見出し画像

コーヒーを楽しむということ

こんにちは,物書きになりたかった医学生あさひです。

コーヒーについて深い知識があるわけではないけれど,一人前にコーヒーを愛している部類には入ると思います。でも,コーヒーのいったい何がいいんだ,と問われると,うまく答えられる自信はありません。コーヒー自体を楽しんでいるのか,コーヒーと共に過ごす時間が好きなのか,コーヒーを飲んでいる自分に酔っているのか。まあたぶん全部の相乗効果なんだろうけど,なんにせよコーヒーを飲むという一連の所作を通じて,落ち着くなあとか心地よいなあとか思うわけです。僕の場合はまずマグカップを鑑賞するところから始めます。と言っても,詳細に分析できるわけではなく,直感でデザインを鑑賞するだけです。それからゆっくりと湯気のにおいを堪能します(言い忘れていましたが,当然ホットコーヒーです)。舌をやけどしてしまうような温度の時は絶対に飲みません。口の中のやけどは一大事です。少し冷めてきたころを見計らって,ゆっくりと飲んでいきます。だいたい,「深煎り」のコーヒーを頼みます。コーヒーの味というのはざっくりと「苦さ」「酸っぱさ」という二つの次元で評価できると勝手に思っているのですが,苦くてコクのある味わいを好みます。コーヒーを飲みながら甘いものを食べることもあれば,食べない時もあります。おまけに,ピアノを中心としたジャズまでかかっていたらお膳立ては完璧です。

たぶん村上春樹の世界観に憧れているだけなんだろうけど,このひと時だけは譲れないものがあります。コーヒーを楽しむことができるマインドをもった人間でありたい,というのが本質なのかもしれませんね。

この記事が参加している募集

#私のコーヒー時間

27,252件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?