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読書日記⑫家日和/奥田 英朗

こんにちは。

今日も今日とて一気読み。読み切る達成感が病みつきになって、短編集ばかり読んでしまいます。ダメだな、たまには長編読まないと・・・汗

①家日和/集英社文庫/奥田 英朗

ネットオークションにはまる妻、会社が倒産してはじまった主夫生活、別居になって男の一人部屋を満喫する夫、若い男性とのやり取りで変な夢をみる主婦、ロハスにはまる妻と小説家の夫・・・家族の小さな出来事を取り上げた短編集。

この前読んだ「我が家の問題」とシリーズで、家族をテーマに扱った短編集ですね。この「家日和」の方が先かな?最後のロハスにはまる妻と小説家は「我が家の問題」にも少し登場していました。そして、この小説家は奥田先生自身じゃなかろうか・・?と思わせる部分もあり、気になります。

奥田先生の家族の短編集は、家族に起こる”ちょっと変な出来事”が出てくる気がします。それが少しありそうで少し奇妙で、家族をテーマにしていることもあり妙にリアリティがあって、どんどん続きが読みたくなる。でも最後には解決して終わってくれるので、後味は爽快です。奥田先生の作品癖になるなぁ。笑

家族の短編集シリーズは、「我が家のヒミツ」という本もあるみたいなので是非読みたい。



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