もし、あなたが「給与が上がらない」と悩んでいるであれば、それはあなたのスキルが低いのではなく、あなたが頑張っていないのでもない。単純に言えば「儲からない会社と業界」にいる可能性が最も高い。
同じくらいのスキルや能力であっても、業界が違えば給与が倍程度違う、ということは普通だ。
要するに「個人の力」は給与に与える影響は小さいのだ。いくら頑張っても、自分が在籍している業界がダメであれば、給与は増えない。
マーケティングの常識「顧客がいない所でいくらがんばって商売をしても売上が伸びない」ということである。つまり給料をふやすには、「業界の目利き」「会社の目利き」が重要なのだ。
それを知って初めて「良い業界で働くためスキル」が必要になってくる。
だから「スキルを身につける」というのは漫然とやるのではなく、「儲かっている業界が欲しがるスキル」を持たなければダメなのである。英語を学んでも、給与が上がらないのは、そのためだ。