今日の私は、行きつけの居酒屋で対話する
10,529日目
半年ぶりに私のサードホーム、行きつけの焼き鳥やさんに行ってきた。
そこは、カウンターだけの店。店主が常連客の間をつなげながら、新客をおもしろおかしくもてなす。
肩書があったとしても、みんなが(とうちゃんと呼ばれる)店主の子分として平等でいられる。だから、客同士で和気あいあいと話せる。
昨日、初めてじっくりお話した二人。
夫婦で来られていた40代専業主婦Nさん。そして、世界を行脚して働く30代独身男性Kさん。
楽しいが一番
お店の雰囲気とお酒が初対面や顔見知りでも、深い話ができる。
主婦のNさんは、夫婦二人の生活にとても満足しているけれど、これからひとまず70歳までの人生を考えた時に仕事を…と考え始めたという。
結婚前までは一般事務をしていたが、合わずつらかったらしい。結婚を区切りに仕事を辞められたことも心理的に助けられたと話していた。
今、改めて仕事を探している中で大事にしていることは、「シンプルに楽しい」ことだと言う。
”自分が楽しいと思えることをいくつか仕事にして試してみようかと思う。楽しいが続けるには一番。”
自分のために
Kさんは世界の海を航海しながら、情報収集と解析をするお仕事みたい。
同僚やプロジェクトメンバーと1,2か月の船の上の共同生活をし、陸上でまたしばらく働いて、また航海するという生活。
話を聞いていると、職人レベルの技術が各部署・分野にあるらしく、自分はまだどこを目指していけばよいのか、を探索中とのこと。
先輩方が追いつけないほどのレベルだから、6年ほどキャリアを積んだものの自分のできない穴に気が付くことが多く、最近は仕事を楽しめないと。
”入社時は、世界のために、と思っていたし、それが正論だと思うけれど、最近は自分のために仕事をする、ってどういうことか考えているんですよね。”
まとめ
二人の仕事に関する考え方を聞きながら、きっと多くの人が「生きることと仕事をすること」について自問自答を繰り返しているんだなーと改めて感じた。
かく言う私だって、正解を見つけているわけではない。
自問自答で煮詰まってしまったら、対話を通して自身の感情に気が付くコーチングは一つの手段として検討してみてほしいな、と思いつつ。
二日酔いのため、寝て過ごした今日。
読んでみて
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