【ブランディングファースト】 本内容まとめ&レビュー

こんにちは、メディアD2Cソムリエです。

本日は、ブランディングについて本を読んだのでそのレビューをしたいと思います。

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最初に、私が読んでこちらにレビューする本たちはアフィリエイトではありません。なのになんで紹介しているかというと、単にこの私のコンテンツを読んでいただきたいからですw このコンテンツを読むとあなたが本を買って読む時間と手間とお金が無駄が省けますw もしくは本を購入して読む場合も理解が早まると思います。このコンテンツを読んでいただき、ファンになっていただくことが私の目論見ですw

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本の概要

ということで、早速。読んだ本は以下です。Kindleだとただいまお安くなってますね。

内容(「BOOK」データベースより)
広告費をかける前に「ブランド」をつくる。中小企業が「広告」「価格」「品質」だけで勝負してはいけない。数々のブランディングを手掛け、デザインとビジネスに精通した著者が教える、新しい時代の経営の思考法。

こちらの本の特徴は、1製品に特化したものではなく企業全体のブランディングについて説明していることです。また、よくある『ブランドとは』という解説以外に『デザイン』の重要性と解説が語られている部分です。

ブランディングにはデザインがかなり大事。わかっていたようで後回しになっていた部分ですが、米国では経営とデザインは切り離してはいけないという考えが根付いてるそう。

企業がデザインに投資した金額に対して

・営業利益 4倍
・売上 20倍
・株価 2.1倍

なんてデータもあります。では、中身の詳細について触れていきます。

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企業をブランディングする上でのステップ

1製品ではなく、企業自体のブランディングをする上で、何をすべきか?その答えは以下です。

①情報収集(社内外)
②開発(ターゲットペルソナ、機能的価値などの明文化)
③具体化

①②は例えば社内の一般社員の声、競合情報、など自身のブランディングをする上で必要な情報収集です。それらの情報を集めた上で、では自身の企業は誰のために?どんな価値を提供できるのか?それはどうやって?を深掘りし、細分化して文章に書き起こすのです。

③はどうやるのか?それは

・ブランドアイデンティティ(ロゴ、カラー、メッセージ等)
・ブランド世界観の規定(服装など禁忌事項なども)
・認知(社内から徹底)

をすることです。 ブランド世界観の規定はブランドロゴなど製品にまつわることだけでなく、スタッフの服装、発言、社長の立ち振る舞いに至るまで全て「やっていいこと」「やってはダメなこと」を定義します。そしてそれを社外に向けて発信する前に、社内から認知を徹底し刷り込ませるのです。

では次に、ブランディングができたところで、デザインと連携させますがそもそもデザインって?

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デザインは何か?

アート: 問題提起、価値可視化
デザイン: 問題解決、価値機能化

アートは例えばバンクシーの絵。価値を目に見える形にし、その時代の問題提起(人種差別、コロナなど)の意味を込めた作品が多いですよね。

一方でデザインは例えば小林製薬株式会社ののどぬーるスプレーやカップヌードルの蓋止めシール。

つまりデザインは見た目がいいだけの話でなく、その体験を通じて問題解決するものらしいです。

そう考えるとプラスの感情を引き出し写真を投稿し認知拡大させるインスタ映えパフェもデザインw かもしれないです。

しかしデザインって素人ではよく分からない。。。どうやって良いデザイナーに出会うのか?

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優れたデザイナーを見分ける方法

これはデザイナーに自作デザインの意図を説明してもらうだそう。

色、フォント、太さ、全てが偶然ではなく意味があってそうあるべきもの。

会社のブランディングに関連するものであればなおのことどうしてそれがこのデザインに反映されたのかを確認して説明が成されれば合格。

また審美眼の確かさを持ち合わせているかの確認として自社CIやプロダクトの意見ももらうといいようです。

具体的にどのようなデザインがいいのか?

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ブランディング✖️デザインの理想的例

ブランディングとデザインの先進国、アメリカの企業から理想的な例を紹介します。

①シェイクシャック


②Whole Foods Market

明確なブランディング、ブレず一貫性があり、デザインが優れている点は見習いたいものです。。

デザインの重要性もわかったところで、実際に企業でデザインに関して投資するためには実は1個ハードルが。それは決裁!つまり幹部にデザインの重要性、デザインの良し悪しを判断する人がいないと投資してもらえないし一貫性を持たせることもできません。そこでどうするか?

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CCOという役職

 CCOという役職があるのをご存知ですか?

Chief Creative Officerの略でブランド戦略に関する全てのデザイン管理をする役職のことです。

日本企業は左脳な幹部とは切り離されたところにデザイナーがいるんで
右脳左脳バランスが変なブランディングになってまいますが幹部にCCOがいれば両輪整ったデザインが生み出されるでしょう。

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まとめ

以下に本日のまとめを記載しました。

・ブランディングにデザインが大事。
・デザイナーにはプロダクト開発の初期から入ってもらうべし。
・デザインはアートではなく問題解決。企業の価値本質を体現。
・ブランディングは社内への認知から!

新しく会社を立ち上げる際、また既存の会社を再度立て直す際、こちらを参考にしていただけると嬉しいです。以上ここまで本日もありがとうございました。

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