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3分で確認!! 本日の医療ニュース 24/5/20号

おはようございます😃
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①マイナ利用率上位地域の関係団体を表彰 厚労省、薬局は石川・福島・鳥取の各県薬に

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厚生労働省は、マイナ保険証の利用促進に向け、利用率の高い都道府県・医療関係団体を表彰する制度を創設しました。
これは、今年4月の実績に基づき、都道府県と施設類型別(医科診療所、病院、歯科診療所、薬局)でそれぞれ上位3位までを表彰するもの。
薬局部門では、石川県薬剤師会が1位(10.1%)となり、福島県薬剤師会(9.6%)、鳥取県薬剤師会(9.3%)が続きました。
都道府県全体では、鹿児島県(10.8%)、富山県(10.5%)、石川県(10.1%)が表彰対象となりました。
表彰式は5~7月の「集中取組月間」中に各県庁等で行われる予定で、好事例の共有による機運醸成が期待されています。
薬局全体の利用率は5.71%にとどまり、半数超が3%未満という課題も浮き彫りとなりましたが、関係者からは「取り組みの効果は徐々に出てきている」との声も聞かれ、今後に向けて更なる利用促進が期待されます。



②加温加湿器と併用したため人工鼻が結露で閉塞し換気困難になる医療事故、人工鼻と加温加湿器の「併用は禁忌」—医療機能評価機構

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日本医療機能評価機構は、2019年1月から2024年3月末までに「加温加湿器との併用による人工鼻の閉塞」事故が5件報告されたと発表しました。
特に「人工鼻と加温加湿器は併用禁忌」であることを強調し、医療機関に対し、人工呼吸器装着時に人工鼻が装着されていないことを確認するよう呼びかけています。
これらの事例は上記の「医療安全情報No.210」で詳しく報告されています。



③健康測定機器が健康サポートの起点に 日本ヘルスケア協会会見、薬局の導入拡大に期待

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日本ヘルスケア協会が14日に開いた定例会見で、健康測定機器販売を手がけるウエルアップ(横浜市)の木村孝一社長がゲスト講演したことを報じました。
健康測定機器は来健康サポートの起点であるとして、薬局での導入拡大に期待されています。
同社は約40種類の健康測定機器を取り扱い、3000カ所以上のドラッグストア店舗や企業、自治体に設置実績があります。
健康測定機器は薬局スタッフと来局者の接点を生み、健康相談の始まりとなることも多いとのことですので、地域の患者さんとの接点を生み出すツールとして健康測定機器を導入してみるのも良さそうですね。



④厚科審・部会 OTC濫用対策「買い回りは防げない」、販売側が主張

厚生労働省が16日に開いた厚生科学審議会医薬品医療機器制部会では、厚生労働省が進めるOTC薬の乱用対策案に対し、販売事業者団体から規制強化の実効性や利用者への影響を懸念する声が相次ぎました。

主な意見は以下の3点👇

・大量購入の「買い回り」を防げない: 身分証確認のみでは不十分で、他店やネットでの購入を防げない。

・適切な利用者の利便性を損なう: 規制強化は、大多数の国民の医薬品アクセスを阻害する可能性がある。

・根本的な解決にならない: 規制強化は新たな乱用方法を生み出すだけで、根本的な解決にはつながらない。

厚生労働省は、これらの意見を踏まえ、濫用抑制と利用者への配慮のバランスを模索していく必要がありそうです。



⑤GSK、RSウイルス啓発にさだまさしさん起用

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英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の日本法人は、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症の予防啓発アンバサダーに歌手のさだまさしさんを起用しました。
さだまさしさんはテレビCMや市民公開講座を通じてRSV感染症の啓発に取り組む予定です。
RSVは風邪のような呼吸器症状を引き起こすウイルスで、乳幼児や高齢者、基礎疾患のある人が感染した場合、肺炎などを起こし重症化するリスクが高いです。
日本ではRSVの感染により、60歳以上で毎年約6万3000人が入院し、約4500人の死亡原因と推定されていますが、RSVワクチンの認知度は日本人の間で10%未満であり、インフルエンザウイルスワクチン(85%)や新型コロナウイルスワクチン(88%)と比べて低いことが課題となっています。
GSKは「60歳からのRSウイルス感染症予防啓発プロジェクト」を立ち上げ、認知度向上に取り組んでいくとしており、認知度向上に繋がればワクチン接種を求める方も増えてくることが予想されます。
HP等にRSVワクチンの接種が可能であることなどをしっかりと掲載しておくことで、接種希望者の目に留まりやすくしておきたいですね。



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①日医工(※回収情報有り)


②SBIファーマ/日本化薬


③太陽ファルマ


④吉田製薬


⑤日本ジェネリック


⑥長生堂製薬/日本ジェネリック


⑦ニプロ


⑧ニプロESファーマ/ニプロ


⑨第一三共エスファ


⑩LTLファーマ




4月1日より厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇

医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。




【その他のご案内】

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本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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