子供の将来を医療ヘルスケア領域から支えたいと思ったプロダクトマネージャーの私がメドレーに入社した理由
はじめまして、2023年3月にディレクターとして入社した田所と申します。
医療プラットフォーム事業で、CLINICSカルテやCLINICSオンライン診療のディレクションを担当しています。
入社する以前は医療とは異なる業界で、QAや開発、プロダクトマネジメント業務を経験してきました。
現在は、ドメイン知識のキャッチアップや複雑な業務の理解を行いながら、少しずつプロジェクト推進をしている最中です。メドレーという医療ヘルスケア業界の会社に入社したことをきっかけに、健康のためにランニングをはじめ、趣味になりつつあります。
メドレーに入社する前
学生時代
出身が埼玉県の浦和ということもあり、小中学生時代は毎日サッカーばかりやっていました。高校でもサッカー部に入部したものの半年ほどで辞め、それからは毎日気の合う友達と遊びつつ、高校生とは思えない程かなりハードにバイトをしていました(笑)。
大学生になってからはバイトに加え、サークル活動やゼミ活動も忙しくなり、時間が足りないなと思いながら生活していた記憶があります。幼い頃から何もしていないことが苦痛で、忙しいくらいがちょうどいいという感覚が未だにあるのですが、その結果バタバタした学生生活でした。
多忙な大学生活を過ごす中で東日本大震災を経験し、就職活動がある状況でしたが、何か自分にできることがないかという想いから、大学4年生の時に2年間休学して現地に住み込みで東日本大震災のボランティア活動を行いました。日本のみならず世界中から集まった様々なバックグラウンドを持つ方々とボランティア活動をする中で、それぞれの強みを生かしながら社会貢献していくこと、1人でできる範囲は限りがあるので、みんなの力を少しずつ持ち寄って物事を前に進めていくことが大切だなと強く感じて、自分も何かしら武器を持って微力ながら世の中のためになる仕事に就きたいと漠然と思うようになりました。
社会人
キャリアのスタートは地元の小さな開発会社でした。
大学時代は経営学や組織論を学んでいたのでIT業界は完全に未経験の分野でしたが、ボランティアを通じて感じたことや、今後あらゆる分野でITが活用され活躍機会が増えるであろう可能性に魅力を感じチャレンジしました。
当初は開発経験を積みたいと考え入社しましたが、配属はテストを行う部署でした。2年間ほどECサイトやスマートフォンアプリのテスト設計やテスト実施をメインに行い、プロダクトを品質の観点で支えていました。
もともとは開発を行いたいという気持ちがあったので、SIerに転職をすることにしたのですが、開発会社ではテストの観点でシステムを支えるという貴重な経験を積むことができました。
2社目は独立系のSIerで希望通り開発業務を行いました。不動産システムや宅食サービスの販売管理システム開発、美容サービスのデータ分析などあらゆる業種の開発業務を経験する中で、自社サービスを腰を据えて開発・運用したいと思い、SIerから事業会社に転職しました。
3社目は求人メディアをもつ事業会社のDX推進を担う事業部で、ATS(採用管理システム)のプロダクトマネージャーを担当しつつ、並行して組織マネジメントも担当していました。プロダクトの方針や計画を主導して進める面白さを感じながらも、少しずつ現場から離れ物事を決める立場に違和感を覚え始めました。
自分は現場の声を聴きながら泥臭くプロダクトを推進する方が性に合っていると改めて思ったこともあり、違う分野でプロダクトマネジメント経験を積みたいと思い、転職を決意して、メドレーに入社しました。
なぜメドレーに転職したか
転職する際の軸として決めていたことは2つありました。
1つは「今までの自分の経験が生かせ、更なる成長ができること」、もう1つは「社会に貢献できる仕事」というものです。
後者については、子供が生まれて子育てをする中で子供の将来を支えるようなサービスに携わりたいという気持ちがあったからです。
この転職軸でいくつかの企業にエントリーする中で、医療という業界でメンバーそれぞれがプロフェッショナルとして活躍しているメドレーに強く惹かれました。また、急成長している会社なので、様々なチャンスや経験を積むことができるのではないかと思ったのも入社を決める上での1つのポイントになりました。
最終的な決め手としては、最終選考後の面談で後に上長となる平山が、明確にこれからのプロダクトやキャリアビジョンを語ってくれたことでした。
自分に何を期待し、入社半年後までにこんな業務をお願いしたいと思っている、更に将来的にはこんな役割を担って欲しいとの詳細な話を受け、組織内で自分が業務を行う具体的なイメージが持てたと同時に、一緒にプロダクトや会社を大きくしたいと思い入社を決めました。
メドレーに入社してみて
現在はドメイン知識や業務のインプット、要望の整理や小さな改善の推進を主に行いながら、10月から施行されるインボイス制度対応のプロジェクトを主担当として手がけています。当該プロジェクトは、税に関連する対応のため、様々な部署と連携しながら進めています。自分でできる所はどんどん進めて、サポートが必要な時は先輩ディレクターや上長がサポートしてくれるので、日々できることが増えていく実感と同時に、とても働きやすいと感じています。
また、メドレーでは行動原則(Our Essentials)が組織に浸透しているというのが個人的には一番の驚きでした。
会社として掲げているものを組織の文化として浸透させた上で、運用していくのは難しさがあると思いますが、それを当たり前のようにやっていることに驚いたのです。
ミーティングのなかで、「これは一見良さそうな対応だけど、長期のカスタマー価値から考えると違うよね」みたいな発言が出たりするほどで、本当に根付いているんだなと感じています。
開発体制や業務について
メドレーではプロジェクト単位でディレクター、エンジニアがアサインされて、開発を進めています。自分としては、ディレクターは「ユーザーは何に課題を感じているのか」「なぜこの対応が必要なのか」「何を変更すべきか / 変更しないべきか」などのWhat / Whyを考え、どのようにそれを解決すべきかのHowはエンジニアがメインで考えるべきだと思っているので、ディレクターの立場から、エンジニアが開発する上で必要な情報の整理や調査に注力しています。
また、セールスやサポートメンバーとエンジニアを繋ぐパイプ役でもあるので、全員が同じ目線で物事を進められるように密にコミュニケーションをとって全体調整を行っています。
こんな人と一緒に働きたい
何かしら自分の強みがある方
オールラウンダーが揃っているというよりも、それぞれの強みを活かしながらサポートしあって業務を行っているので、「これは得意だ!」「誰にも負けない」という強みがある方は力を発揮できるかと思います。
Our Essentialsへの共感
今まで数社経験する中で、会社の価値観や行動原則を組織文化に落とし込んで実行するのは難しいなと思っていましたが、先述の通りメドレーはそれができていると日々の業務の中で感じています。
メンバーそれぞれがOur Essentialsを意識しながら業務を行っているので、この価値観に共感できる方と一緒に働きたいと思います。
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