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読書日記⑬かがみの孤城/辻村深月

こんばんは。

昨日は何だか億劫になっちゃって、書けませんでした。平日毎日更新を続けてたのに。

でもまぁ、たまにはしょうがない!一回書けなかったくらいで落胆するのはやめよう。続けることに意味がある。

①かがみの孤城/ポプラ社/辻村深月

中学校にいけなくなったこころ。ある日、部屋の鏡が光り、鏡の中は不思議なお城に繋がっていた。そこに集められたのは、こころと6人の中学生、そして奇妙な少女がいた。少女は「鍵を見つければ願いが叶う」という。こころと6人の冒険が始まるー。

ついに「かがみの孤城」読みました!結構分厚い本だったのですが、途中から止まらなくなって、2日くらいで読みましたね。

いやー、面白かった。普段ファンタジーはほぼ読まないんですが、引き込まれました。こころや仲間たちが抱える問題や、学校との関わりの部分はリアリティがあり、現実問題として考えさせられました。

最後謎が解けてこころ達が日常に帰っていくんですが、そのあとももうひとどんでん返しがある。伏線につぐ伏線。ファンタジーになった理由までちゃんと辻褄が合っており、辻村先生の頭の中どうなってるんだろう!?笑 この本の中に無駄な部分は一文もないんだなって感嘆しました。

あと、こころ達が抱える”学校に行けない”の問題に対して、学校に行くことが正解じゃなくて、色んな選択肢を教えてくれる点も良かった。私の年齢的に「朝が来る」がベストヒットだけど、学生の頃だったら「かがみの孤城」が一番刺さるだろうな。

さっき知ったのですが、「かがみの孤城」映画化されるみたいですね。なんとタイムリー!公開は2022年の冬とのこと。見に行かなくちゃ!

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