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医歯薬系の大学受験英語入門 キモのキモ (6)

 皆さん、こんにちは。
 「実戦 医歯薬看護系大学受験英語の部屋」へようこそ。
 受験英語入門のnote 集中講座の第六回です。
 今回も、いわゆる五文型の話の続きです。

 前回、ほとんどの英文は、

 「五文型」と「前置詞+名詞」

を組み合わせれば出来てしまう、と言いいました。
 だから英文解釈でも英作文でも、この組み合わせが基本になるんです。
 これが言わば英文の骨組みと肉付けで、ここのところを常に意識して押さえておけば、英語は何とかなります。少なくともサバイバル・イングリッシュのレベルまでは行ける。つまり、何とか英語でコミュニケーションできるというレベルですね。実際、この程度の文法知識で、英文でメールを書いたり、ビジネスしたりしている人たちは世界に山ほどいます。そういう人が、フェイスブックとか Whats App とかで、「こんな仕事あるけど、やらんけ?」とか言ってくるわけだよ。だからそんなんでも、通じるっちゃあ、通じる。
 ただしさすがに大学受験となると、もう少しがんばらないといけない。骨組みと肉付けだけでは足りないので、お洋服を着たり、髪型を整えたりしなければいけません。裸のままで人前に出るのは恥ずかしいですからね。
 ですが、結局はどんなお洋服を着るかということよりも、骨組みと肉付けの方が大事でしょう。だからそこんとこがまだ怪しいっていう人は、そこを鍛えなくてはなりません。

 入試問題というのは、例えて言えば、左右で違う靴を履いていないかとか、ボタンを掛け違えていないかとか、そういうことをチェックするようなもので、それも大切には違いありませんが、そういうことより骨格と筋肉に問題がなくて、ちゃんと立っていられる方が大事に決まっているわけです。
 そういうわけですから、口を酸っぱくして言いますが、みなさんは常に「五文型」と「前置詞+名詞」の組み合わせを意識しながら英文を繰り返し読んで、英語の骨格と筋肉の健康を保つようにして欲しいと願っています。五文型無用論なんてものに惑わされないようにして下さい。


 今回はここまで。次回は、ようやく入試問題に挑戦します。
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

[参考文献]
『初めての大学受験英文法 ”超”入門講義 医歯薬系・空所選択問題を中心に: 志望校合格のために 予備校講師が本当に伝えたいこと』
https://www.amazon.co.jp/dp/B09YHHXG2P?&linkCode=ll1&tag=cstransbiz-22&linkId=cc55387ce88782912cf2e7240aebd17d&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

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