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day9|人生に希望を灯す”大好きなこと”の見つけ方

みなさん、”好きなこと”ってありますか?
趣味でも、趣味とまでは言えないけど好きなことも、これこそが生き甲斐だ!っていうほど大好きなことも。

好きなことと言われると、案外見つけるのが難しいかもしれません。
特に社会人になると仕事や日々にやることに忙殺され、心の余裕がなくなりがち。
でも、そんな日々から救ってくれるのも、自分を保ってくれるのも、”大好きなこと”だったりすると思います。

子供の頃は
「サッカーが好き!」
「鬼ごっこが好き!」
「動物と遊ぶのが好き!」
とか無邪気に言えたはずなのに、この年になるとなかなか出てこない、、、なんて経験あるんじゃないでしょうか。

私は精神バランスを崩し3か月ほど休職していたことがあったのですが(詳しくはこちらに書いています)

当時は本当に無気力で何に対しても興味が湧かず、ただただ日々を生きるのに精いっぱいでした。朝起きて、洗濯をして、ご飯を食べて、テレビを見る。たまにお散歩に出たりジムに行ったりする。「死にたい」とは思わないけれど、生きるのがおっくうで面倒。ただ毎日、生きる。

でも、そんな日々を過ごすうちに、だんだん「やりたい」と思えることが出てきました。
そして気づいたのです。そうして心の中でむくむくと湧き上がってくること、次第にやらずにはいられなくなることこそが、”大好き””自分にとって大切なこと”なんじゃないかな、と。

私にとってはそれが、文章を書くことや本を読むこと、海辺に行くこと、料理をすることでした。誰のためでもなく、ただひたすら好きな文章を書く。ちょっと手の込んだご飯を作る。
これらのことは今でも私の支えになっているし、逆に余裕がなくなると無性に海に行きたくなったり、忙しいときに限って自分でご飯やお菓子を作りたくなります。特に良いのは野菜の千切りとクッキーづくり。黙々と無心に作業できます。マインドフルネス的な。(現実逃避…?)

江ノ島の海
この後、トンビに襲われました。泣

そして不思議なことに、好きなことがわかると元気になっていくんですよね。自分を元気にするおまじないを知っているような感覚。そんな意識的なものでもないけれど、ちょっとずつパワーがたまってくるというか。しおれていたお花がお水を吸ってしゃんとしていくような。

心から好き!と言えることが見つからなくて焦ってしまうとき、よくわからないけれど気持ちがふさぎ込んでつらいとき。体力が有り余っている場合はがむしゃらに動いてみるのもいいけれど、いったん「何かしたくなるまで何もしない」をしてみるのもおすすめです。きっと心の中にある芽がすくすくと育ち、無性に何かしたくなるはず。
お金にならなくても、誰の為にならなくてもいい。ただ、自分にとって心から大切と思えたらそれでいい。

そうして見つかった大切なことは、柱のように頼もしくあなたの心を支え、人生に希望を灯してくれます。


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