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3分で確認!! 本日の医療ニュース 24/5/17号

おはようございます😃
本日もお忙しい医療従事者の方に向けて“ささっと”情報をお届けしていきます💊

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本日は“嫁”のブログ記事になります!
こちらは医療情報など全く関係ない、中身の無いブログですが、物好きな方は是非ご覧ください👇



それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①新薬18成分 5月22日収載へ 8成分で24年度改革のイノベーション評価 アジンマに迅速導入加算

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中医協総会資料:『新医薬品一覧表(令和6年5月22日収載予定)

2024年5月15日開催の中医協総会において、新たに18成分22品目の薬価収載が了承されました。
収載予定日は5月22日です。
製品の詳細については、上記「関連情報」よりご確認ください。



②郵便局オンライン診療に報告書  総務省、利便性向上も処方薬配送に課題

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石川県七尾市南大吞地区の郵便局で行われた「郵便局等の公的地域基盤連携推進事業」の成果報告書によると、オンライン診療と服薬指導を提供するブースを設置し、郵便サービスを活用して医薬品の配送を行うことで、患者の利便性が向上した一方、処方薬の郵送において医薬品の不在時配達や返送された際の課題も浮かび上がったとされています。
今後の事業拡大に向け、医療機関・薬局・郵便局の役割分担を明確化する必要があるとの意見も示されました。また、オンライン診療により地域医療を補完するメリットや、処方薬の確実な配送を目指すための課題も報告されています。
メリットとしては、医療機関までの移動が不要となったことでの患者の利便性の向上や、オンラインに不慣れな患者も郵便局社員からサポートを受けて安心して受診できる点などがあり、今後、いくつかの課題を解決しながら更なる普及につながっていきそうです。



③秋田の連携法人「AFSS」、医薬品共同購入へ  フォーミュラリ薬効群から、25年度には開始

秋田県の地域医療連携推進法人「AFSS」は、2025年度から医療用医薬品の共同購入を開始します。
対象は、AFSSに参画する7つの医療法人の3病院10診療所で、年間約3億円の医薬品を購入しています。
目的は、スケールメリットを生かした価格交渉によるコスト削減と、業務効率化です。また、地域フォーミュラリの導入と合わせ、医薬品の適正使用にも取り組みます。
4つの薬効群から集中的に価格交渉し、将来的には全ての医薬品に拡大する予定です。
今後は、他方面の流通価格調査なども行い、価格交渉力強化を図っていきます。
小玉弘之代表理事は、「医療提供体制の維持のためには、医療提供者が体力を付け、いろんなものを効率化していく必要がある。共同購入はそのための取り組みの一つだ。」と述べています。
このような「地域フォーミュラリー」×「共同購入」といった動きが、地域の医師会や薬剤師会によって組織されていく動きができていくことで、メリットの相乗効果を生んでくれそうです。
他の地域でも地域でまとまった動きができるところで同様の取り組みが行われるようになるかもしれませんね。



④薬局のサイバー対策、24年度版チェックリスト公開  厚労省

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厚生労働省:『令和6年度版 薬局におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト

厚生労働省は、薬局におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストを改訂し、2024年度版として項目を整理しました。
内容に大きな変更はなく、薬局のサイバーセキュリティー対策で優先的に取り組むべき事項として、体制構築、医療情報システムの管理・運用、インシデント発生に備えた対応をリスト化しています。
24年度は2つのリストの項目を全て確認する必要があるため、改訂版はリストを1つにまとめ、全項目の対応を求めています。
新しいチェックリストは、上記「関連情報」よりご確認いただけます。



⑤2024年度改定のキーワードは「地域」

2024年度調剤報酬改定は、地域の医薬品供給拠点としての役割を担う薬局を重点的に評価する点が特徴です。
調剤基本料引き上げや、かかりつけ薬剤師指導料の要件緩和など、地域医療に積極的に取り組んでいる薬局が恩恵を受ける内容となっています。
一方、地域支援体制加算の算定や在宅業務への取り組み状況によっては、マイナスの影響を受ける薬局も出てくる可能性があります。
今後、薬局は地域のニーズに対応できる体制整備を進めていくことが求められます。
こちらの記事は、今回の調剤報酬改訂のポイントを把握しながら、薬局の求められる機能などについて体制整備をしていく上で参考になると思います。



⑥東大発AIベンチャーmediLab(メディラボ)が、近隣薬局間における医薬品不足に伴うSOS発信をサポートする新アプリ「Tonari SoS」をリリース

関連情報👇

近年、医薬品出荷調整の影響で、全国的に医薬品不足が深刻化しています。
従来の電話での確認作業は時間と手間がかかり、患者さんを待たせたり、何軒も薬局をハシゴさせてしまうこともありました。
そんな問題に対応すべく、AIベンチャーのmediLab(東京都新宿区)は、薬の在庫切れなどで調剤できない場合に対応可能な近隣薬局を探索する携帯端末アプリ「Tonari SoS」をリリースしました。

主な機能
・処方箋画像(患者様の個人情報は隠す)を送信だけで、近隣薬局に在庫確認を依頼
・患者様受け入れ可能な薬局を迅速に発見
・医薬品不足を解消し、患者様へ確実に医薬品をお届け

Tonari SoSのメリット
・薬剤師の負担軽減
・患者様への迅速な対応
・地域の医療体制の強化

アプリは無料でダウンロードできますので、近隣の薬局と声をかけ合って活用することにより、大きなメリットが生まれそうです。



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①東和薬品


②ネオクリティケア製薬


③長生堂製薬/日本ジェネリック


④サノフィ


⑤堀井薬品工業


⑥日新製薬




4月1日より厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇

医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。




【その他のご案内】

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本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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