見出し画像

数学の研究員からメディカルフォースのエンジニアへ転身!HRTの文化が浸透するメディカルフォースの開発組織の実態とは

こんにちは!メディカルフォース広報担当です。
今回は、エンジニアとして活躍する藤田さんにインタビューをし、エンジニアに転身した背景やチームの実態などについてお話を伺いました!

『medicalforce』とは?
美容クリニック・自由診療の現場業務を1つのシステムで管理・連携を可能としたオールインワンSaaS。予約・問診・カルテ・会計をはじめとする日常業務から、経営管理ダッシュボードやCRM(リマインド・ステップ配信)を搭載することで、経営や集客強化にも活用してもらえるシステムを提供しています。業務の円滑化だけをゴールとせず、クリニックの経営促進に寄り添うサポートまでを担うサービス提供を目指しています。

▼サービスサイト

▼コーポレートサイト



エンジニア 藤田 瞭

中学からプログラミングを始め、高校時には日本情報オリンピックの本選にも出場。その後東京大学数学科に入学し、大学院では対称性の研究をするも、研究があわず中退を決意。その後、メディカルフォースにジョイン。現在はエンジニアとして主にバックエンドの開発などに取り組んでいる。


数学の研究員からメディカルフォースへ

2022年の4月にメディカルフォースに入社しました。もともと数学を専攻しており、メディカルフォースに入社する前は大学院に通っていました

研究となると、一つの分野に限定して専門性を高めていくことが求められます。私自身数学自体は好きだったのですが、一つのことを突き詰めるのではなくもう少し視野を広げて挑戦したいという思いがありました。
そんな時にCOOの組田さんから声をかけてもらったことがきっかけで、メディカルフォースへ入社することを決めました。

4チームからなるメディカルフォースの開発 ※2024年4月時点

メディカルフォースの開発組織は、大きく分けて「Aチーム」「Bチーム」「CREチーム」「Supportチーム」の4チームに分かれています。(以下図参照、2024年4月時点)

それぞれ、「Aチーム」は新機能の開発、「Bチーム」は既存機能や顧客体験の向上、「CREチーム」は顧客課題の解決し信頼性向上を担い、「Supportチーム」は日々のお客様のお問い合わせを担当します。

中でも私は、「Aチーム」のエンジニアとして新機能開発に向けたPJを主に担当しています。最近では、保険診療機能 という日本医師会が提供するクラウド版日医標準レセプトソフト「Web ORCA(ウェブオルカ)」とのデータ連携が可能となる機能をメインで担当しました。

チームは4つに分かれていますが、知識の共有やフィードバックが必要なため、チーム同士連携しながら動いていることが多いです。
最近では、チームを超えて横串でもrole teamを持つようにしており、エンジニアやQAなどそれぞれの機能ごとに連携や知見共有をしあえるような仕組みも設けています。

スクラムを導入し、交代制でスクラムマスターを担う

現在メディカルフォースの開発組織では、スクラムを導入しておりチーム内で毎月交代でスクラムマスターを担当しています。

私個人としても、入社当初はバックエンドをメインで開発することがほとんどでしたが、スクラムマスターも担当することが増えたことでチーム視点でも考えることが増えました

スクラム自体は、直近半年くらいで導入したばかりです。それまではまだ少人数のチームでしたので導入するほどの規模ではありませんでした。ただ人数が増えてくると、認知負荷が増え、コミュニケーションコストも膨らんできます。そのため、差し込み系のタスクも頻繁に来るようになり、できるだけ優先順位を立てた上で対応できるようにしていきたいとおもうようになりスクラムを導入するに至りました。

印象に残っている開発は、「保険診療機能」と「経営分析機能」

これまで開発を行ってきた中で一番大変だったのは、先ほどお伝えした「保険診療機能」です。

保険診療では、診療報酬を証明するための証明書を発行する必要がありますが、その証明書を発行するためにレセプトソフトというものを使います。このレセプトソフトの中でも、多く利用されているのが「Web ORCA(ウェブオルカ)」というサービスで、このソフトとmedicalforceの情報を連携させるというものです。

この開発で難しかったのは、保険診療についてそもそも知見がない状態だったので、何をしなければならないのか、逆に何をしてはいけないのかなど、仕様の要件を詰めるプロセスで苦労しました。また、データの持ち方もWeb ORCAは特有な部分が多く、連携の仕方についても難しいポイントでした。他の機能開発も並行して進めていましたが、トータルで一年くらいはかかる大きめの開発になりましたね。

また「経営分析機能」も印象に残っています。
これは、クリニックの経営データを様々な軸で計算し売り上げを算出するという機能です。

本機能は、様々な顧客からこういう結果を出したいという個別具体での要望が上がっていたのですが、それらの要件を抽象的にまとめて、さらに機能に落とし込んでいく必要がありました。



ただ私は自分の仮説がスパッとハマったり、複雑な要件をシンプルにまとめてそれがコアな機能として使われるような時はとても達成感を感じることがあり、そういった意味では個人的にやりがいを感じた案件でもありましたね。

心理的安全性が高いチームだから、相談するハードルが低い

メディカルフォースの開発組織は、どのチームもHRT(謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust))の精神を持っていて、本当に働きやすいです。特に心理的安全性が高く、わからないことや頼りたい時でも話しかけるハードルが低いです。

例えば、自分が書いていない箇所にもっといい書き方があったり、またバグが発生していたりすると、どう伝えようか迷うこともあると思うんです。
ですが、おかしい箇所については「この箇所少しおかしいですよ」と言えますし、もし時間が無さそうであれば、「直しときますよ」といったコミュニケーションをとっています。一瞬送る内容を考えるみたいなこともないですね。

その根底には、プロダクトを良くしていきたいという思いをチームのみんなが共通して持っているというのがあるように思います。みんなが同じ方向を向いているので、その方向に沿っていれば特にぶつかることもありません。
何かしらに携わっていると、こういうのやってみたいとか、こういうふうにした方がいいんじゃないかとか、業務に対する意見が自ずと出てくるものだと思うんです。これからメディカルフォースに入られる方も、ぜひそういった視点で少しでも組織やプロダクトを良くしようとしてくれると嬉しいですね。

組織が急拡大するも、エンジニアの数はまだまだ足りない

会社自体が急速に成長しているというのが面白さの一つです。それだけ自分が手がける機能のインパクトも大きいですし、やりがいがありますね。

先日、シリーズBで15億円の調達を発表させていただきましたが、規模に対してまだまだエンジニアの数は少ないです。

そのため、まだまだ一人当たりの責任範囲が広く裁量が大きいのも面白いポイントではないでしょうか。

また開発者の観点では、「medicalforce」はクリニックの基幹システムであるため、既に必要なクリニックのデータを全て保有しています。そのため、サービスとしてデータを使ってあらゆる展開を考えられる点も開発者の魅力の一つでもあります。

ー藤田さん、お話ありがとうございました。


株式会社メディカルフォースでは一緒に働く仲間を募集しています!

メディカルフォースでは現在、絶賛メンバーを募集中です。少しでも興味を持ってくださった方がいましたら、ぜひカジュアル面談からでお話ししましょう!最後までご覧いただきありがとうございます✨

募集中の求人はこちら📣


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?