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プロジェクトメンバー紹介①

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初めまして。Meduonプロジェクトリーダーの岡田悠輝です。

香川大学医学部を卒業し、現在医師として働いています。

Meduonは、お世話になった香川県に何か恩返しができないかと学部生の時に立ち上げたプロジェクトです。

「医療者としてMeduonで達成したい目標、叶えたい夢」

私は医療リテラシーを高めて、より健康な社会を作ることを目標としています。

医療リテラシーとは、自分で医療に関する情報を正しく選択していくことを言います。選択ができなくても、医師に聞くなど、正しい方法を用いて、適切な方法を取ることも含みます。

公衆衛生分野で医療を発信していくことは大変重要です。

特に、私は予防医学を大変重要視しています。

「予防医学」では、病気を予防すること、広い意味では、身体的にも精神的にも健康に長生きしていくことを目的としています。(1次予防)さらに、病気を予防するだけでなく、病気になってしまった後の進行を遅らせたり、再発を防止することも予防になります(2・3次予防)

病院で医師はひたすら下流に流れてきた患者を上流に戻す繰り返しの作業を行なっている〜タイ留学中に経験した過酷な現場〜

私は学生時代、日本では経験できない臨床現場を経験するべくタイに留学しました。タイでは、その日に退院した患者さんと全く同じ病気を持った患者さんがすぐに夕方に入院する。同じ患者さんが同じ病理で入退院を繰り返すという過酷な状況でした。しかし、ほとんどが生活習慣病が原因となっているもので、予防で未然に防ぐことができるものばかりでした。

いくら医療現場の医療スタッフが24時間365日治療を行なっても、患者さんは次から次にやってくるのできりがありません。

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(写真)留学中の親友たちと

日本の臨床現場も含めて医師の仕事は、上流(健康な状態)から下流へと流れてきた患者さんを、河口で拾って、ひたすらひたすら上流に持っていくという作業になってしまっているのではと私は感じています。

予防医学は、その川の流れをゆっくりにすることができます。せき止めることもできます。

私は一人でも多くの方が、下流に流されて来ないような社会を作っていくことが必要であり、大変重要なことだと考えています。

そして、そのためには「医療リテラシー」を高めていく必要があります。

“香川県の皆さまが、不確かな情報に流されないで、安心した根拠ある医療情報を受け取り、健康な暮らしや安全な医療を受けていただきたい“

そのように考えています。

予防医学を各自がしっかりと行なっていく事で、より健康な社会を作ること。それが、Meduonで達成したい目標、私の叶えたい夢です。

Meduonの活動につきましては以下のリンクからnoteをお読み下さい。



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