毒母にゾッとする

中学3年だったか

クラスメイトで仲良しのTちゃんとダンススクールに通い始めた

1レッスン1500円×週4回

母は何よそんなもの・・って感じだったが Tちゃんと一緒なら大丈夫と特に反対しなかった。夜21時までのレッスンで帰宅が22時過ぎになる。

レッスンを受けていた生徒の中には素行があまりよくなさそうな子もいたけれど、みんな先生の元で一生懸命頑張っていて真面目にレッスンを受けていた。

高校1年の夏にスクール代を自分で支払おうとコンビニでバイトを始めた。

自立心が芽生えたのだ。

しかし過干渉の母は大心配。 あんなに母の言う事を聞いていた娘が変わってしまったのだ!心配!心配!

ある日バイトでレジに立っていた。21時位だったかな

母がコンビニにやって来た

こちらに挨拶をするわけでもなく、お世話になっている店長に挨拶するわけでもなく

ただ商品棚の陰からこっちをじーーーーっと見ているのだ。

あー!働いてるー!と言って笑顔で手を振るわけでもなく、ただジットリした視線で私を見てるの。

でもこっちが見ると目を逸らす

初めて母親にゾッとした。まるでストーカーのようだった

15分くらい続いただろうか

母が菓子パンを持って会計に来て他人のように支払いをして店を出ていった。

バイトは22時までなので、もうすぐ終わりだななんて外を見たら

電柱の陰から監視されてた・・・恐怖で心臓がキュッとなった。

バイト先の先輩の身内が来ることはよくあって

みんな笑顔で挨拶して会話したり、差し入れしたりしているのに

うちの母親は何故・・・娘が心配で監視しに来た、それだけ・・・

ほんと怖かった

その後私がバイトを上がるまで母は外で監視していた

ただ無言で立っていた。

コンビニを出たら後ろから付いてきたので私は早歩きで帰ったけど

ホントに怖かった・・・

その後の事は覚えていないけど あのジットリした目はどういう心境の目だったのか大人になった今でも理解できていない

もしこれを読んでわかる方がいらっしゃったら教えてほしい。

とにかくこれが母に対して初めてゾッとした話。

私が自立を始めてからのその後 更なる過干渉に悩まされるのであった・・

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