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【読書】スエヒロ(著)『平安時代のインターネット』を読了。

先日、「文学フリマ東京36」で購入した唯一の本が、スエヒロ(著)『平安時代のインターネット』です。
この本は所謂、ZINEと言われているものです。
ZINEというものにはあまり興味がありませんでしたが、文学フリマに行ってから、なんか面白そうという思いが強まっています。
毎日、スマホやパソコンの画面を見ていると、ZINEという紙の媒体が、とても新鮮に感じられるのです。

文学フリマについても、あまりよく知らなかったのですが、コンセプトは出店者自身が制作したものを販売するという事なので、ブースで販売をされていた方は、おそらくスエヒロさんご本人だったのでしょう。
今から思えば、もう少しお話しをさせて頂ければよかったなと、少し残念な気持ちです。

『平安時代のインターネット』は、タイトルの通り、平安時代にインターネットがあったらという、仮想の世界のインターネット空間を紙の媒体にしたものです。
平清盛のTwitterや清少納言のInstagramなど、笑えるものばかりです。

この様な感じで、戦国時代編なんかがあっても、面白いと思うのです。
豊臣秀吉なんかはTwitterを駆使しそうだし、淀君のInstagramとかは絶対にフォローしたいですね。
千利休のYouTubeなんかは、チャンネル登録も再生回数も、爆上がりしそうです。
Yahoo知恵袋で、明智光秀が上司のパワハラを相談して、荒木村重の回答がベストアンサーに選ばれているかも知れませ。

あと、幕末編とかあっても面白いと思います。
更に世界史まで広げていったらと考えると、ワクワクしてきます。
マリーアントワネットのInstagramなんか、凄いことになると思うのです。

こう考えてみると、歴史は学ぶものではなくて、楽しむものだという事を改めて感じます。
とはいえ、学ばなけれ楽しめないという事も言えます。
要は、楽しみながら学び、学びながら楽しめれば、人生、暇があっても退屈する事は無さそうです。


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