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心理的安全性(2)成功のコツは解ってはいるけど。。。

良いアウトプットを出す為にはどうするか?

これは、多くのビジネスパーソンにとって、常に付きまとうテーマだと考えています。

個人的には経験上、新しいビジネスを生み出すことにも共通していることだと感じます。

では、その本質は何なのでしょうか?今回は、スタートアップを例に考えてみたいと思います。

それは、考えていることを外(世)に出してみるということです。外に出さないと良いのか悪いのかも判断できません。(多くの人は、自分で蓋をして、出さないまま終わっていることも多いのではないでしょうか)

立ち上がりのベンチャーが優れているのは、この部分です。まず、試作を出してみてとにかく評価をもらって改善していくという、いわば、PDCAを高速で回していることです。

こういわれると、「そんなことくらい解っていますよ」という声が圧倒的ですが、それでも成功した人は実践し、そうでない人はずっと考えてばかりで行動に移さないというのが実際ではないかと思います。(実は、私もあまり強く言えないところです。。。)

なぜ、最初のステップである「試作」を出せないのか?

これは、私が生徒の皆さんとお話しをしている限り、概ね二つのタイプに分かれます。

一つは、まず、やってみて、だめなら修正すればいいじゃないと楽観論で考えるタイプ。人の意見を受け入れやすく、物事を前向きに受け止めやすい方が多いです。

もう一方は、リスクを先に考えるタイプの人。できない理由を探すと言い直してもいいかもしれません。失敗を悪と考え、可能な限り最短の成功ルートを考えようとする方が多いです。人の意見も受け入れるのがあまり得意でないかもしれません。

私は、リスクを考えることが悪いとは思っていません。特に経営者の方は、当然、リスクを想定しながら経営をしていかなければならないからです。

ポイントは、発想をするときのみ、頭を切り替えられるかどうかにあります。

最近だと、その事例が良くわかるのが、youtubeなどに代表される動画だと思います。動画には、「成功するための秘訣」、「短時間で稼ぐには」など、20代の方を中心に積極的に発信されています。彼らの共通点は、まず、やってみてダメなら修正というところにあります。実際、youtubeで多くのチャンネル登録をしている人の最初に上げた動画を見てみると、本当に、「まず、やってみた」レベル(決して悪い意味ではありません)から始めているということです。そして、他者からの意見を素直に受け入れ改善しているところでしょうか?

本題に戻ります。まず、良いアウトプットを出すにはどうすべきか?
今までなかなかできなかった人に、いきなり出せというのは、ハードルが高いと思われます。その際に有効なのが「心理的安全性」と考えます。これには、他者の支援が大きな役割を果たします。

(つづく)



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