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組織強化のための新たな一歩に!Medii リーダー合宿レポート

2023年3月、全国各地で活動するチームリーダー・経営陣が一堂に会するMedii リーダー合宿を開催しました。ミッション・ビジョンの再言語化や拡大する組織におけるリーダーに求められる役割の再認識、そして現状の課題に向き合うためのワークショップを行いました。どんな目的、きっかけで企画し、何を得られたのか?その詳細と皆が知りたい秘訣をお届けします!

リーダー合宿の目的

事業が急拡大中のMediiでは、毎月のように新たなメンバーが参画しています。2023年5月現在、Mediiは副業や医師メンバーを含めた約40名によって構成されています。

今後、さらに組織が大きくなるにつれ、組織内のマネジメントやコミュニケーション、意思決定などが複雑化していくことが予想されます。良きサービスは良き人、組織、仕組みから。その考え方のもとで、最も肝となるリーダー陣のマネジメント力の向上と組織力の強化を目的に今回の合宿が企画されました。

ワーク1「ミッション・ビジョンの再言語化」

宿に近い公民館にて合宿企画がスタート!はじめのワークショップでは、ミッション・ビジョンの再言語化について議論しました。Mediiは、創業当時より下記のミッション・ビジョンを掲げています。

ミッション:「専門医偏在問題を解決する」
ビジョン :「どこにいても より良い医療を すべての人に」

Mediiが目指す世界の本質は、創業当時から今もこれからも変わりません。事業が進んでいる中でより最適な言語化もあり得るタイミングとなったことをきっかけとして、自分達がなぜMediiにいるのか、どんな世界を実現したいと思っているのかを改めて考えました。そして、これらの理念に対して自分達の中でそれぞれが持つイメージの言語化をし、理解を深めるワークショップを行いました。

「Mediiは、誰のために何をする会社なのか?」についての議論では、ユーザーである医師、その先にいる患者、社会全体に対してなど、複数のステークホルダーからの視点から意見を出し合いました。

私たちは何のために活動し、何を目指しているのか、やるべきことは何か。組織として最も重要と言っても過言ではないベクトルの方向性を揃え、その大きさを最大化するために有効な手段であるミッション・ビジョンにおいて、対外的・対内的に理解しやすい言葉を用いることは、浸透やエンゲージメントの観点からも重要であると考えています。

ミッション・ビジョンの解像度を上げることで、リーダー陣のベクトルを揃えるキッカケができました。毎週行われるMedii Boost Meet(オンラインでの全メンバー参加MTG)や、Medii Boost Camp(全メンバーがリアルで集結する合宿企画)にて、今後も議論を重ね、アップデートを行う予定です。

ワーク2「これから組織拡大するMediiのマネジメントを考える」

次に、チームやマネジメントの土台を考えるワークショップを行いました。組織拡大に伴い起こり得る課題を予測し未然に防ぐことも大切ですが、それに先立ち、組織の根幹となるチームやマネジメントについて、リーダー陣が共通の価値観を持ってメンバーに向き合うことのできる状態を創ることを目的としています。

まずはアイスブレイクとして、それぞれのメンバーがMediiに参画する前に在籍した組織について共有しました。組織の規模や価値観、好きなところなどを発表し、メンバーのバックグラウンドや、それぞれが働くうえで大切に感じていることを知ることができました。

その後少人数のグループに分かれ、下記2つのお題についてディスカッションしました。

  • Mediiにおける良いチームとは?

