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3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/7/20号

おはようございます😃
本日もお忙しい医療従事者の方に向けて“ささっと”情報をお届けしていきます💊

本日の【おまけ】コーナーはお休みです💤

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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①MR認定センター「MR白書」 MR総数が5万人下回る 企業のスリム化、多様なデジタルチャネルが影響

MRが減少傾向にあることは以前から話題になっていますが、ピーク時(2013年)から比べると1万6000人も減少しているようです。

コロナをきっかけに情報提供の在り方が多様化したこともMRの減少を後押しする要因となったとのこと。

MR認定センターの部長が「MR不要論」を一蹴していますが、時代の変化や生成AIの出現に伴い、今後も時代に則した最適な人数まで減っていくことになりそうです。

製薬会社のMRは減少し、そのかわりに製薬会社などに派遣される「コントラクトMR」は過去最多となっています。

今後は新薬発売時などのイベントの際にコントラクトMRを募集し、その他の長期収載品などの医薬品に関しての問い合わせはコールセンターへという流れになってくるのかもしれませんね。

現場のMRがMRの減少傾向について分析した記事を書かれています👇

記事の中ではMR職について、「定年まで働けるとは思わない方が良い」と書かれていますが、これはMRだけの話ではなく、多くの企業・多くの職種で「効率化」や「適正化」の名の下に人員配置が見直されるペースが加速してくることでしょう。

国も「成長産業への人材移動」を目指しており、そのためにも「リスキリング(学び直し)」を行うことが重要であるとしています。

自分のいる業界がどういう方向性に向かっているのかを把握し、人生の舵取りを円滑に行うためにも「自分の市場価値を上げる努力」を怠らないようにしたいですね。


参照元↓



②熱中症対策のクーリングシェルター設置

ここのところ話題として取り上げている「クーリングシェルター」ですが、ウエルシア薬局の静岡市内の店舗でも大塚製薬と協力して実施しているようです。

OS-1を販売する大塚製薬としてはクーリングシェルターの取組とは相性の良さを感じていることでしょう。

今後、熱中症対策関連の商品を持つメーカーがこのような働きかけを提案する動きも出てきそうですね🍧

また、昨日のニュースでは熱中症で搬送される人が急増していることが確認されています👇

電気代の高騰などにより冷房を我慢する人もいるようですので、そういった方にクーリングシェルターで休んでもらいつつ、熱中症予防に関する啓蒙もセットで行うことで危険な状況の回避に繋がるかもしれませんね。


参照元↓



③高血圧改善の仕組み解明 軽い運動、脳に適度な衝撃

面白い研究結果のご紹介です。

運動が身体に良い影響をもたらすことは知られていますが、こちらの研究チームは「足が地面に着地した際に頭部にも衝撃が加わり、脳内の体液が流動。血圧調整に関わる細胞が刺激され、血圧を上げるタンパク質の量が低下する」ことを突き止めたそうです。

そこからこの研究チームは、座面が上下に動き、ジョギングと同程度の衝撃が頭部に加わる椅子を開発し、高血圧の約30人を対象に1日30分、週3日この椅子に座る臨床試験を実施。

このガタガタ振動する椅子に週3日30分座る実験を1カ月続けると、最高血圧の平均は141.9から132.9に改善し、終了後も効果が約1カ月持続したそうです。

この研究結果から今後ガタガタ振動する椅子の販売や、マッサージチェアの今までとは違う健康効果の研究などにつながっていきそうな予感です。

ジョギングしたいけど夏は暑くて敵わない・・・という人にとっては家の中で足踏みを行うことでも血圧を下げることは出来る?のかもしれませんね🏠


参照元↓



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①沢井製薬


②ジェーピーエス製薬


③辰巳化学


④テルモ


⑤日本ジェネリック


⑥日本薬品工業


⑦サンファーマ


⑧第一三共


⑨アルフレッサファーマ


⑩クラシエ薬品


11)ケミックス


12)堀井薬品工業


13)吉田製薬


14)陽進堂



こちらは主な情報元のDSJPさんの運営するTwitterアカウントです↓

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【その他のご案内】

①薬剤師がおさえておきたいエビデンスの読み解き方・活かし方 ~ リアルワールドデータやネットワークメタ解析とツール

画像:アスヤクLIFE研修

【概要】
地域医療における薬剤師の役割は、糖尿病療養指導や心不全療養指導など多岐にわたるようになりました。
薬物療法の良し悪しを決めるのは臨床試験の結果ではなく、日頃の生活に対する聞き取りやアドバイスが必要になります。
患者さんの過去、現在を統合し、患者さんの未来を予測することで、自信を持ってフォローアップができます。
医学論文や、臨床試験の結果が添付文書に掲載されるようになりました。
その一方で、RCTを王道とした臨床試験のあり方もかわりつつあります。
こうしたビッグデータを用いた研究成果の、日々の臨床活動への活用方法についてのヒントをお話しいたします。

日本薬剤師研修センター(PECS) 1単位
※ 単位を希望する場合、お申し込みの際に、PECS登録済の薬剤師免許番号が必要です。

● セミナー受講料500円

アスヤクLIFE研修


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【おまけ】

本日の【おまけ】コーナーはお休みです💤





本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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