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読書日記⑪夫の墓には入りません/垣谷 美雨

こんにちは。

読書日記も10回目を迎えました~パチパチ!三日坊主の私が良くここまで頑張った!自分で自分をほめてあげたい!!

今日も午前中にnoteを書き始めることができました。朝から一気読みしちゃったので、この感動を忘れぬまま書き留めておきたいと思います。

①夫の墓には入りません/中公文庫/垣谷 美雨

夏葉子(かよこ)の夫が四十代にして急死。冷え切った夫婦関係のせいで、夫がいなくなっても涙が出ない。むしろ自由になれたとすがすがしい気持ちさえする。しかし、初めは親切にしてくれた義実家や周りの人間が、だんだん嫁の役割を押しつけてきて・・・。夏葉子が、本当の自由を手にいれるには?

家族、夫婦のあり方や義実家との人間関係を描いた作品です。ほんと、最近垣谷先生の本が好きすぎて、一気読みしちゃいます。

これもまた面白かったですね~。まず、「義実家」という結婚すればついて回るテーマ。それぞれの家の考え方や育ってきた文化も違うし、すり合わせていくのって大変ですよね。気を遣いすぎて言いたいことが言えない点もわかる気がしました。私もやっぱり義実家の前だといい子ぶっちゃいます。誰に頼まれたわけでもないのにね。笑

そして、あてにならないと思っていた実家の父が意外に頼もしかったり、だれも分かってくれないと思った話も共感してくれる友達いたり、助けを求めたら助けてくれる人がいる。いい人ばっかり演じてたら、”つぶされてもいい人間”と思われてしまう。上手に助けを求めることが重要だし、時には言いたいことも言わないとダメですね。思い返せば、仕事で言いたいこと我慢してばっかりだったなぁ。助けを求める時も、誰に言うか、そして1人に言ってダメでも卑屈にならないことも必要かも。

共感できるテーマの本は、生きていくヒントが見つかって好きです。垣谷先生の本、もっと読みたい!

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