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MLを書いてみた結果1

関連note
書きたいBLの話をします
ML試し書き1

こんにちは目箒です。
「書きたいBLの話をします」で言っていた、「比較的高齢BL(というかMLメンズラブ)」を試しに書いてみました。

とにもかくにもね、書いてみないと始まらないですからね! こうやって何気なく頭の中にあるものをアウトプットしないと流れが滞るのでね!(気功みたいなことを言うな)

ということで上記の「ML試し書き1」にて最序盤だけちらーっと書いてみました。

構想のおさらい

ということでどんな導入にする予定だったのかを見て見ましょう。

アラフォーの男がアラフィフの男と別れてからアラサーの男と同居することになるけど一夜を共にしてしまってほにゃらら。
多分アラサーの男がアラフィフの男のちょっと遠い部下かなんかでそれで紹介されているとか言う気持ち悪い導入から始まります。
アラフォー男はアラフィフに尽くしてたのに結構あっさりめにポイされたのが悔しかったのでアラサーを籠絡してしまうとか言うそんな感じの。

我ながらなかなか気持ち悪い設定だな。

ちなみにこれの上の方の「別れた」ところから始まります。実際に本文を見てみましょう。

 訪れた別れはあまりにも唐突だった。
 与えられた家でいつも通りの一夜を過ごした翌朝のこと。
「今日で君とはおしまいになるね」
「え?」
 うとうとしながら聞いていた私はその一言で目を覚ました。シーツが体に絡んだまま。
「ど、どうして……」
「妻に勘付かれたようでね。女なら許すが男なら許さんと匂わせてきて。すまないね。君のことは本当に可愛いと思っているのに」
 当たり前のように、起き上がった私の頬を撫でる。半開きになった唇が塞がれた。最後のキスだった。

この時点でアラフィフがかなり気持ち悪いことがわかります。

 言ってしまえば私は愛人で、四十過ぎた男が好きだという五十過ぎた男の夜の相手をずっとしていた。夜に限らなかったけど。

何気なく書いていましたが割と「気持ち悪いおっさんだな」って気分になります。
昼間に突然寄って相手しろって言ってたのか……?
ていうかマジでアラフォーの仕事は何なんだ。

※前回のnote

アラフォーって何者なの?
わ、わからない……。
アラフィフに囲われてたっぽい雰囲気なので芸術家か……? とは思うんですけど芸術家って別に暇ではないんだよな。どう考えてもやってることがほぼニートなんだよな……。
いっそニートで良いのか……手切れ金を渡されてたからしばらくお金に困ってなかったとかそう言う感じでも良いのか。アラフィフがますます気持ち悪いなその路線で行こう。

こんなことも書いてありました。

余談ですが私は気持ち悪い男を書くのが好きです。

ほらお前の好きな気持ち悪い男だよ!!!! って過去の自分に見せてやりたいですね! いや書くのが好きなだけであってキャラが好きな訳ではない。

二人の人物像

ということで本文に戻ります。

 日本に何十人いるかわからないような、精力的に金を稼いでいるような男だった。だから私を一人囲うために小さいながらも二人が一夜過ごせるような一軒家を買い与えることもできたのだ。
 そういう人の妻なので、愛人そのものは認めていたようだが、どうにもそれが男となると我慢ならなかったようだ。何が駄目だったんだろう。私は少しずつ高くなる日が、窓の形をした光の形を変えていくのを眺めながらぼんやりと考えた。

ていうかこれ絶対女の愛人もいるよね。しかし愛人を何人も囲ってる人って一人当たりに均等に時間割いてるんだろうか。私だったら絶対無理。偏るか仕事で死んでる。

アラフィフ「時間は作るものだよ^^」

とか言われそうでむかつきますね。イマジナリー金持ちに馬鹿にされた……。

そんなこんなでこの家の寝室が東向きの窓であることもわかりました

そう言うことを考える記事じゃねぇよ。

何気なく書いたことでどんどん設定が決まってしまうの怖すぎるな。こうやって軽率に文章を錬成するから後で整合性に困るんだよな。錬成は計画的に。

あとアラフィフの体力って言うかバイタリティが異常ってこともわかるんですけど多分異常なんでしょうね。やりたいことが多すぎて体力つけたパターンだから絶対会員制高級ジム通ってる。
ところで会員制じゃないジムってあるんでしょうか。

そんなこんなで、
・アラフィフは体力がすごくある。
・会員制高級ジムに通っている。
・最低でも二人愛人がいた(これで一人減った)(多分もっといる)。
・すごい金持ち。
・勘の良い妻がいる。
というアラフィフの生活が見えてきました。信じられるか? こいつ本編にほとんど出てこないんだぜ?

反対にアラフォーは、
・昼にアラフィフが訪ねてきてもそのままベッドインできるくらい時間に余裕がある。
・多分この家は彼名義。
・事後にシーツにくるまって寝てる。
・一人称が「私」
・住んでいる家の寝室は窓が東向き。
さっぱり生活が見えてこない。信じられるか? こいつ主人公なんだぜ? ほんとこの人普段何してるの……? 職業愛人とかで良いのか? いや多分そう言う人もいるんだろうけどどこで出会ったんだとか職歴とかそう言うものがまったく見えてこねぇな……。

勤めてた会社が倒産してそれからアラフィフに拾われたとか……? だったらいっそ、アラフィフの会社に自分の会社が吸収合併されるどさくさで愛人にされたとかそう言うのでも良いな。こう言う金持ちってすごい対人関係に強いじゃないですか。変な魅力があるって言うか。
そういう感じで人付き合いがあまり得意ではないアラフォー、あれよあれよというまに口車に乗せられて愛人になってしまった。
どうよ。

どうよ、じゃねぇよ。

まあフィクションなので多少の非現実感には目をつぶりましょう。

あと今まで書いてませんでしたがアラフォーは超美形です。なんでモデルじゃないの……ってくらい美形ですがいかんせん性格が悪い。
この顔でアラサーも籠絡します。
性格は最悪です。多分。最悪な性格ってどんなよ。

ということでアラフィフの設定だけ固めてアラフォーの実態をどんどん遠ざけたところで今回は終了といたします。

ごきげんよう。また読んでね!

これはとても真面目な話ですが生活費と実績になります。