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百田夏菜子は純白シンデレラ


初ライブをリーダーに捧げた経緯

学生時代の推し活はももクロChanとももクロくらぶを聴くだけ。
約7年間の我慢の末、ライブ参戦ができるようになった。

百田さんのソロコンに運命的な出会いをするまで
思い返すと数々の出来事があった。


①13周年記念ライブ当選
初参戦が決まった。
初めて行くのに限定ライブって大丈夫かな…
いや、チケットが当たったんだから思い切り楽しもう!

②13周年記念ライブの延期
残念だけど…それなら初参戦はきっと夏ライブかな?

③夏ライブ開催発表
ワニシャンのために扇子用意しなきゃ!
どんなライブになるんだろ。
ココナツみんなで踊るの楽しみ〜
両日取れるといいな!

④百田夏菜子ソロコン開催発表
まっじで!!??本気!?
全モノノフが大歓喜のサプライズ仕掛けてくるなんて
さすが夏菜子ちゃんだよ〜!
ええええ!!!!たまアリ!!??2Days!!??
軽々しく凄い事言ってません?
赤いノフたちで溢れかえるたまアリを想像するだけで泣けてくる。

⑤夏ライブ両日当選
楽しみが増えすぎだ〜!砂かぶりは諦めて指定席だけ狙ったからかな。
もっと余裕があれば砂かぶり即決だったんだけどな。
いまさらだけどハンモック席も気になるな…

⑥夏ライブの延期
焦らずゆっくりだよ、体調が最優先だから。無理だけはしちゃダメ!
万全の体調に戻ってから「あーりんふっかーつ!」を聞かせてね。

⑦明治座当選
初日も千秋楽も取りたかったけど真ん中辺りの平日しか取れなかった。
噂では聞いていたけど本当に狭き門でした。平日しか勝たんです。

⑧夏ライブの中止
辛いけどしょうがないね。チームももクロの決断を尊重します。

⑨明治座の延期
一般販売が延期になったから心の準備はできていたものの、やはり悲しい。
玉井座長を必ずこの目で見たいのでずっとお待ちしていますよ!

⑩ソロコンサート2日目当選
やっとやっと会えるのね、ここまで長かったなぁ…
渚のラララと太陽とえくぼは聴けるのかな
真っ赤に染まる会場が早く見たい!!!


このように偶然がいくつも重なってモノノフ人生の初ライブは
夏菜子ちゃんのソロコンサートになった。

他推しが参戦していいのか問題について議論されている中、
タマノフの私も正直応募を躊躇った。
とはいえ、ベースは箱推しである以上百田さんの勇姿を見届けたい。
そんな思いでスタンド席を頼んだ。


事前準備

1つだけ問題があった。参戦服を持っていない!
せっかくのソロコンなのだからTシャツは絶対に欲しい。

いや、待てよ。笑成神祭のあのイラストで
埋め尽くされたTシャツだったらどうしよう。

…まあ、それはそれでいいかもな。

どんなテイストなのかも分からないままグッズ発表を待っていた。


そして、ふんどしのグッズ紹介(…これモノノフにしか伝わらないな)
次々に出てくる可愛いグッズに衝撃を受ける。


なにこれ…ももクロのグッズが可愛い…だと!?
過去一の可愛さな気がする(自分調べ)

かなっこうクロックにも手が伸びかけたけど、
結局Tシャツのみ注文。
かなっこうも買えば良かったなと後悔してる…

だんだん開催日に近づき、発券期間がやってきた。

たしか2時?に発券開始だった気がする。
管理番号だしゆっくりでもよかったけれど、
そわそわして授業どころじゃなくなるので、
待ちきれず2時ジャストにコンビニに駆け込む。そして発券。

入場時間の案内が届く、私の番号は一番早い入場グループだった。
百田さんと同じ空間に居れるだけで嬉しいのでどの席でも良いのですが、
肉眼で確認できる程度に近ければいいなと願う。


ソロコンサート当日

生まれて初めてさいたま新都心で降りた。
たまアリまでの道は知らなかったけど、
赤い道が続いていたて、マップを開かなくてもたどり着けた。

たまアリに着くなりすぐにチケットを発券。

200レベルって何だろう。
近くの表示を見て理解した。階数によってレベルが変わるらしい。
200レベルは2階、300レベルは3階ってことね、なるほど。
ステージの形が分からないからなんとも言えないな。

扉の前で待機していると
ライブスタッフから入場の案内がされ、扉が開いた。

おおおお!!!!

