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3分で確認!! 本日の医療ニュース 24/8/8号

おはようございます😃
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①新薬12成分 8月15日収載へ PNH治療薬・ファビハルタはピーク時215億円と予想

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2024年8月15日、新薬12成分17品目が薬価収載されます。
注目は、ピーク時売上予想が100億円を超える3製品です。発作性夜間ヘモグロビン尿症治療薬「ファビハルタ」(ノバルティス ファーマ)は、1日薬価が約14.6万円、ピーク時患者数496人で215億円と予想されています。
その他、抗てんかん薬「ブリィビアクト」(UCBジャパン)が178億円、低亜鉛血症治療薬「ジンタス」(ノーベルファーマ)が116億円と見込まれています。
今回の収載では、4製品が24年度薬価制度改革のイノベーション評価の恩恵を受けています。特に、武田薬品の「セプーロチン」は小児加算が15%、グラクソ・スミスクラインの「小児用レルベア」は10%と高くなっています。

出典:新薬情報オンライン



②手足口病の増加を踏まえ厚労省が「感染予防を注意喚起するリーフレット」作成、手洗い・排泄物処理適正化などが重要

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2024年夏、子どもを中心に流行している手足口病は、手足などに水疱を伴う発疹が出る感染症です。例年にない増加を見せており、厚生労働省は感染予防を呼びかけるリーフレットを作成しました。
手足口病は、飛沫感染、接触感染、糞口感染で広がり、保育所や幼稚園などでの集団生活で注意が必要です。通常は3~7日で治癒しますが、髄膜炎や脳炎などの合併症を引き起こす可能性もあるため、油断はできません。
厚生労働省は、流水と石鹸での手洗い、タオルの共用回避、排泄物の適切な処理を徹底し、高熱が続いたり、嘔吐、視線異常、呼吸困難、水分摂取困難などの症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診するよう呼びかけています。



③スマート薬歴GooCoDXに「RMP(医薬品リスク管理計画)参照機能」を追加

株式会社グッドサイクルシステムは、電子薬歴「スマート薬歴 GooCo DX」に新たにRMP(医薬品リスク管理計画)参照機能を追加しました。
令和6年度調剤報酬改定では、RMPに基づいた薬学的管理への評価として「特定薬剤管理指導加算3」が新設され、薬剤師はRMPが義務づけられている医薬品について、RMPに係る情報提供資材を活用して患者等に適正使用や安全性等の指導をすることが求められています。
本機能では、ガイド機能にてRMPが存在する医薬品に「RMP」ボタンを表示し、クリックで該当医薬品のPMDA添付文書関連情報サイトが開きます。これにより、薬剤師は効率的にRMP情報を参照でき、対人業務の強化が期待できます。
本機能は2024年5月末のバージョンアップより提供中です。



④8月から国家資格手続きのデジタル化開始、デジタル庁 医師や看護師、薬剤師は2024年11月ごろから

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厚生労働省は、医療従事者の国家資格のデジタル化を開始します。
8月6日から介護福祉士などの変更手続きやデジタル資格者証の取得がオンラインで可能となり、2024年11月ごろからは医師や看護師、薬剤師など27資格で開始されます。2025年3月ごろには准看護師や難病指定医など11資格が追加される予定です。
デジタル化により、氏名変更手続きやデジタル資格者証の取得がマイナポータルから行え、住民票や戸籍謄本の添付も省略できます。登録免許税や手数料のオンライン決済も可能となります。
2025年3月からは資格の新規登録のオンライン申請も開始される見込みです。



⑤オンライン診療・服薬指導でnanacoポイント ジェイフロンティア

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ジェイフロンティア株式会社は、オンライン診療アプリ「SOKUYAKU」で電子マネー「nanaco」との連携を開始しました。
2024年8月1日より、新規会員登録やオンライン診療、服薬指導の利用でnanacoポイントが付与されます。
ポイントは、会員登録や初回利用、2回目以降の利用などで異なり、通常プランとSOKUYAKUプレミアムプランで付与数が異なります。ポイントは利用月の翌月末に付与される予定です。
Amazonファーマシーの登場を脅威に感じているのはわかりますが、診療にポイントをつけるのは問題ないのでしょうか?
他のオンライン診療サービスを展開している各社も同様のポイント合戦になっていくかもしれません。
「対面診療ではポイントが貯まらないので、オンライン診療(服薬指導)にしてください」といったことを言ってこられる患者さんも出てきそうですね。



⑥年を取るとなぜお酒に弱くなる? 飲める量が減る仕組み

最近、加齢とともにお酒に弱くなることが知られていますが、その理由は体内の水分量の低下やアルコール代謝能力の変化によるものです。
高齢者は若い頃と同量のアルコールを摂取すると、血中アルコール濃度がより高くなり、酔いが回るスピードも速くなります。
また、多くの薬がアルコールと相性が悪く、副作用のリスクも高まります。
適度な飲酒は健康に良いと考えられていましたが、今では習慣的な飲酒が様々な健康問題を引き起こすことが分かっています。
高齢者は1日1杯までに抑えることが推奨されており、飲む際は食事と一緒に摂取し、水分補給にも気をつけたいポイントです。
お盆に友人や家族と交流する人が多いと思いますが、私も飲みすぎには注意しようと思います。



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

https://drugshortage.jp/

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①キョーリンリメディオ


②ヴィアトリス製薬


③シオノケミカル


④日本ケミファ


⑤サノフィ


⑥フェルゼンファーマ


⑦辰巳化学


⑧日医工


⑨サンド



4月1日より厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇

医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。




【その他のご案内】

①心不全患者のフォローアップ加算をとろう!





本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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