他人は鏡

他人は鏡。


怒りを覚えた時、その怒りは自分の中にあったもの。


それを他人が映し出してくれたのだ。



他人が鏡となるのなら、自分自身が他人の鏡ともなりうる。



人が嫌がる事ばかり出来るのは、相手の闇を映すのが得意な”鏡”だから。


他人の言いなりとなり、良いことしか言えないのは”曇った鏡”だからかもしれない。



他人を通して自分を知る。


自分は他人の何を見るのか。



一緒にいて楽しいと思える相手は、自分の中にある”楽しさを映すのが得意な鏡”なのであろう。


一緒にいて、しんどい相手ならば、その鏡はあなたに光を届けてくれないのかもしれない。



鏡は光を反射し、本来であれば光が届かないところまで光を届けてくれる。


反射しない鏡なのであれば、磨くのも一つの方法。もっと大きな鏡を見つけるのも一つの方法。


インテリアに合う鏡を探すように、人という”鏡”を探すこともまた一興なのではなかろうか。



新しいスタートが切られた。



太った自分や、老けた自分、肌が傷んでいる時やむくんでいる時など、鏡を見たくない事もあるだろう。


どんな酷い状態であっても自分自身なのだ。


『鏡は先に笑わない』


怒り、憎しみ、悲しみ。


どんな酷い自分でも”鏡”を通して見てみてはいかがだろうか。

他人の鏡となり光を照らしてみてはどうだろうか。



けーこでした