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25卒内定者就活記録(大手エンタメ)

内定先:大手ライブエンタメ2社、デジタル広告3社、ほか2社
学歴:国立大学文系
ガクチカ:劇場アルバイト、人力車

【最初に】

「演劇プロデューサーになりたい」。テレビや出版を志す同期のGMF生とは、少し毛色の違う就活軸を掲げていました。中学生の時に演劇に魅了され、そこから自分なりに演劇に通ずるであろう大学を選択し、劇場でアルバイトをしたりして、大手の舞台興行会社に就職する夢を思い描いていました。しかし、いざ就活をはじめてみると、大手ライブエンタメ企業の数は限られていて、さらに採用人数がテレビや出版よりも少ないという事実を目の当たりにし、「絶対ムリじゃん」と絶望したのが大学3年の5月でした。「でも諦めきれない!」と、藁をもすがる思いでGMFに入会し、大手ライブエンタメ2社の舞台部門で内定をいただきました。第2志望で受けていた広告も含めていくつか内定をいただきましたが、GMFなしでは1つも内定をもらえなかったんじゃないかと思います。長くて苦しくてしんどい期間ではありましたが、この1年頑張って本当によかったと思っています。


【就活の流れ】

・5月 就活開始
大手ライブエンタメ企業の難易度に気づき、絶望していた時期です。「壁が高いことはわかるが、なにをしたらいいかわからない」という漠然とした不安を抱いていたと思います。その頃、Matcherで大手出版・キー局に内定した24卒のGMF生にお話を伺う機会があり、その方の紹介で7月にGMFに入会しました。

・7月〜9月 夏インターン
「エンタメ就活は狭き門だから、テレビや広告なども受けて練習を詰んだ方がいい」という講師の方のアドバイスを受けて、エンタメ・テレビ・広告などのインターンに応募しました。ただ、第1志望のライブエンタメ企業やすべてのテレビインターンに落ちたので、面接への苦手意識を持ち始めていました。

・10月~12月 秋冬インターン
エンタメインターンの募集が本格化し始めました。大手ライブエンタメ5社、広告最大手1社などのインターンに参加しました。大手ライブエンタメのインターンのうち1社は、2ヶ月に渡る長期インターンで週3〜4くらいで勤務していました。インターン、他企業のES、面接、学校、バイト、、で体力的には1番しんどかった時期だと思います。

・1〜2月 エンタメと広告の2本柱で本選考突入
インターンに参加した大手ライブエンタメ5社のうち、2社は早期選考優遇がありました。この時期は、その早期選考と並行して広告の本選考を受けていました。広告が第2志望だったというのもありますが、「ライブ・イベントを運営している広告会社」「ラジオアプリを運営している広告会社」などエンタメ色の強い広告会社を受けることで、本命のエンタメ選考に向けて面接練習になると思ったからです。約50社の本選考にエントリーし、1番忙しい時期は週10件の面接をこなしていました。

・3〜5月 エンタメ就活本格化
毎日毎日、本命企業のことを考え続けて「もし落ちたらどうしよう」という不安をずっと抱えていました。この頃には、年明けからコツコツと作り続けたエンタメ選考用の想定問答がA4用紙80ページくらいになりました。準備を重ねては、講師やチューターに模擬面接をしてもらい、修正するというサイクルを繰り返し、面接のクオリティをあげることに注力していました。

【GMFの使い方】

〈講義〉
講義では、テレビ・出版・広告ESの書き方、世の中の出来事、注目のコンテンツなどを解説していただきました。テレビESの書き方はエンタメESに通ずるところが多いにありますし、なりより出来事やコンテンツの解説は「物事をこういう見方で切り取ると、まるで違うものが見えるのだな」と、ひとと違う目線で物事を見るとはどういうことかを学びました。就活のためだけでなく、いつか自分がクリエイターになった時に役立つ”クリエイターの素地”みたいなものをいただいたように思います。特に心に響いた講義は録画を見返したりして、講義ごとに自分が成長していくのを感じました。

〈ES作成〉
過去のゼミ生のESを手本にしながら書いていました。ESというのは面白いもので、業種が違っても「受かるES」というのは本質ではどこか似通ったところがあるのです。テレビ・広告に内定した先輩方のESをよく読んで「受かるESとはこういうものじゃないだろうか」と自分なりに分析して書いていました。

