見出し画像

言語化する

赤ちゃんでも大人でも、自分の心の中にあるものを、うまく言語化できないとき、そのフラストレーションが、泣いたり、叫んだり、言葉や態度の暴力として表れるのだと思っています。

ゆえに、ポジティブな気持ちも、ネガティブな気持ちも、どちらも自分の中で言語化する方法を、早いうちから学ぶのは大事なことだと考えています。

また、その気持ちを相手に表現する必要がある場合、適切な表現方法を学ぶのも、人間としてとても大事だと考えます。

言語化でなくても、音楽や絵画、舞踊などの芸術表現は、日常生活の範囲内のプロトコルでは表現できないものの表現に役立つと思います。

でもやっぱり、「自分の中のモヤモヤしたあれこれを言語化し、そして言語化された自分の思考を論理的に顧みる」というスキルは、人間として生まれたら、生まれてから死ぬまで、積極的に身に付けるべきスキルだと思います。

もちろん、言語表現も、芸術表現も、下手をするとネガティブな思考を増幅させる力もありますから、適切にガイドしてくれる、メンターとなる人は必要でしょう。

パワハラ、モラハラ、ジェンダー問題なども、当事者や社会全体がきちんと言語化して考えてこれらなかったのが、根本的な問題だと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?