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「肩に悪魔が乗っている」とは。

詳しいことは省くけれど、わたしはキリスト教で、この宗教の考え方は小さい頃から根付いている。

ところがそんなわたしは実は心穏やかでなく、心やすい関係の相手に対しては、非常に激昂しやすい性格だ。そりゃあもうすぐ怒る、ものすごく怒る。
吉祥寺の占いに行った時も、「羊刃」という過激になりやすい強烈な星がいるから注意するように、と言われたほどだ。(宗教関係なくわたしは占いとか診断ものが好きだし、すぐに忘れる。)


ある日母に言われたことがある。

なぜメーコはそんなにも怒ってしまうのか。「怒る」ということは心に悪魔がいることだから良くない。あなたの肩に天使ではなく悪魔がいるということだよ。

フランスの「ペギー・スー」シリーズは、見えざる者(お化け)と戦うファンタジー小説だけど、人間が犯罪や事故を起こすのはこれらが人間を操作しているからという設定で、まさに「肩に乗っている」ことになる。


やはり肩に載せるなら天使の方が良かろうと、わたしは少し反省した。 自制が利かず他の者がわたしを操作している感じも、そこそこ不愉快だと思った。
しかし、それでいてバンドで「お地獄百景」なんて曲も作ってしまっている。
これはそういうのとは違う、そういう意味でのアレではない。そっちのアレじゃない。
肩に乗っている話を思い出すたびにわたしは言い訳をする。


また怒ってしまった、機嫌を悪くしてしまった今日。肩を数回払って、天使がわたしを応援してくれるように頼んだ。

#悪魔 #天使 #肩 #ペギースー #エッセイ #怒る

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