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【ケロケロ見聞録】4月放送前記事「ケロケロボイス~選挙に対する僕らの声~」

 こんにちは! 新入生歓迎会を主催したところ1年生の目の輝きにやられた、medien-lienライターのこーすけです!1年生ってどうしてあんなに希望とやる気に満ち溢れているのでしょうか…?
 さて、このように多くの方が新生活真っ只中かと思われますが、もう一つ重要なイベントがこの4月には待っています。それは「統一地方選挙」です。….え?具体的にどういうものか分かっていない?そもそも今知った?自分には関係ない?いいえ、この選挙は、いやすべての選挙は、私たちが持つ大切な権利、いわば最終兵器です。この記事では、LOVE FMで毎月第一日曜に放送されているラジオ番組、ケロケロ見聞録がより面白くなる情報を発信していきます。
読めばかならず選挙に行きたくなる5分間、どうか私の演説、否、記事に貸してください!

1. いまさら聞けない「統一地方選挙」とは

 改めて、統一地方選挙について説明します。統一地方選挙は、4年に一度の3、4,5月に一斉に行われる地方自治体の首長・議会選挙のことです。なぜ4年に一度なのか、それは任期に関係しています。戦後、地方自治制度が改正されたことで、議員や首長(知事、市長など)の任期が4年に統一されました。これが原因で問題となったのは、「選挙日程がバラバラ、かつ大量に行われる年」が誕生してしまうということです。こうなると、選挙を行う自治体にも負担がかかる上に、有権者にも混乱を生じさせる要因となります。

第20回統一地方選挙の日程(選挙ドットコムより)

こうした問題に対処するために昭和22年に第1回の統一地方選挙が実施されました。さらにこの選挙は地方選挙を全国規模で同時にすることによる注目度アップを狙う側面もあったことから、現在まで続いているのです。
今年で20回目を迎える統一地方選挙。みなさんも、ぜひ投票に行きましょう!

2. 選挙に行くとき、広めるとき、知っておいてほしいこと

 みなさんが選挙についての話題を耳にするとき、必ずといっていいほど付随してくるであろう言葉、それは「若者の投票率低下」ではないでしょうか。私は18歳で選挙権を得てから全ての機会で権利を行使しているものの、周りの友人が果たしてそうかと聞かれれば、言葉を濁したくなるのが現状です。
 どうしても「面倒」「敷居が高い」と思われがちな選挙ですが、実は意外と知られていないことも多かったりします。そこで今日はマイナー選挙知識を少しだけご紹介。皆さんの気楽な選挙ライフにどうか繋がりますように。

①選挙は手ぶらで投票できる

 意外と知られていませんが、実は選挙は、手ぶらでも投票することが出来ます。選挙期間が迫ってくると、皆さんのお家にも選挙はがきが送られてくることでしょう。多くの方はそのはがきを投票所に持って行って初めて投票できると思われているかもしれませんが、実はなくても可能です。投票所に行き、自分の名前を申告し少しの手続きを踏めば、何も持って行かずに一票を投じることが出来ます。この際、身分証明書があると円滑に手続きが可能です。これすらなくても投票はできるのですが、持っていくことを推奨します。

②「ネット選挙」も投開票前日まで

 2013年に法改正が行われ、可能となった「ネット選挙」。ここで指すネット選挙とは、あくまでネット上での選挙活動のことです。これにより、多くの人が利用するSNSや動画投稿サイトで候補者・支援者が活動できるようになりました。便利になったことに間違いはないのですが、一つ落とし穴があります。それは、「投票当日は選挙活動ができない」ということです。選挙を取り締まる公職選挙法によって取り決められたこの規定は当然ネット上にも適用されます。

ネット選挙、手軽なようで手軽じゃない

この部分が落とし穴である理由は、ネットという手軽さです。これまで選挙活動といえば、ビラ配りや街宣車での呼びかけが一般的で、多くの人が簡単に参加できるものではありませんでした。しかし現在はボタン一つでRT(リツイート)・シェアが可能な時代。たとえ元投稿が投票日以前のものであっても、RT・シェアを投票日に行うと1年以下の禁固刑、もしくは30万以下の罰金となる上に選挙権・被選挙権までも停止されてしまいます。関心を持つことは大事です。しかし、しっかりと知識をつけることは、どんな行動にも伴う「責任」なのです。

3. 今月放送の聴きドコロ!

 ライターのこーすけ厳選、今月放送の注目ポイントはこちら!

①ケロケロ独自調査・若者はなぜ選挙に「行くのか」

 今回の放送では選挙に対する若者の思いを実際に捕捉すべくアンケート調査を実施。そこには選挙に行かない人だけではなく、今回のゲスト、つぐみのような選挙に毎回行く人の悩みも語られていました。 
いつも語られるものとは逆の視点、そこから見える今の選挙の課題とは…!

②CECEUFと考える、若者と選挙

 番組後半では福岡市明るい選挙推進グループ、CECEUF(セセウフ)のメンバーと対談を実施。選挙に真剣に、ゆるく向き合うCECEUFは、投票率やネット投票などの対策案についてどう考えているのか。若者たちが選挙を見直す30分です。

3. SNS展開

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