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資料集めも一苦労

こんばんは。今日は研究のことです。

資料を探していて、自分の大学にないものを取り寄せる、という作業が必要になることがあります。これは基本的に大学院生なら私費です。それなりの金額を払います。私の場合専門が戦後の児童文学なので、自大学には結構ないものも多くて。英語の原著の最初の版とか、結構マイナーな学術書(英語)とか、探すのも一苦労です。CiNii Researchで検索をかけてもうまくヒットしないこともあるしGaleやJSTORでもダメだと頭を抱えます。あと参考文献から次の本を探すのにも文献表が適当なところもあって、困るわけです。

そうやってなんとか探し出して、取り寄せや文献複写を依頼するのですが、これも結構大変です。今でこそデータベースから取り寄せフォームに飛べるので多少簡便ですが、色々取り寄せにも条件があるわけです。代表的なのは館外持ち出し禁止で受け取りを決めた図書館の中でしかみることができないという条件付きで貸し出される資料です。今回それを2連続で引き当てて悲しい思いをしていました。しかも館外持ち出し可能の資料と館内閲覧のみの資料とで取り寄せ金額は変わらないという始末。その大学に行かなくても見られるという点でとてもありがたいのだけれど虚無感がすごいです。

今後そういう作業を延々と繰り返すことになるんだろうなという気持ちです。もちろん今までもやっていましたが、今までは大体が自分の大学にある、利用しやすい資料でした。それがだんだん利用しにくい資料へと触手が伸びていっているわけですね。なのでお金も使うようになるし、なかなか大変です。

これからまた資料の入っている雑誌がどこにあるのかを探す→取り寄せや複写依頼ができるか確認する→申し込む→受け取ってお金を払う→利用する、を延々繰り返すことになると思います。お金も労力もたくさん使うけれど、自分の研究のためなので頑張ります。

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