スモークと音がすごい!
モニターでっか!
中央ステージだ!丸い!

私は人生で一度もライブに行ったことがなく、
見るもの全てが初めてで圧倒されていた。

席を確認すると、入った扉から少し下がったところにある列だった。
これがとにかく嬉しかった。
「え!前に行っていいんですか!わあ、ありがとうございます〜!」
という気持ちになる。

席に無事辿り着き、ステージをゆっくり眺める。

ど真ん中にまん丸いステージを作るとは…
ノフに対し平等に愛をお届けする夏菜子ちゃんの気遣い。
スタンドでも十分近い。さすがTalk With Meだね。
自らパノラマ地獄を作って招き入れるなんて夏菜子ちゃん激つよですね。

音、スモーク、ステージに映る月、白いおばけ?など
統一された雰囲気が良かった。
たまアリの空間だけ異世界に飛ばされたかと思った。
夏菜子ちゃんの世界に迷い込んだみたいな。

アリーナ席は全身赤装備多め、スタンド席は控えめ赤装備多め。
スタンドが落ち着いた色っぽく感じたのは
グッズTシャツが白黒の2色展開だったからかな?と。

だんだん席が埋まって会場がサイリウムでさらに赤くなる。


カチ、カチ、カチ、カチ、…

きた〜!!!!!


開演

時計の演出大好き。
静かな会場に時計のカチカチ音だけが響いて鐘が鳴って
気がついたら天使がステージに舞い降りてましたわ。
かなちゃあああん!!!美しいよ〜!!


1. 魂のたべもの
これがライブか…
DVDでは味わえない臨場感、音圧。
ライブの魅力が一瞬にして分かった。

生で夏菜子ちゃんの声が聴けた嬉しさに浸る暇なく
最初からとんでもない強さで心掴まれてしまった。
夏菜子ちゃんの声はラジオでも番組でもずっと聞いてきたけど
実際生で聴くとビビるほど可愛い。それでもって力強い。
継続は力なりってその通りだな。

衣装について、
一言で表すと白いワンピースなんだけどこだわり抜かれた感がある。
袖がほわんって風船みたいになっていて
腰より上の位置からボリュームのある形のワンピース。
ガチで人間界に迷い込んだ天使(=百田さん)だった。

2. D'の純情
サイリウムを振る楽しさを知ってしまった瞬間。
音楽に合わせて各自好きなように振る場所もありつつ、
動きが一斉に揃う瞬間が大好きでした。
『好きなことは苦しくたって』からのとこ。
夏菜子ちゃんに会えて嬉しいよって言われる世界線…

3. キミノアト
百田さんのキミノアト良すぎる。
ももクロはバラードこそ至高、これに尽きるんですよ。
年齢を重ねて、歌も上手くなって、
背伸びした曲がぴったり合うようになるというか、
曲が年々進化していくのが最高ですね。

4. 太陽とえくぼ
きたああ!!!

Smiling sun with your love.
Sweetest love with your smile.

(貴方の愛で微笑む太陽。)
(貴方の笑顔で甘い愛を。)

翻訳サイトのお力を借りましたが、素敵な歌詞よね。このパートらぶい。

アレンジ
ここまでお洒落に寄せることもできるのか。音楽ってすごい。

5. 愛・おぼえていますか
本広監督が提案してくれたという曲。
原曲は1984年に発売されたみたい。
ライブ当日は気付かなかったけど、
後から調べてみると歌詞が語りかけてるようで優しい。
夏菜子ちゃんの雰囲気にぴったりだった。
30年以上前の曲とこうして出会えたのは本広監督のおかげだし、
改めて繋がりって素敵だなと感じる。

6. それぞれのミライ
泣いちゃうよね、色々思い出して。
当時の葛藤とか感情を嫌でも想像しちゃう。
今だから、そんなこともあったよねで思い出になるけど、
あの時は本当にどうなるのか分からなかったから…。
乗り越えられて本当に良かった。

そして裸足。足の先までお美しい…

7. 夢の浮世に咲いてみな
ライトを操る百田さんがかっこよくて惚れた。
この曲久々に聴いたので、うわ〜懐かしい〜!の気持ちでいっぱいでした。
ノフさんのサイリウムの振り方を横目で見ながら必死についていく。

8. リバイバル
ダンスがすごいのは昔からなんですが、全力!を大事にしていた気がする。
大人になるにつれ最近のダンスは表現というか、
踊ることや伝えることがとにかく楽しい、そんなふうに感じましたね。

