通して、前向きにお互いを高め合える、心強い仲間ができました。
卒業生の一人として、これから受講される方のお力になれたらいいなと思っているので、ぜひ、一緒にがんばりましょう!

<取材・執筆=上林かずえ


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