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3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/11/22号

おはようございます😃
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①公的病院にマイナ保険証の利用推進を要請 武見厚労相、電子処方箋の導入も

武見敬三厚生労働相がマイナ保険証の利用が進んでいない現状に危機感を表明し、公的病院に対し、マイナンバーカードの保険証利用や電子処方箋の導入を促進するように要請しました。

マイナ保険証の今年10月の利用件数は約779万件で、前月よりも約43万件増加はしているが、普及の速度が「遅すぎる」としています。

特にマイナ保険証の普及が遅れている現状に危機感を表明し、普及を加速させるためには公的病院が率先して活用を推進する必要があるとし、普及への協力を呼びかけています。

武見氏は、推進ポスターの設置だけでなく、会計時の専用レーンや担当者の設置など、具体的な取り組みも求めました。

同時に、これもまた普及の進んでいない「電子処方箋」の導入にも協力を呼びかけ、医療DXの将来的なメリットを周知する必要があると強調しました。

厚労省は2023年度時点の試算として重複のほか、多数の薬剤を処方する「多剤」が半分になれば600億円の削減効果があるとみており、同じく医療費を年470億円ほど削減できると見込んでいた「リフィル処方箋」と併せて今後本格的な普及に向けた舵取りが行われていくのことが予想できます。

公的病院がマイナ保険証や電子処方箋を積極的に運用し始めることになれば、今まで以上のスピードで普及していくことになりそうです。


参照元↓



②電子処方箋を「コミュニケーションツール」に 日薬・渡邊副会長、薬剤師の「気付き」の共有も期待

こちらも電子処方箋に関する記事です。

日本薬剤師会の渡邊大記副会長は、電子処方箋を使って医療機関と薬局のコミュニケーションを向上させることについて提言しています。

渡邊氏は「システムの箱はできあがったが、その中身は空の状態でスタートしている。調剤情報を蓄積していくことで、リアルタイムなチェックが可能になっていく」と述べ、患者の服薬状況や気づいたことを薬剤師が積極的に登録していくことで電子処方箋の機能が充実していくことに期待しています。

また、電子処方箋はコミュニケーションツールとしても有用としており、薬局が登録する情報には、薬を渡すときに気付いたこと、医師へのコメントなど「トレーシングレポートを書くほどではない」プラスアルファの情報も含めることが重要であり、それにより医師も前回の処方を調剤した薬剤師の所見を確認できることでメリットが生じるとしています。

今後、電子処方箋の内容を充実させるため、患者さんの細かな変化や現状を確認し、的確に電子処方箋に記録するスキルが求められてきそうです。


参照元↓



③「かかりつけ」という言葉がしっくりこない理由

こちらの記事では患者さん目線で「かかりつけ」という言葉を見つめ、患者さんから求められる「かかりつけ薬局・薬剤師」とはどのような存在なのかについて考えがまとめられています。

その中で、「薬を渡した後の、FAF(Follow、Assessment、Feedback)」という対人業務にシフトしていくことの重要性と、「必要に応じて、医師に適切な形でフィードバックする」ことが薬剤師に期待されるところであり、腕が試されるところであるとされています。

本日のトピックス②でもご紹介したように、電子処方箋をコミュニケーションツールとして活用していく上でも、薬剤師の細かい情報の入力が期待されています。

薬を渡した後のフォローが十分に行える体制づくりも、今後信頼される薬局・薬剤師になる上で必要なことだと言えそうですね。


参照元↓



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①キョーリンリメディオ


②共創未来ファーマ


③Meファルマ


④ヴィアトリス製薬


⑤日医工


⑥LTLファーマ



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本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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