  • リーダーやマネージャーはどんな行動・発言ができる人であるべきか

付箋で意見を出していきました

良いチームとはどういう状態なのか、リーダーとしてどうあるべきかを話し合いました。意見を交わすことで、自分に不足していた視点や行動に気づくことができ、リーダー同士での認識を合わせることができました。

宿に移動、その前に・・・

宿にチェックインする前に、重要なタスクを消化します!リモートで活動するメンバーが多いMediiでは、採用や広報で利用する写真が不足しています。メンバーの様子や社風をお伝えできる写真がないことは地味に痛い課題となっていたため、ここぞとばかりにメンバー同士が意見交換するイメージの写真を撮影しました。

カメラマンは・・・代表(笑)

実はMediiホームページ内のメンバー写真のほとんどは、代表の山田によって撮影されています。

ワーク3「現在の組織課題へのアクション」

宿へ移り、3つ目のワークショップを行いました。事前に実施した組織サーベイの結果を元に、現在の組織課題を可視化し、解決策について議論しました。複数のカテゴリごとに抽出したものの中から、早急に解決すべき課題に関するNext Actionを考えました。

「コミュニケーション」カテゴリで挙がった課題の一部

「コミュニケーション」カテゴリでは、上記のような課題が挙げられました。常勤/非常勤やオフィス/リモートなど、働き方の多様性ゆえの課題、また、スタートアップにありがちな「兼務」が引き起こす課題も見られます。これらの課題を一つずつ深堀りし、問題の本質の模索・アイデアの共有を行うことで、具体的な解決策を生み出しています。

組織サーベイでは、「モチベーション」に関して高評価でしたが、現状における課題の蓄積・深刻化は組織力の低下に直結します。そのため、課題を優先順位付けした上で解決策をディスカッションし、課題が個人の中に蓄積しないようにするための仕組みづくりの設計をしました。課題の共有・アクションプランの策定を経て、リーダー陣の意識を一層高める機会となりました。

熱く楽しい夜のひととき

3つのワークで頭をフル回転させた後は、囲炉裏に火を灯し、美味しい夕食をいただきながら交流を楽しみました。

夕食後は皆で庭に出ました。焚火ができるこの宿の特長を活かし、文字通り火を囲んで会話する「ファイヤーサイドチャット」を行いました。揺れる炎がもたらす安らぎを感じながら、「Mediiで成し遂げたいこと」について本音で語り合いました。

リラックスした雰囲気の中、それぞれが胸にある情熱を吐露するたびに、チームMediiの団結力が強まったことを実感しました。

その後、お風呂やサウナを楽しんだり、メンバーと会話をしたりなど、ゆったりとした時間を過ごしました。

自分への手紙

翌朝は、用意されていた素敵な朝食をいただき、メンバーが淹れるコーヒーを飲みながら、「1年後の自分への手紙」を書きました。これは、今回お世話になった宿ならではの企画で、書いた手紙は1年後に届けられるそうです。素敵な宿での素敵な体験は、手紙によって蘇り、特別な思い出として私たちの胸に残ることでしょう。

宿泊した宿「古民家宿 るうふ 清之家」

今回のリーダー合宿でお世話になった宿は、千葉県南房総市にある「るうふ 清之家」。

豊かな自然に囲まれた空間の中で、囲炉裏や焚火など、情緒あふれるゆったりとした時間を過ごすことができました。プロジェクタースクリーンもあり、テーブルも掘りごたつ(地味に嬉しい)なので、ワークショップも円滑に進めることができた素敵な宿です。

古民家宿の温かい空間が、一つ屋根の下で寝食を共にし、組織の更なる成長を共に考えたメンバー同士の繋がりを強くしてくれました。絆を深めるための少人数での研修など、企業での利用にもオススメです!

大家族みたい(笑)

まとめ

大きな目的を成し遂げるためには、組織として同じ目的、方向性を揃えて(ベクトルの向き)、その力をより大きくしていく(ベクトルの大きさ)必要があると考えています。

今回の合宿は、その明確な目的意識と経営陣とリーダー陣の熱い想いを通じて結束力をより一層高め、積極的にチャレンジする決意を固める素晴らしい機会となりました。この学びをメンバー個々のの更なる成長と組織の更なる拡大に活かし、Mediiはこれからも目指す世界を実現すべく、チーム一丸となって全力を尽くしていきます。


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