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生き方

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ふとした日常から「生き方」について考えた軌跡。
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2020年11月の記事一覧

ロイヤルミルクティさんの一生

これは、ロイヤルミルクティさんのお話です。 彼女は、2つ上の兄と4つ下の弟の兄弟とともに育ちました。 少し先を行く兄を見習って育った彼女は、小さい頃から「しっかりしているね」「偉いね」と言われてきました。弟の世話も大好きでお姉さんとして振舞ってきました。 彼女は周りの大人に褒められるのがうれしくて、無意識のうちに大人が喜びそうな振舞いをしていました。 幼稚園の頃から、「大人になったら医者になる」と祖父母や親戚が笑顔になるセリフを声に出していましたし、お遊戯の練習でも周

今日の私は、エッグトーストから思い出す

10,556日目 コメダ珈琲のエッグトーストを食べた。 いわゆるたまごサンド。 マヨネーズたっぷり、ちょこっとレタスがみずみずしくて、くどすぎない。 噛ると、たまごが溢れ出してきて、ちょっとずつついばんだり、吸い込んだりしながら食べる。 贅沢だった。 おばあちゃんの味なぜか亡くなったおばあちゃんを思い出した。 おばあちゃんの作るポテトサラダと記憶が繋がったのだと思う。 じゃがいもとゆで卵にマヨネーズたっぷり。塩揉みした薄切りのきゅうりとたまねぎが入って、からし

今日の私は、パートナーシップの見方を変えてみる

10,552日目 先日も書いていたパートナーシップについて、少しアップデートがあったので記録しておきたいと思う。 コーチングのクライアント体験でもある。 パートナーシップをいろんな視点で見てみよう、とコーチと共に探求してみた。 現状 変わっていくもの、だという視点にいた。 それが居心地の悪い場所ではない。うん、たしかにそういうものだ、という感覚。頭で考えてわかっていること。 視点1:食器 そこに食器棚があるんだけど、ほっこにとって理想の食器棚ってどんなイメージ?

今日の私は、パートナーシップは変わっていくものだと思う

10,549日目 飽き性で変化が好きな性格。 新しいこと好きで日常に刺激を求めたくなる。 どちらかというと”能動的” ”積極的”。 それなのにどうしてだか、パートナーシップにおいては”受動的” ”消極的”になりすぎてしまう一面があることを、友人を通して気が付いた。 出会い~パートナーシップを通して、私にどんな癖があるのか内省してみようかな。頭で考えるものではないのかもしれないけれど、考えてしまうのだから仕方ない。 第一フェーズ(知る) 老若男女問わず、出会いはある

今日の私は、幸せの体感に向かう

10,547日目 この間会った友人が、「私は今の段階ですごく満ち足りている、幸せだって気が付いた」と言っていた。 なぜだか、ズドンと衝撃がきた。 私は? 即答できなかった。 学生の頃は、毎日が楽しくて「むっちゃ幸せ!!」って思っていた覚えがある。 帰国子女の知り合いは事あるごとに「私ほど幸せな人はいないと思う!」と話していた。私は、そんな風にみんなの前で言うことはできなかったけれど、心の中で「私も負けてない」って思っていた。 しばらく考えて、冷静な頭では「幸せだ」

今日の私は、後悔しない生き方を考えた

10,545日目 秋晴れの空の下を歩きながら思ったこと。 手作り弁当500円 テレワークの続く私は、気分転換も兼ねて歩いて7分くらいのコンビニへ散歩することがある。 家からコンビニまでの道は古くからの住宅街で、のれんのある定食屋さんや(昼なので開いていないけれど)赤ちょうちんの居酒屋さんがふと現れるような下町。 朝6時台に歩いていたある日。 人の気配がしてふと横を見ると、「手作り弁当 500円」という小さな看板とお弁当のメニュー写真の飾られたディスプレイがあった。そ