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自己紹介(その4)

 皆様おはこんばんちは。そして,お疲れ様です。

 最近,流体力学を再度学び直した記事を主にかいています。
 ここでは,流体力学の記事を書くわけではなく,「自己紹介」をしたいと思います。


(4)第4章 大学院時代~就職まで

(4-1)再度奮起して工学修士の取得を目指した大学院時代

 一度はあきらめたはずの大学院の道を再び挑戦することにしました。研究対象も決まり,再度奮起した筆者は,「今度こそは」の気持ちがありました。もう失敗はできないので,かなりのプレッシャーを感じていました…。しかし,この奮起も長く続きませんでした。驚くほど実験機器の「準備」,「破損」と「故障」が多く発生したからです。あまりに続くトラブルに愚痴が多くなっていましたが,そんなことも受け入れてくれる研究室でした。

 高専時代ではやったことのない配管設備の一新,溶接作業のよるものづくり,過去の研究で使用していた遺産の流用と自分の頭でとにかく考えて,少しでも実験結果を得られるようなシステム作りをしていました。しかし,その中でありとあらゆるものが壊れるのですから,一体何度「神様」を恨んだことでしょう。でも,このときに筆者を突き動かしていたのは,「自動車業界の設計・開発業務」への就職ではなく,「後悔なくやり遂げたい」でした。

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 結果としては,見事に工学修士を獲得出来ました。ですが,研究成果を思ったよりも出すことができず,発表論文を1本提出にしただけでした(とある事情で発表することはありませんでした)。しかし,「後悔なくやり遂げたい」という目的は達成できたと筆者は思っています。何といっても約200ページにもわたる修士論文を製本して,今も本棚にあるのですから…。

 こんなことが予測できたからなのか,もう既に目標がなくなっていたからなのかは,明確ではありませんが,もう「自動車業界の設計・開発業務」への就職は一ミリたりとも考えていませんでした。ある意味では「自暴自棄」とも取れるかもしれません。結局,中小企業・公務員への就職を検討することになりました。結果として,どちらを選択したのかは勘の良い方なら分かるかもしれませんね。

(4-2)約10年ぶりの試験に勝ち残った就職活動

 結論から言うと,高校受験以来の受験を経験しました。それが「公務員試験」です。書籍にしたら,さぞインパクトはあるのでしょうが,筆者はウソをつけない性格のようなので,絶対に真似をしないことを望みます。特にこれから,公務員試験を考えている人が見ているのであれば尚更です。

 集中的な勉強期間は,僅か「3・4ヶ月」です。その前に長い時間をかけれなければ,制限時間に解くことすらままならない科目は多少やっていました(具体的には,判断推理・数的処理・工学の基礎などです)。しかし,それまでのトータルの勉強時間は,おそらく100時間ほどでしょうか。そこから毎日「8~12時間」の猛勉強を続けました(期間は,3月3日~7月28日まで)。唯一勉強しなかったときは「ご飯を食べているとき」,「風呂に入っているとき」,そして「寝ているとき」でした。

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 そして,受けた試験は,以下の通りです。
※国家一般職(機械職)【旧国家二種】,国立大学法人(機械職),北海道内のとある市役所2カ所(機械職,事務職)

 公務員試験を受ける方は既に知っている当たり前の話ですが,試験は主に1次試験,2次試験,官庁訪問の順になっています。多くの皆様が言う公務員試験はこの中の「1次試験」に該当します。また,2次試験・官庁訪問は,主に面接試験です。

 筆者の1次試験の戦歴は「全勝」でした。ちなみに,2次試験については,途中辞退したものと中には「お祈り通知(要するに不合格通知です)」がきたもののありました。ですが,結果としては希望した市役所へ採用が決まり,約10年ぶりに挑んだ試験の勝ち抜きに勝利したのです。
 ある意味,この就職,又この就職活動は正しい選択だったと思っています。このときの自分は「自暴自棄」ともとれるような目標をも失った人間でした。これは市役所に入ってから思わぬことで気づくことになるのです。そこに気づいたこと,そしてとある約束が「確実に」果たさせるのか不透明だったことがまさかの結果に繋がることになるとは…。次回が最終回です。

(※)一端終幕

 今回はここまでです。最後まで見て頂きありがとうございます。

 ※次回は,第5章から投稿します。気になった方は,次回の連載も確認をよろしくお願いします。

 ※本記事の画像は,「いらすとや」の素材を使用しております。この場を借りて感謝申し上げます。(参考URL:https://www.irasutoya.com/)

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