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うつからの復職を目指して。リワーク通所はじめました

転居・コロナ・異動・異動先の人間関係……運悪く重なった色々な要因にメンタルをぶちのめされ、休職してから早1年半が経ちました。

そのときの日記。なんだか文章がとっ散らかっています)

当初は日がな一日横になっていることしかできず、上司に叱責される夢を見て飛び起きたり、夫の言うことが頭で理解できず買い物先のホームセンターど真ん中で泣いたり。

時々の不調もありながら生活リズムもだいぶ安定し、そろそろ復職を考えていたところ立ちはだかる壁がありました。

「復職のためには、一定以上リワークに参加すること」

弊社規定です。

リワーク。
通院しているクリニックで案内を見たことはあったけれど、まぁ必要ないだろうと気にも留めなかった存在。
主治医から「うちの提携施設もあるけど、必ずしもそこで受けなくてもいいよ」とのお言葉を受け、いくつか調べてみることに。
ちなみに、「リワーク」はRe-work(再び働く)だと思っていたのですがReturn to work(仕事に戻る)のことだそうです。

日本うつ病リワーク協会に加盟している中からいくつか問い合わせ、見学に行きました(こちらから全国の加盟施設が検索できます)。

個人的に重視した比較基準はだいたい下記の通りです。

・通いやすさ
最終的には週5回通所するので、無理なく通える場所にあること。
私の場合は元々の通勤と同等の「乗り換え1回、片道1時間程度」を目安に探しました。
・実施時間
デイケア通所だとどこも6時間が基本ですが、9:00〜15:00のところから11:00〜17:00のところまで様々です。
本来の出社時間に近い方が復職時にギャップがなくて良いかも。
・スタッフの対応
HPに見学用の問い合わせフォームがあったり、実際に行ったときに対応がスムーズだったりすると安心できました。
・プログラムが合いそうか
見学に行くと月間スケジュールを見せてもらえることが多いです。
プログラムは心理学的な講義やグループワーク、オフィスワークのトレーニングなど大枠は共通ですが、施設によって内容や比重が異なるようです。

合計4ヶ所ほど見学して通所を始めましたが、今のところ楽しくやれています。
皆「メンタルを患って休職中」という共通点があり、お互いに配慮しながらコミュニケーションをとっているので居心地も良く、集団で講義を受けるので学生に戻ったような気持ちがあるのかもしれません。

プログラムが進むと休職に至った原因と向き合う必要が出てきて辛くなるとも聞くので、そこはちょっとだけ怖いですが。
良い意味で早期復職は諦めて、せっかくの人生の寄り道として実りあるものにできればと考えています。

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