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「決めつけられた一年間をふりかえって」  〜 冬編4 小学校での話し合い 〜


K先生へ

K先生、今日の小学校での話し合いで、私は、あなた自身の口から、あなた自身のお考えを聞くことができなくて、非常に残念でした。

K先生、今日のこの話し合いは、あなたがこの一年間、息子に対してやってきたことに対する話し合いなのですよ。

なのに、最初の挨拶後、どうして、あなただけ別室で待機だったのですか?

弁解の余地がないあなたを、学校がかばうためですか?

K先生、ズルイですよ…。

あなたのこの一年間の言動に対する話し合いに、あなたは参加せずに、面とむかっての話し合いのメンバーは、校長先生、教育委員会の方1名、おばあちゃんと私…。

中心人物不在…。

まるで、タコの入っていないたこ焼きを食べてしまった時のような感じでした。

中心人物不在でも、私は、あなたが来年度も息子の担任になることを阻止するという目的を、なんとしてでも達成しないといけませんでしたから、無我夢中でした。

話し合いは、ズルイやり方でしたね…。

まず、私からのK先生に対する不信点や疑問点、意見を全て聞き出したうえで、校長先生が別室で待機しているあなたの所に行き、相談をしてから、回答を校長先生か言うという奇妙なスタイルでしたね。

私は、直接、あなたの目を見てお話がしたかった。

わたしは、あなたに対する不信点、疑問点、意見に対して、あなた自身の考えや意見を、あなたの口から、この場で直接聞きたかった。

だって、「話し合い」とは、そういうものですよね…。



校長先生へ

校長先生、あの話し合いのスタイルを考えついたのは、あなたですよね…。

私は、この一年間、K先生と同様に、校長先生、あなたの人間性についても、つぶさに観察をしてきました。

だから、わかるんです。

話し合いの場で、私のK先生に対する不信点や疑問点、意見に対していただいた御回答は、別室で待機していたK先生がした回答ではなく、校長先生がお考えになった御回答でしたね。

だって、あなたの御回答は、子どものことを第一優先に考えて、子どもが主役として物事をとらえた回答ではなく、K先生やあなたの名誉を守ることを中心に考えた御回答でしたから。

そこには、子どもを思いやる気持ちは、感じられませんでした。

あなたの人間性を再確認できた、まぎれもないあなたの御回答は、非常に残念でした。

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