オリーブの木を見て思う

1ヶ月前にオリーブの木をお迎えした。昔から母がオリーブの木っていいよねって言うから、なんとなくオリーブっていいんだ。と思っていたけど、正直、自分が育てることはないと思ってた。それなのに、偶然見かけたオリーブの苗を、育てたいと思った。

オリーブとは…

オリーブの木を買うのは初めてだから育て方も分からず、お店の人に聞く。

・乾燥に強い　日当たり風通しの良いとこで

・湿気に弱いから水のやり過ぎに注意

・実の収穫には別の種類のオリーブが必要

3つ目の注意を聞いた時に驚いた。オリーブって同じ種類のオリーブの花粉を受粉しても実がなりづらいらしい。実を収穫したかったわけじゃないから、まあ一本でいいかと思い、苗を選ぶ。この子が良い。怪しい人と思われないように、心の中で、うちに来ますか？と問いかけてみる。まあ当然答えは返ってこないんだけど。

寂しがり屋

そこでふと思った。このままこの子を迎えたら、この子はずっと寂しいかもしれない。実をつけるには相手が必要。実に人間味のある子だ。寂しがり屋だ。そう思い、完全に予算オーバーだったが、私基準のイケメンな相手の苗を選んだ。2人で仲良く穏やかにやってほしい。

並べた２つの苗に、もう一回問いかけた。

一緒にうちに来ますか？

やっぱり答えはないけれど、私は神父のような気持ちで、2人に問いかけたのだった。

私の生活を彩ってくれる2人の姿を時々noteに書いていきたいと思う。