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プロダクト開発だけじゃない!課題解決が面白いメダップ

“病院経営の非効率“をデータドリブンで解決する「MedUp」は、2021年8月31日にシリーズAで6億円の資金調達を実施いたしました。

こんにちは。エンジニアの佐藤です。普段はバックエンド側のエンジニアとしてRuby on RailsでAPI作ったりしてます。

入社したのは今年2月です。前職もVertical SaaSだったのである意味「強くてニューゲーム」みたいな感覚だったのですが、その予想は良い意味で裏切られてるなぁと最近は感じてます。キャリアの九割はずっとベンチャー企業だったので自分の中に「ベンチャー企業ってこう」ってイメージが結構しっかりあったんですが、全部が当てはまるわけじゃ無かったですね。

なので、今日はその「良い意味での予想外ポイント」の話をしようかと思います。

これまで抱いていたベンチャーのイメージとメダップの違い

ベンチャー企業というとまず「できること」があって、それを活用して起業していくものというイメージがありました。創業者がもともとその業界の出身で業界特有の問題に詳しいとか、機械学習ができるのでそれをあまり活用できてなかった業界に参入するとか、ちょっと前だとスマフォアプリ化の実績を元になんでもかんでもスマフォアプリ化していくだとか。得意な武器を持っている人が、それを活かせるフィールドで戦いに行く。自分のできることと社会が抱えていそうな困り事を重ね合わせて刺されば伸びる。もちろんあんまり刺さらないこともあって、その場合は方針転換を余儀なくされたり、下手したら会社が続かなくなる・・・といったまさに冒険的な試みですね。

一方でメダップの場合、パートナー病院を見つけてハンズオン支援から入り、そこからツール開発へと繋げていったという経緯があります。ベースの強み・想いはあったと思うんですがそれだけに依存せず何が必要か?というのをまず最初に見つめ、PoCを本当に丁寧にやってきたんだな、というのが印象的でした。自分が入社したタイミングはすでにforo CRMが存在し、その内製化・機能強化のタイミングでした。ですがそこに至るまでのPoC期間は実に一年以上もかけていたそうです。

foro CRMの開発は「いいとこ取り」だった

そういった成り立ちが影響しているのか、foro CRMはかなり病院に寄り添った、けれど言いなりなんかではないちょうどいい距離感で作られていると思います。技術者のエゴを「良いもの作りました!」と押し付けるわけでも、受け付けた要望を盲目的に実装していくわけでもありません。要望の奥にある本当の課題に向き合って、それを自分たちが使える手段を駆使して解決していくのです。

作り手としてはまるで自社サービスのようにのめり込みながら開発をしており、一方でパートナー病院をはじめ多くの病院と向き合うことで医療というドメインのエキスパートと課題を共有しながらプロダクト開発ができます。いいとこ取りですね!

二人三脚

このスタイルには開発のしやすさの面でも利点があって、疑問点の解消が圧倒的に早いです。どんな課題があってなぜその解決策を採用したのかをPdMを筆頭に皆が理解している状態なので、即レスで「〜なのでこうしましょう!」と返ってきます。定例MTGで聞こうか、なんて環境からすればもはや天と地の差ですよね。

プロダクト開発というより課題解決

実際に開発できた機能をリリースすると、ユーザーからすぐに好意的なフィードバックが返ってきたりして感触がとても良いです。「作ったけど使われない」ってことが自分の知る限りは0で、最短最速で課題を解決できてるな、と毎回嬉しくなります。

また、職種に関係なくコミュニケーションが活発なので課題を噛み砕いたり深掘りしたりするのにSalesやCSの皆さんと話すことも多く、ついつい技術側に偏りがちな視点をフラットに戻すことができます。場合によっては機能開発は最小限に、細かい要望にはCSチームのオペレーションで解決することも。

「運用でカバー」って、開発が間に合ってない!みたいな良くない状態と考えることが多いです。でもやりたい事はあくまでも課題解決なので、それが最適と言えるシチュエーションでは使います。運用過程でやり方が工夫されたり最適化されたりして、これなら汎用的だね、となって機能として実装されに戻ってくることもあります。(弊社CSチームは難しいSQLもバリバリ使いこなす玄人集団なので、日々本当に助けられてます。)

一緒に課題解決がしたい

エンジニアって割とこう、「自社プロダクトがあるか?」のようなポイント重視したりもしますけど、プロダクト開発じゃなくて本当は課題解決したい人、結構いるんじゃないでしょうか?プログラマーの三大美徳って怠慢入ってますけど、究極の怠慢って「開発しないこと」だと思うんですよね。メダップはそれが叶う環境だと思います。(ちゃんと開発もしてますよ!

ということで、ドメインエキスパートと課題解決したい人はぜひ一緒にやりませんか?


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