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色黒さんが本当の意味での美肌の持ち主?

逗子葉山の笑うような新緑を吹き抜ける風が薫る季節になりました。

と同時に肌を傷めつける紫外線も刻一刻と強烈に。ああ、シミもしわも怖い~!

ところで、日焼けですぐお肌が黒くなってしまう方、ため息ついていませんか?抜けるような白いお肌の方をうらやましく思っていませんか?

紫外線でお肌が反応して黒くなることをサンタンと言いますが、これは皮膚が紫外線をこれ以上体内に入れないように、防御反応として起こる現象。

つまり、お肌を黒くしているメラニンは自分の体が持っている天然の日焼け止めなのです。

サンタンが起こりにくく、真っ赤になる(サンバーン)だけの白い肌の方は紫外線が細胞を傷つけ、皮膚がんなどのリスクが上がります。

ということは、本当に健康なお肌というのは夏には浅黒くなり、でもシミもしわもないお肌と言えます。

といっても、真っ黒になるほど紫外線に当たる方が天然の日焼け止めだけで紫外線の害をなかったことにはできません。よく日に当たる人はシミもしわも出てきます。

ましてや今の医療技術ではシミを取ろうとしたとき、周囲とのコントラストの差で効果がでますし、サンタン状態ではうまくとれません。そして部分的に当てるレーザーなどはシミの部分の色をいったんとりますので、シミだけとって、ちょうどよく浅黒い感じでメラニンを残す、ということができません。ですので、全体を白くする方が簡単なのです。

それで、美肌=美白という風潮になっているのですが、実は医学的に生体にとって本当に健康なお肌というのは実は色黒さんこそもちえるお肌ではないかと私は考えています。

プロテニスプレーヤーの大坂なおみさんのお肌など、外でプレーするテニス選手として理想的でうっとりします。

大切なのは紫外線を物理的に乱反射させて中に入れないためのしっかりした角質と適度なメラニン。

これを保つには適切なスキンケア

そしてまだシミもしわもない色黒さんにぜひおすすめしたいのはクリニックでの定期的なケミカルピーリング

でも悲しいかな、ケミカルピーリングの何たるかをよくわかっていないエステやドラッグストアの市販品の数々・・・

角質をやみくもに削り取れば良いわけではありません。

美容皮膚科の治療の中でもケミカルピーリングは比較的リーズナブルに受けることのできる治療です。

ぜひ、クリニックでのケミカルピーリングをスキンケアの一環に組み込んでみませんか?

次回は、色黒さんも色白さんも絶対使ってほしい日焼け止めの選び方をお話します。

クリニックでしか買えない日焼け止めはこちらのネットショップで

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