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旅ろく 世間は狭いものだ 和歌山県1

新宮?知らねぇなぁ。

三重県出身でありながら、熊野などほぼほぼ三重県の南部に関しては行ったことがなかった。というか、熊野から川を一個隔てたところの「新宮」は三重県だと思ってた。和歌山であることを今回初めて知った。

そうだ、参りに行こう。行ったことないとこやし

自分が住んでた県のことは知っておいたほうが良いかなと思った(自分のルーツ?を話せるようにしておきたい)のと、熊野大社(正確には熊野本宮大社ですが、いつも熊野大社て読んでた)って行ったことないなと思って、行ってみたことがあった。

目的は、熊野本宮大社、潮岬、魚、魚、魚。


とにかく魚を食べたい。
魚以外思い浮かばなかった。
でも今回の話の主なテーマは魚ではない。めっちゃ食べたけど。


調べた感じ、温泉が結構豊富らしいので温泉も目的に追加した。


熊野本宮大社へ行ってみた

新宮駅に着いてバスに乗って熊野本宮大社へ。
1時間ぐらいかけて到着した。すでにこの前に電車に数時間乗ったあとなのでまあまあ疲れている。

しかもこの日は雨が降っていた。
石の階段。すべりそうで怖い。


百何十段ある階段をのぼって、本殿についた。
八咫烏をまつっているらしい。(薄い知識)カバー写真のやつ。
雰囲気は最高でした。
森に囲まれているので、木というか森の匂い。あー、浄化される。といった感じ。

体の中のなにかを出したい人にはオススメ!


川湯温泉でまったり・・・できなうぃ!いやできる。

この日は川湯温泉で一泊することにしていた。

亀屋旅館。

めっちゃレトロ。

女将さんがお一人で切り盛りされているっぽい。

予定よりも早く着いたけどチェックイン時間内だったのでチェックインしていただいて、部屋に案内していただいた。
女将さんの話では、露天風呂が近くの川にあるらしい。

(このとき知るが、川湯温泉のウリはこの川沿いの露天風呂だった。下調べ不足ですみません。)

部屋から見えるらしいので、さっと見てみると、







風呂以外なんにもあらへん!!!写真の湯気が出てるあたり。↓

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脱衣場とか、温泉的な施設があるものではない。
川のそばに、石で囲われた領域(何なら川の水と合流しとる)があるのみ。

そこから湯気が出ておる。
これが、これこそが温泉だ!といわんばかり。
川の対岸に、めっちゃ猿がいました。山の中は動物が身近にいて新鮮。


そんでもって、温泉に入るか、夜ご飯をどうするか考えていた。(今回夜ご飯を宿泊プランにつけていなかった)
とりあえず、温泉に入ろうと思って、温泉のそばまで寄ってみた。
雨が降っていたので、脱ごうにも置くところがない。女将から着替えを入れる袋をもらったが、濡らすのもな〜と思って、うろうろしていた。


どこから来た人かわからんが、外国から来たっぽい人が車の中からめっちゃ見とる。
確かに、川に温泉やし、興味は出るけどなかなか素っ裸になって入るのは勇気がいるよね。とりあえず「見」ですよね。

そして私は意を決した。






足だけにしよう。



足だけなら、傘をさしながら、袋を持ちながらでも楽しめる。



あっつっ!!!


温泉、めちゃ熱い。

何度やねん笑

火傷する。


色々足で温度を探った結果、川の水と温泉がちょうど混ざるあたりの境界の部分がちょうどよいとわかったので、そこでしばらく佇んでいた。




ずっと、車の中から外国人カップルが、見とる。



一緒に入っても良いのに。

いや、むしろ裸で入りたいが先客(私)がいるから入りにくいのか?

そんな気持ちを察して旅館に戻った。
興味はあったが、後ろは振り返らなかった。

突然の再会 焼鳥うまい

結構いい時間になったので、夜ご飯を探そうと思って、GoogleMapsを起動した。


付近、なにもない。やっちまった。


近場で2km先の焼鳥屋さん。

とりあえず行ってみた。



GoogleMapsでお店の名前を見て、東京でお世話になったことのある方の店と一緒だなぁ〜と思っていたが、店の外にかかっていた食品管理責任者の札を見て確信した。


間違いない。



なぜに和歌山で!?
確かにどこかの情報で関西に移動されたことは知ってたが。



店に入る前から勝手にテンションが上がった。
いきなり焼鳥への期待感が膨らんだ。
東京のお店でいただいた料理、美味しかったから。



お店に入ったら、やっぱりあってた。
10年ぶりぐらいにお会いしたので顔は少し変わっている(お互い笑)が、間違いない。
そーーっと「もしかして、東京で・・・」と声をかけて確認できた。


