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どうでもいいこと、つづけよう②

どうでもいいこと、つづけよう。
大好評mikoのエッセイ第二弾をお送りする。
どうでもいいことをタイピングしすぎてもう腱鞘炎寸前である。

あなたにとっての「どうでもいいこと」は何だろう。
髪型、ファッション、旅行、友人、音楽、テレビ、アマゾンプライムの会費、来週のワンピースのネタバレ、まるおともふこの両親。書いてたら本当にどうでもよくなってきた。

どれも生きていくために一刻を争うコンテンツである。
楽しくなってきた。そしてもう書くことがなくなってきた。

ではこの世で最もどうでもいいこととは何だろう。
「ある日突然乳輪に生えてくる毛」だろう。異論は認めない。

毛は体を守るために生えていると言われるが
どう考えてもあの乳輪の毛は守備力0だ。
あの毛のせいで清潔感がなくなりむしろマイだろう。

二番目が「お盆と正月に集まる親戚との会話」だろう。
これは間違いない。僅差だから本当は一位でもいいくらいだ。

それにしてもどうでもいいことは、果たして本当にどうでもいいことなのだろうか。
ダウンタウンの松本人志氏曰く
「1番面白い人は、実は1番面白くない人」
なのである。
誰がどう見ても最弱で間違いないものが、実は最強であるという矛盾。

同じ理屈で言えばどうでもいいことは実は1番どうでもよくないこと。という仮説が立てられる。
ホリエモンの言う「人間は不要不急のために生きている」が真実味を帯びてきた。

ある日突然乳輪に生えてくる毛がこの世で最も大切なことなのである。さっきから何を言っているんだ私は。

とにかくだ。どうでもいいことを続けていけばこの世の真理に一歩ずつ近づいていける。別に怪しい宗教に勧誘するつもりはない。

へそのごまがたくさん溜まってるなぁとか、爪と指の間の臭いキツいなぁとか、そんなことまさしくどうでもいい。清々しいほどどうでもいい。

あなたはなぜこんなどうでもいい文章を真面目に読んでいるのだろう。時間の無駄としか思えない。そして私にも一銭も入ってこない。

いつかどうでもいいランドを作って、果てしなくどうでもいいことで埋め尽くしてやりたい。

続く

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