見出し画像

第12回3月放送後記事 「幸福論」~体が元気なら”健康”なの?~

こんにちは、ライターのいづみです。
本日2022年3月18日は「世界睡眠の日(World Sleep Day)」だそうです。正しい睡眠習慣は健康な生活に欠かせません。そして、冬の寒い時期に暖かい布団にくるまって眠るときは、とても幸せな気持ちになるものです。一方、横になってもなかなか眠れないと、辛いですよね。そんなときは、よく頭の中で羊を数えればいいとか、一度布団から出てしまった方がいいとか言いますが、私はそういう場合、自分に子守歌を歌うようにしています。これは子供を寝かしつけるために子守歌を歌って、自分の方が先にウトウトしてしまう親に着想を得たのですが、適当なアイデアの割に上手くいきました。今でも眠れない時は、近所の人の迷惑にならないよう小声で歌っています。みなさんは、眠れない時はどうしていますか? 「私の入眠法」があれば、ぜひコメントなどで教えてください!

それでは、ケロケロ見聞録第13回放送の振り返りを始めましょう。

3月のテーマは「幸福論」。体が元気なら、健康なの? です!

パーソナリティーは今月卒業を迎える4年生メンバーのさきとーこ。ゲストにはもりぞーこと森華子さんをお迎えしました。

1、大学生はどれを重視? 「肉体的・社会的・精神的」健康について考える

日本には精神科にかかる習慣があまりないのに、海外の友達は定期検診に行くのと同じようにメンタルケアをしに病院へ行っていた、というとーこ。このことから、海外に比べて日本人は心の健康や社会的健康に疎いのでは? と考察します。medien-lienが大学生29名を対象に行ったアンケートから、大学生は肉体的・社会的・精神的健康の内どれを重視しているのか見ていきます。

<アンケート(一部抜粋)>
2)自分の健康・不健康に最も関与しているのはどれだと思いますか?
・肉体的な健康⇒24.1%
・精神的な健康⇒69%
・社会的な健康⇒6.9%

5)肉体的・精神的・社会的な健康のうち、どれを一番充実させたいですか?
・肉体的な健康⇒13.8%
・精神的な健康⇒69%
・社会的な健康⇒17.2%

意外なことに、自分の健康・不健康に最も関与しているものや、一番充実させたい健康として「肉体的健康」を選んだ方の割合は、どちらも4分の1以下という結果でした。一方、これは年齢が若く、あまり病気などをしたことがない大学生が対象だからではないかという声も。大学生活における悩みとして、人間関係をあげる人も多い事から、社会的健康を充実させたいという人が多いのでは? という意見もありました。

画像3


私は、上記のアンケートとは逆に、肉体的、精神的、社会的健康が損なわれた場合はそれぞれどうしますか? と聞いてみたいです。例えば、骨折したときやインフルエンザで高熱がでているのに、医者や薬を頼るなんて甘えている、人に知られたら恥ずかしいなんて考える人はあまりいませんよね。一方、精神的、社会的健康が損なわれた場合はどうでしょうか。冒頭でも、海外に比べて日本はメンタルケアの習慣がない、という話が上がりましたが、すぐに治療という発想に結びつかない人が多いのではないかと思います。精神的、社会的健康も肉体的健康と同じように人間にとっては大切で、治療できるし恥ずかしいことではない、という考え方をした方が幸福に結びつくのではないかと思いました。
番組後半の学生トークでは、幸福の「こう」の字に漢字を当てはめ、自分の幸福にとって何が一番重要か考えました。とーこは「肯福」として、自己と他者を肯定できている「自分もみんなも大好き!」な状態が幸福だと言います。さきの選んだ漢字は「好福」。自分の好きなこと、好きな物を大事にしている状態が幸せだとしました。モリゾーは社会的、身体的、精神的すべての健康がバランスよく整っていることが幸せだと言い、「交福」としました。人それぞれ、何を幸せと感じるか、どのような状態が理想かは違うものですし、私なりの「こう福」があっていいと思います。皆さんなら、どんな漢字を当てはめますか? ぜひ、コメントなどで教えてください。
ここまで、健康や幸福についての議論を振り返ってきました。次は、私の健康や幸福を一番左右している「睡眠」についてお話ししたいと思います!

2、日本人と睡眠

冒頭で触れましたが、3月18日は「世界睡眠の日」だそうです。2009年のOECDの調査によると、日本人の平均睡眠時間は女性で約7.5時間、男性では約7.8時間でした。
日本人の睡眠時間は国際的に比較しても、特に低いのです。

日本人 睡眠時間

【厚生労働省「睡眠時間の国際比較」(参照日2022/03/08)】

また、2021年にフィリップスジャパンという会社が世界13ヵ国の成人13000人を対象におこなった調査では、13か国中日本の睡眠時間は最下位。平均睡眠時間は平日で6.2時間、休日でも6.7時間でした。
【フィリップス「フィリップス、「世界睡眠の日」に睡眠について考える」(参照日2022/03/08)】

政府も睡眠時間の短さには問題意識を持っており、「健康づくりのための睡眠指針」というものを発表しています。この中でも睡眠が心身の疲労を回復させる効果があることや、睡眠不足が生活習慣病のリスクにつながること、眠れないという悩みを抱えている方は専門家に相談することなどが書かれています。睡眠は精神的肉体的な健康にとってとても重要です。人によって理想の睡眠時間は異なりますが、日中眠いなと感じる方は、睡眠の質や量が不足している可能性があります。就寝前のコーヒーやスマホを控えてみるといいかもしれません。それだと寝る前暇だな、という方はラジオやポッドキャストを聞いてみてはどうでしょう。人の話声を聞けば心が落ち着き、眠くなるかもしれません。ケロケロ見聞録、寝る前のお供にいかがですか。

3、SNS展開

ラジオを聴き逃してしまった! という方は、radikoやこちらのポッドキャストからも番組をお楽しみ頂けます✨ noteの他にも、Twitter、Facebook、Instagramから、ラジオ番組「ケロケロ見聞録」のお得な情報を発信中! ぜひご覧ください🐸

【広】2022メディア展開図 (1)

番組内容や番組の後日談を、西日本新聞のニュースアプリ「me」でも紹介しております。ぜひ西日本新聞のニュースアプリ「me」をダウンロードしてこちらの記事もご覧ください。
▼アプリのダウンロードはこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.nishinippon.smartphone&hl=ja


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?