こんな再会もあるものだ。




挨拶もそこそこに、ひたすら焼鳥をいただいた。
腹が、、、、減っておる、、、

焼鳥、うます!
なんというか、焼き加減がいいんですよね。どの種類も一番好きな焼き加減。個人的にモツ系が好き。
熱いけどパサパサには決してしない。ジューシーな感じのこころ、キモとか。
出していただいて一瞬で口に入れたので、写真を撮る暇もなかった。

この方のお店の特徴は、ビールの入れ方がなんといってもうまい。
細かい泡がビールの上に置かれて、表面がつるーーんとしている。
飲んでも旨さたっぷり。
飲んだあとのグラスにはきれいにエンジェルリングができている。


おでんもされてて、味しみしみでうますだった。

和歌山の南の方を巡っていることをお伝えすると、いくつかおすすめスポットを教えていただいたのですぐGoogleMapsにピン立てして、旅行先に入れた。

旅館へ帰るのに、雨の中を2kmまた歩くのしんどいなと思ってたら、お店の方に送っていただけてめちゃ嬉しかった。

載せてよいかわからないので、今回お店の情報は載せてないですが、近辺の飲食店が少ないのですぐわかってしまいます笑



その後の旅館の風呂は、気持ちよかった気がする。
ちなみに、旅館の朝ごはんが美味しかった。ご飯4杯いってしまった。

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いざ、本州最南端へ

相変わらずの雨の中、串本駅に到着し、コミュニティバスに乗り潮岬観光センターへ向かった。

この近辺、めっちゃカツオ推し。
ごまダレ漬けをご飯に乗せて、出汁、最後に卵で食べるなんちゃらまぶし的な3段階の食べ方をしました。結構うまい。最後が玉子っていうの初めて。

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潮岬に到着して大雨の中、荒れた太平洋と碑を見たあと、観光センター横の潮岬が舞台になった映画の特集をした部屋を訪問した。

どうやらトルコの外交船を昔救助したことがあるらしく、そういったつながりでトルコの人には親日派が多いそうな。
私個人の日本人としてもトルコの人に全然悪感情ないでな。

夕方になって雨も上がって、空を見ると、夕焼けがきれいだった。

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潮岬の話、以上。

滝 魚 ウイスキー

朝から紀伊勝浦に移動し、那智の滝を見に行った。

なかなかの落差と水しぶきについつい「おぉぉーー、、」っと声をあげたほどだった。打たれたら痛そうだな。

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隣(といっても20分ぐらい歩く)の熊野那智大社に行ったら、やることがなくなったので紀伊勝浦に戻ってぶらぶら。


マグロがあるらしいとの情報を見て、マグロ丼のお店へ。
大トロ丼をいただきました。
ぎっしゅ。あぶらぎっしゅ。しつこさがない!サラッといきますね。
さすが魚。

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駅に戻って、レンタサイクルを借りた。だいたい旅行のときはレンタサイクルを借りるようにしている。


夜になって先日教えていただいたバーに行った。

紀伊勝浦のなにか地方を思わせる感じから一転、ガチの都会のオーセンティックバーで、一瞬で空気が変わった。でも、マスターの雰囲気はめっちゃやわらか。

バーでしか見ないレベルの色々な蒸溜所のウイスキーもあり、果物を使ったおしゃれカクテルもあり、空間も落ち着いていて、とても居心地良かった。

そんな気持ち良い夜を過ごした後、次の日に帰途についた。


今回行ったけど話に挙げてなかったところ

神倉神社 雨の日に行った。不揃いのつるつるの急な石の階段?とよべるものではない、マジで危険。晴れで体調が良い日推奨。

おわせ市場おとと 魚をいっぱい食べられる。海鮮丼といくつか魚のお惣菜をいただいた。魚の街っぽい感じ。

にぎわい市場 朝ごはんを食べられる。刺身の定食のお店もある。8時から開いててよい。市場(というか飲食店街)の前に足湯があるので、早めに行って足湯に浸かって待ち時間を過ごすのがよい。

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太地町 レンタサイクルで行ったらまあまあ遠かった。時間があれば、車で寄るのが良いですね。クジラ博物館?は、入るには時間がなかったのと、値段が高いと感じたので寄るのはやめておきました。

全体を通じて感じたこと

レンタサイクルよい 一気に行動範囲が広がるので、電車で行くのであれば、その先の足として便利。

電車・バスの時間に気をつける 1本遅れると1,2時間かわるので、

Paypayめちゃ使える 和歌山では、Paypayが結構普及してた。バスでも使える!Suicaみたいにかざしてピッ。ではないので、乗ってからPaypayを使う場合は、事前にバーコード読み取り画面を開いておくとよい。後でなんとかしようとすると、降りるときにモタモタして後ろの人をいらつかせてしまう。(和歌山のバスはバスターミナルで事前に切符を買うか、乗って目的地に着いたらお金を払うかどちらか。)

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