9. 強がり
思い返すだけで泣いてしまう。
個人的に1番ぶっ刺さりました。
ライブの感想からはみ出してしまいますが、
ももいろ歌合戦の強がりも最高でしたね。
再び聴けるなんて思っていなかったのでテンション上がりましたわ。

10. The show
好きです。ゆったりな曲調でとても可愛い。
ナタリーさんが素敵な写真を撮っていて(傘の写真)
とびきりの笑顔の夏菜子ちゃんに後光が差していた。

11. 赤い幻夜
百田さんの弾き語りを聴けるなんて贅沢すぎる。
緊張しているはずなのに、余裕すら感じる無敵な夏菜子ちゃん。
シェノンっぽい衣装なんだけどちょっと違う。

一着目もかなりの天使感だったけどこの衣装の天使感も半端ない。
動くたびにキラッキラ光っていた。
あと袖の形が天才。
袖はこの素材でこの形にしようって決めた方に直接感謝を伝えたい。

12. タキシード・ミラージュ
夏菜子ちゃんの可愛い歌声の過剰摂取で溶けそうだった、危ない。
演奏終了後、夏菜子ちゃんの緊張しました〜で
会場にいるノフは全員顔面が緩んだであろう。

13. ひかり
毎日静岡から通ってたってすごいことだなと。
頑張ってたんだね、夏菜子ちゃんはすごいよ、ほんとにすごい。

私達なら できる気がして 夢の中追いかける

だんだんと自信をつけている過程がみえてくる歌詞だった。

14. 白金の夜明け

数年前の記憶が蘇って、泣いて、心が浄化された。
というのも学生時代、頭の中でずっと流れていたフレーズがあって

僕の心が今 どんなに地獄でも 僕のまわりの世界は今日も 普通の一日…

当時の私はめちゃくちゃに刺さっていた。
酷く心に傷を負った時期があって、
そんな時にこの曲がどれだけ自分を救ったか…。

アンコール
へいへいのアンコールチュア
1人ど真ん中で輝いててかっこよかった、惚れた。

夏菜子ちゃん登場!
個人的な好みになりますが、アンコール明けの衣装が一番好きでした。
短パンにチュールスカートは最強なんですよ…。

15. イマジネーション
すくってごらんの連弾シーンが思い浮かんだ。
生駒吉乃さんも夏菜子ちゃんもどっちも楽しそうだったけど、
イマジネーションの夏菜子ちゃんはいたずらっ子みたいな。
さいっこうでした。

16. わかってるのに
彼氏ができたのでは?とざわついたのも頷ける。
そのくらい百田さんの表情、声が良かった。

毎日見てきたはずなのにいつの間にか大人になっていた。
と思えば、昔から変わらない無邪気さも健在で…
これが百田さんの魅力なんだよなぁ!

17. 渚のラララ
ディズニーのパレードみたい。最後の曲にぴったりだよね。
みんなで並んで行進みたいになって一緒に踊って…
本当に夢の国だったなぁ。

最後に

百田さんは儚さと力強さを兼ね揃えた存在。
終始でっかいスクリーンに映る百田さんに見惚れていました。
ももクロChanで見ていた天然丸出し夏菜子ちゃんと
本当に同一人物なのか疑うほど表現者に全振りした姿で
約2時間半に渡り圧倒されました。
細い手足で優雅に舞う夏菜子ちゃん。
コールがあったらあったで感じ方は変わったのかもしれないけれど、
夏菜子ちゃんのソロコンはコール禁止が合っていたというか、
じっくり聴くコンサートが合っていた気がしますね。


そして最後のあいさつ
「ももいろクローバーZの百田夏菜子でした」
これなんですよ。

今回の衣装は白や黒で統一されていて赤い衣装が無かった。
ももクロから離れて、ソロアーティストとしての「百田夏菜子」に
なってしまったのかなと、ちょっと不安になったり。
ただ、最後の言葉から伝わってくるももクロへの愛。
いつまでも、ももクロを想ってくれているんだなと。

ももクロになってくれてありがとう。
ももクロを続けてくれてありがとう。

多幸感に満ち溢れたままシンデレラタイムが終わりました。
夏菜子ちゃん!最高のコンサートをありがとう!




AEのフォトリポートも更新されましたね!
隅々まで読んで、写真も堪能して、また余韻に浸ろうと思います。


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