〈ES添削〉
大手から、他の同期は受けないようなマイナーなエンタメ会社まで、幅広い会社のESを添削していただきました。自分では筋が通っているつもりでも、はじめて読む人には情景が浮かびにくかったり、どこがアピールしたいポイントなのかわからなかったり、、あらゆる角度から指摘をいただき、修正しては添削してもらうことを繰り返して文章を練り上げていきました。年明け頃になると「受かるES」がどういうものかわかってきて、添削をしてもらわなくても「受かるES」が書けるようになりました。夏インターンでは落ちまくったのに、本選考では添削なしで提出したESで、いくつかの企業から内定をいただいたりもしました。

〈なんでも相談〉
講師やチューター陣は口を酸っぱくして「なんでも相談して」と言ってくださっていました。だからこそ、少しでも不安に感じることがあれば気兼ねなく連絡できる環境にありました。「何が自分に足りてないのかわからない」なんて漠然とした悩みを相談した時ですら、不安に感じる原因はなんであろうか、それを解決するにはどうしたらいいか、と深く悩みに寄り添ってくれました。相談した際にもらった言葉がヒントとなって、道が開けたことが何度あったことか。本当に救われました。

【第一志望のES通過から最終まで】

〈想定問答集の作成〉
GMFオリジナルの「ガクチカ6分解」というフォーマットがあり、ガクチカに関する質問はそれになぞらえて問答集を作成していました。そこできちんと整理していたので、準備したこと以上のことを聞かれることはほとんどありませんでした。また、仕事への考え方や困難への取り組み方などパーソナルな志向性について問われる質問は、仕事論の本(経営者、TVプロデューサー、料理人など)を読みながら自分なりに言語化しました。

〈広告本選考で面接回数を重ねる〉
テレビ・出版を受けていた同期は、夜な夜な集まっては模擬面接をしていたそうですが、私は同期と練習をするとダレてしまうというよくない癖がありました。そこで、エンタメ色の強い広告会社の本選考をたくさん受けることで、練習回数を重ねるという戦法をとっていました。さまざまな面接官と面接をすることで「どんなワードなら興味を持ってもらえるか」「どんな話し方なら面接が盛り上がるか」が段々わかるようになっていきました。夏頃は面接に苦手意識を持っていたのに、本選考の頃にはほとんど緊張しなくなりました。

〈模擬面接〉
とはいえ、広告の本選考を受けるだけではエンタメ就活をカバーしきれません。本命のエンタメ企業に関しては、週2〜3ペースで講師やチューター陣に模擬面接をしていただきました。いただくアドバイスがどれも的を得ていて、講師の方にある指摘をされた時にはショックで1〜2日落ち込んだりしました。そこから修正をして、もう一度模擬面接に挑む、ということを繰り返して「もう大丈夫」と思えるまで模擬面接をお願いしました。

〈コンテンツに触れる〉
エンタメ就活では、志望理由やガクチカに加えて「最近気になったコンテンツ」「人生で心動かされたコンテンツ」について聞かれることがよくあります。バイトの休憩中や移動中など、時間を見つけてはあらゆるコンテンツを見るようにしていました。映画、アニメ、漫画、舞台、ドラマ、体験型イベント、など全部で20作品くらいを話せるように、想定問答を準備していました。

【GMFを受講するメリット】

「何をどう頑張ったらいいかわからない」から就活をスタートさせた私にとって、GMFは道を示してくれる存在でした。ワンキャリには絶対にない歴代の先輩の「受かるES」の数々、模擬面接での的確なアドバイス、思考術を指南してくれる講義、、あらゆる側面からバックアップしてくださいました。それをただ受け取るだけでは内定までは届きませんが、自分なりに噛み砕いて養分にしていけば、よい結果がついてくると思います。

【GMFを受講するデメリット】

特にないです。強いて言うなら、受講料でしょうか。両親にお願いすれば出してもらえたかもしれませんが、「このお金を有意義なものにできるかは自分の頑張り次第だ」とプレッシャーをかけるために、自分で支払いました。就活が1番忙しい時は、バイトの収入が月8,000円しかないこともあり、しんどかったですが笑。当時の私にとっては大きな金額でしたが、「希望する大手に行ければ初任給1ヶ月分とたいして変わらないのだから、むしろ安いくらいだ!」と思っていました。

【就活を終えて】

あともう1回やれと言われたら絶対にやりたくありません笑。でも、それくらい本気で挑んだからこそ、やり切ったと胸を張って言えます。この1年、GMFのみなさんと就活に取り組んだことは、私をいろんな面で大きくしてくれました。ここで頑張れたことは、社会人になった後も私の自信を作ってくれるんじゃないかと思います。読んでくれたあなたと一緒に頑張れたら嬉しいです!

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