今日の私は、ちょっとしんどくなったときに
11,236日目
子供のころから癖になってしまった思考を変えることは難しい。
知識を身に着け、経験を積み、上へ上へと昇っていくこと、が私にはしみついている。
強みでもあり、弱みでもある。
そうやって努力してきたし、新しい経験を身に着けてきたことで得たものはたくさんある。でも、何かをしていないと価値がないのでは、と思ってしまうことにもつながっている。
正直ちょっとしんどいこと多数。
何かをしている人の姿はかっこいいけれど、私が生きる価値は何かをすることによってしか産むことができないのだろうか?
オーストリアの心理学者・精神科医のViktor Franklは人生の意味を3つに分けて考えているという。
その中の「態度価値」は振る舞いに関するものだという。
苦しい時/逆境に置かれたときの振る舞い(態度)が中心となっているものの、自分の今の状況がどんなものであれ、その状況に対して自分の態度は選べるという広めの解釈が私の心を少し軽くしてくれる。
何かを提供したり、体験したりすることだけが生きる意味ではないとしたら…
日常をどういう態度で日々を過ごしていきたいのか?
笑顔でいたい、感謝をしたい、穏やかに過ごしたい、寛容に受け止めたい…
当たり前だけれど、継続が難しいことにたどり着く。
何かをしなくちゃいけない、価値を誰かに提供しなくてはいけない、という思考で自分が苦しくなったときに思い出すようにしている。
どう振舞いたいか?を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?