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プロットでつまづいたこと

こんにちは目箒です。

私のノートって基本的に自分の思ったこととかの覚書きだったりするので、タイトルがどんなに啓蒙的にでも騙されてはいけません。
私の話しかしていません。

プロットを書かなかった子供時代

プロットを初めて書いたのは多分「帰り道の迷子たち(カクヨム)」じゃないかなと思いました。
なんでプロットを作ろうと思ったのかはさっぱり覚えていません。とにかく、これを書くまで私はプロットという物をまともに書いていませんでした。2017年って2年前じゃないか。それまでずっとノープランで書いてたわけです。
最近小説の書き方の本をちょろっと読んでるんですけど、絶対に作らないといけないというものでもないそうですね。前にここで話したBLSFサスペンスではプロットないまま15万字ゴールしましたし。

ですが、プロットを立てずに毎回長い話を終わらせていたかと言うともちろんそんなことはなく、ついこの前まで10万字を超える長編は序盤で挫折していました。

ではプロットを書けば解決するのか?

一概にもそう言えない

今まで書けなかったのはプロットがなかったからなんだ! プロットを書けば上手く行くんだ! と思いました。

そんなわけねぇ。

これさえあれば解決! なんて都合の良い手段がないのは創作も同じです。

私の場合は、

・キャラクターを固める前に話だけ固めてしまうのでキャラクターの性格が途中で当初の予想と外れた方向で決まってしまい、初期プロットとの整合性がとれなくなる。

これが一番大きかったです。

最初に組んだ話通りに進めようとすると、「この人間が目の前でこんなことされて『はいそーですか』って言うか……?」みたいな矛盾に終盤で行き当たるんですね。もう伏線も張っちゃって今更後戻りできない。

また、以前小説を見てもらったフォロワさんから、「キャラを固める前に群像劇が始まってしまう」という指摘を頂きました。

とりあえずこう言う属性! で決めたは良いけど、会話シーンを適当に書いているとその中で人格が形成されてしまい、結果後の展開とキャラの整合性がとれなくなってしまうと言う落とし穴です。

そう考えると、前述のBLSFサスペンスがプロットないまま走りきったのもちゃんと理由があって、詳しくは該当記事にあるんですが、スターシステムでキャラクターを作っていたからというのも大きかったように思います。
つまり、キャラクターの性格、行動指針を把握していたから、脳内で大筋を作る段階でキャラクターたちが納得していた、ということですね。

対策

「先に話の構成に合わせた断片的なシーンを書いてキャラを掴む」のが良いかなと思って既に始めています(※メンズラブです)。
部屋の向きまで決まっちゃうんだよなこれ。

ということで、断片的なシーンを書いてキャラを掴みつつ、キャラをその構成に馴染ませるというのが一番良い……というか私に向いているのかなと思いました。

なので私が最初に決められるのは起承転結だけなのだ。
今まで作らなかったけどいざ作るとなって最初に用意できるのがこれだけとなるとなかなか心細いな……。

とは言えやってみないことにはわからないのでこれでやってみようそうしよう。

これで上手く行かなかったら鍵はスターシステムなので全ての創作をスターシステムにするしかないね!

ということで頑張ってきます。進捗は「創作雑記まとめ」に放り込む予定なのでもし良かったら見てください。不定期更新です。

それでは今回はこの辺で。ご機嫌よう。また読んでね!

これはとても真面目な話ですが生活費と実績になります。