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【医学部学士編入/生命科学】実践シリーズまで必要か(私見)


はじめに

お疲れ様です。
今回は学士編入のメイン科目である生命科学について、私見ですが書いていきたいと思います。
基本部分は無料で読めます。
今年の出題範囲(琉球大学、大分大学、長崎大学)などに関しては有料とさせていただきました。

必要か不要か


ネットでは生命科学は実践シリーズまで必要か不要か、意見が分かれる場面があります。
予備校を利用している方も、独学の方も、予備校の教材は利用していると思いますのでこの疑問を持つ方は多いと思います。
一応説明すると、大手予備校の生命科学は基礎シリーズ、完成シリーズ、実践シリーズという3部構成になっていて、基礎シリーズは高校生物+α、完成シリーズは大学1年次教養、実践シリーズは大学2年次教養程度となっています。
実践シリーズはかなり高度な内容となっており、生命科学初学の方にはもしかしたらとっつきづらいかもしれません。
また、実践シリーズの内容はその高度さ故に、試験に出ても解ける人が少ない傾向にあります。その為、実践シリーズ不要論が出たのではないでしょうか。
不要論には授業を担当されてる先生も頭を悩ませているようです。

何故か

私の意見としては、実践シリーズまでやっておくべきです。特に2科目で受験する人はマストでしょう。

理由としては
①当然、試験に出るから
②基礎、完成シリーズの補完
③入学後に役に立つ

が挙げられます。

①当然ですが、実践シリーズの内容まで試験に出ます。
今年度も私が受けた大学では実践シリーズで扱った問題がそのまま出ました。(具体的内容は最後の有料部分)
実践シリーズ不要論を間に受けていた方の中には、解けなかった方もいるかもしれません。
そもそもこの試験は倍率が非常に高い試験なので、人ができない問題は自分も落として大丈夫というのは必ずしもそうではありません。
当然ですが、今回のようにそのまま出題されるようなことがあれば、そこに手をつけていた人間が筆記試験を通過することになります。
実践シリーズの問題はあまりでないという意見もありますが、実際に受験した身としては正直、「全然出るじゃん...」という感じでした。

②受講されてる方はお分かりの通り、基礎シリーズ、完成シリーズでは「詳細は実践シリーズでやります」というのが多いです。
当初は「今やってくれよ」と思っていましたが、実践シリーズまで通しで受講すると、その時説明されても分からなかったなと思うことが多々ありました。
それ以外の部分でも、実践シリーズの内容を理解していくにつれて、基礎や完成の理解が深まることが多かったように思えます
結局、予備校は20年近くのノウハウと実績があるのでそれに大人しく従っておくのが正解のような気がします。

③専門的な内容とは言っても、結局は医学部入学後の基礎医学で扱う内容です。扱う広さ、深さは多少異なるかもしれませんが、物理や化学と異なり入学後に役に立つと思えばそこまで苦にはならないのではないでしょうか。

4科目型で受験して物理や化学で得点が見込める方は、時間の余裕がなければ実践シリーズに手を出すより完成シリーズまでを完璧に理解する方が点数にはつながるかもしれません。
受験校との相性、自分のキャパシティを考えて勉強を進めていきましょう。

2科目で受験される方は実践シリーズまで理解するべきです。講師の方が「基礎、完成はできて当たり前、差が付くのは実践シリーズ」とおっしゃっていましたが、実際その通りだと思います。2科目でやるなら仕事をしながらでも実践シリーズに手を出す余裕はあるはずです。

私は実践シリーズまで必要だと考えますが、あくまで私見です。他の合格者の方には実践シリーズはいらないという方もいるかもしれません。
さまざまな方の意見を聞いて、自分に合った勉強を進めていきましょう。

さて、ここからは有料部分になりますが

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